5歳さん嫁非公認コラム Episode:52「僕のポジティブカウンセリング」

2019/08/13 UPDATE

ちょっと奇抜な奥さまと元気な息子さん達とのユーモラスなエピソードが大人気!ツイッター界随一の恐(愛)妻家5歳(嫁公認アカウント)さんのコラム!

いつも前向き、ポジティブ全開!!の5歳さんが最近始めたカウンセリングのお話。
カウンセラーの5歳さん、想像できません…!?

第1章 テレフォンカウンセリング始めました

4月からテレフォンカウンセリングというものをやっています。月に1回、会員の方とお話をして人生相談に乗るというものです。カウンセリングと言っても、僕は特別な勉強をしたり訓練を受けたりしているわけでもないので、ちょっとした聞き役になってみたり、逆に最近あった面白い話をしたりしています。悩みの種類は多岐に渡り、恋愛、仕事、過去の古傷、未来への不安。。。本当に色々です。

僕の性格は超絶ポジティブで、悩みなんかも一晩寝れば忘れちゃうくらいあんまり深く考えないタイプなんですが、「こんな僕にカウンセリングなんてできるのだろか?」と最初は思っていました。
世の中には、人の痛みに寄り添える「カウンセリングに向いている人柄」というものがあると思います。今まで「この人には全てを包み込むような優しさがあるな」と感じた人が何人かいました。雰囲気に滲み出ているんですよね。それこそ、カウンセリングを生業としている人もいましたが、その人の過去を聞いてみると、大きな挫折や悲しみを乗り越えた人が多かったんです。本当の悲しみを知っているからこそ、人の心に寄り添えるのでしょう。「傷ついた人ほど優しくなれる」っていう言葉がありますが、これは本当だなとしみじみと思います。
そんな、色んなことを乗り越えてきた人の優しさに尊敬の念と憧れを抱いているのですが、僕は今まで、幸運にも心が挫かれるような経験をしてきませんでした。長男として生まれ、両親から愛情たっぷりに育てられて、周りの人にも可愛がられて生きてきました。大きな挫折もない、まさに太陽だけを浴びてきたような人生を送ってきたわけです。逆に、気をつけていないと陽キャラが過ぎると思われるので、「陽」が出過ぎないように注意しているくらいです。高校時代の親友には「ポジティブも過ぎるとただのアホになるから気をつけろよ」と言われ、今でも胸に刻み込んでいます。ポジティブ陽キャも、色々気をつけて生きているのです。

僕みたいなキャラでも人の悩みに寄り添えるものか…と心配しながら始めたテレフォンカウンセリングでしたが、意外と好評で、今では毎月楽しみにしてくれている人もいます。結果から言っちゃえば、ポジティブ陽キャでもカウンセリングできるみたいです。

第2章 ポジティブカウンセリングでわかること

ポジティブカウンセラーとして活動してみてわかったことを書いてみます。

①ポジティブ陽キャと話していると悩んでいるのが馬鹿馬鹿しくなってくる。

これはめっちゃあると思います。カウンセリングというのはアドバイスと違って、解決策を提示しない事だったりします。そして、傾聴。つまり、聞き役になるのが大切らしいのですが、僕はお喋りが好きなのでめっちゃ話します。基本的に人を笑わせるような話が好きなので、最近あったアホな話と失敗話をします。
僕の勝手な統計ですが、悩む人って、賢くて、記憶力が良くて、恥をかくのを必要以上に恐れている人が多いと思うんですよね。
僕には「賢い」「記憶力」「恥をかくの怖い」の要素がマジで無いんです。自分でも大人としてどうかと思うんですが、なるべく「バカ」な方へ、都合の悪い事は「忘れて」、そして「恥ずかしい」って感情が薄い、なんなら恥をかいて笑いを取れたらおいしいとさえ思っているので、悩む要素があんまりないんですよね。僕は相談者にアドバイスはしないし、できもしないので、賢くない話をたくさんします。そうすると、
「なんか自分の悩みがどうでもよくなってきました」と相談者は言ってくれます。

「計画通り!!」

僕の心の中の夜神月がそう呟きます。
ポジティブ野郎の生産性のないアホな話は、悩んでいる人の気持ちを少しだけ楽にさせるのです。今までアホに生きてきた甲斐があります。これからも、人の悩みが吹き飛ぶくらいの恥を積極的にかいていきたい。

②悩む人は悩むのが好き

ポジティブ陽キャがパーティー好きなように、実は悩める人は悩むのが好きなんじゃないかという事に気付いた俺です。これを聞くと「いや、私は真剣に悩んでいる!」と思う人もいると思います。そんな人には「ごめんなさい」と言いたいのだけど、ちょっとだけ「私は悩むのが好きなのか?」と自問してみてください。
「人は考える葦」と昔の哲学者は言ったし、悩む事や考える事に生きている実感が湧いてくるっていうのはあると思うんですよね。もちろん、僕みたいなキャラの人間でさえ「それは大変ですね、悩みますよね」って共感せざるを得ないような深刻な悩みはあります。しかし、僕の所にくるレベルの悩みの大半は「それってそんなに悩むほどかな?」って思うものなんですよ。でも、悩むのが楽しそうだなと僕は思うので、「それでそれで??」と割と前のめりで聞きます。僕も僕で、人の悩みを楽しんで聞いているんです。こう書くとめっちゃ性格悪いヤツみたいですが、そもそも僕自身も苦しい状況に陥ると「これは面白くなってきたぜ!」と面白がっちゃうんです。自分が追い詰められても人生のスパイスとして楽しんでいるので、許してください。人の不幸は蜜の味とは思ってないです。
でも、こうやって考えると、悩んでいるのも悪い事じゃないのかなと僕は思います。悩むって楽しい。
この間、相談者の方といつものように話していました。その方はいつも悩んでいるので「悩むの好きですね」と僕が言ったら「そうなんですよ、私悩むのが好きなんですよ!」と笑いながら言っていました。普通なら完全にカウンセラー失格レベルの発言だと思うんですけどね。相談者の方の心が広くてよかったです。

ポジティブカウンセリングは相談者の広い心によって支持を得ているわけですが、これからも続けていきたいと思っています。

投稿者名

5歳

34歳。嫁と息子2人。
嫁は可愛くて、恐ろしい。
息子達は可愛いくて、可愛い。
そんな4人家族の半径15mの生活。
嫁が快適に生活出来る事を一番に考えながら今日も僕は働いて、そして書く。
普段僕の話を聞いてくれる人はいないので皆さんが聞いて下さい。よろしくお願いします。
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