5歳さん嫁非公認コラム Episode:54「5歳から始める”楽しみ方”の英才教育」

2019/09/09 UPDATE

ちょっと奇抜な奥さまと元気な息子さん達とのユーモラスなエピソードが大人気!ツイッター界随一の恐(愛)妻家5歳(嫁公認アカウント)さんのコラム!

5歳さんが子供達に伝えたい「勉強よりも大切なこと」とは?

第1章 勉強も大切だけど…

子育てをしていく上で、子供に絶対に教えていきたいものがある。もちろん、学校の勉強を見てあげたりもするけど、それよりも息子たちに父親として伝えたいことがある。
それは、人生の楽しみ方です。

僕は小さい頃からアニメが好きで、大人になった今でも、深夜に放映されているアニメをほとんど録画してチェックしています。最近のアニメは割と大人向けに作られていて、大体深夜の子供が寝ているような時間帯にやっていることが多いんですよね。そんな僕を間近で見ていた息子たちも、今では僕の横に座り、テレビの前で親子揃ってアニメ鑑賞です。
春夏秋冬と季節ごとに新しいアニメが始まるわけですが、僕は自分が好きなアニメはもちろん、息子たちと一緒に楽しめそうなアニメを探して一緒に観ています。僕一人で観るよりもアニメの時間を親子で楽しめる方が、団欒にもなるし一石二鳥というわけです。

第2章 “面白い”以上の学び

そんな息子たちが、今期放映されている『鬼●の刃』というアニメにどっぷりとハマっています。

鬼に家族を殺された主人公が、刀を手に取り鬼を殲滅(せんめつ)するというストーリーなのですが、今年放映されたアニメの中でもぶっちぎりで面白いんです。土曜の深夜に放映されているんですけど、日曜日の朝はアニメをいち早く観たい息子たちがめちゃくちゃ早起きして、録画したそのアニメを観ています。
そんな息子たちがアニメにハマってしばらく経ったとき、「刀がほしい」と言い出しました。主人公は最初とても弱いのだけど、山で厳しい修行をして強くなる、、、というストーリー展開なのですが、その影響を受けて刀が欲しくなったらしい。さっそく、近くのホームセンターで材料を購入して手作りの刀を作ってあげました。最初は大喜びで、どこに行くにもその刀を持ち歩いていたんですけど、しばらくすると「もっとホンモノっぽいのがほしい!」と言い出しました。なので、今度は見た目がかなり本物っぽい木製の模造刀を探して買い与えてみると、刀を素振りする修行に熱中するようになり、時間を見つけては「ちょっとしゅぎょうしてくるね!」と家の前の竹林で竹を相手に刀をブンブンと振りまくっていました。素振りをする様子は真剣そのもので、「マジで鬼を倒す気なんだな」という気迫さえ感じました。この夏は、兄弟揃って真剣に剣士を目指して毎日修行に励んでいました。アニメの方も1週間が待ち遠しいみたいで、何回も繰り返し観ながら必殺技の研究と練習をしていました。ただ面白いものを観せてあげたいと思っていただけだったのですが、強くなるために自らも修行をするなんて、アニメから面白い以上の大切なことを学んでいるなと思いました。

ついに、息子たちはアニメを来週まで待てないと言い出し、原作のマンガ単行本を買ってくれとせがんできました。これは嬉しい成長である。僕自身、アニメも好きですがマンガもめちゃくちゃ好きで、所蔵しているマンガだけで2000冊はあります。記憶を辿れば、多分小学校4年生くらいから漫画を読み始めたと思います。
うちの息子たちは長男が2年生、次男に至ってはまだ保育園年長さんなので、マンガの英才教育としてはなかなか早いスタートを切れたと言えよう。次男はまだ字も読めなかったのですが、なんとなく絵でストーリーを理解しながら、ひらがなをすごい勢いで覚えていって、今ではだいたい読めるようになってきました。やっぱりマンガの教育力すごい。

子供がアニメやマンガにハマると、絶対にやり始めることがあるんですよね。「クイズ」です。僕も小さい頃に4つ年の離れた弟とマンガのクイズをめちゃくちゃ出し合った結果、セリフを全部覚えたことがありました。あの頃の僕ら兄弟は、完全に小さなオタクになっていたと思います。
息子たちがクイズを出し合う様子は、まさに自分の小さい頃を見ているようで懐かしい気持ちになります。

第3章 知的好奇心をくすぐれ!

こうやって、僕が息子たちにアニメやマンガを積極的に勧めるのにはちゃんと理由があります。

僕自身が小さい頃からそういったものに触れてきて楽しかったし、今もそれが趣味だし、人と話をする時に共通の話題になったし、それで仲良くなれたりもしました。
マンガは活字に楽しく慣れるのには最適な教科書だし、漢字も覚えられる。活字に慣れておけば、読書へのハードルも下がる。僕は小説を読むようになったのは中学生だったけど、小学校の間にめちゃくちゃマンガを読みまくっていたから自然と本が読めました。読書ができるようになれば、それこそたくさんの知識に触れられる。アニメを観ていくうちに、自然と過去の傑作アニメを掘り起こして観たくなるし、映画とかにも段々と手を出したくなる。ひとつの趣味から興味が芋づる式に湧いてきて、色んなものに触れる機会が増えるのです。原作者の他の作品や、インタビューで言っていた影響を受けた人とか、そういうのを調べて、探して、見つけだすのがめちゃくちゃ面白かったりするのです。

息子たちはまだそこまでステップアップはしていないけど、主人公に影響を受けて刀を振り回してみたり、アニメの原作を読んだり、その作品を観まくってクイズを出し合うほどの知識をつけてみたり、ひとつの作品を通して色んなことに興味の範囲を広げています。
僕はこの行動こそが知的好奇心の第一歩であり、練習だと思っているのです。興味を持って自分で深掘りしていくという行動は、小さい頃からの訓練が必要だと思います。子育てはどうしたって自分の今まで育ってきた環境や経験則でしかできないと思っているんですけど、僕の限られた人生経験の中で特に役立ってきたものを、息子たちにも経験させてあげたいのです。

そう思うと、僕の両親もそんな想いで育ててくれたのかなと思ったりもします。良いものを子供に伝えながら、次の世代にバトンは渡されていくのかもしれないですね。
学校の成績や社会に出た時の生きていく術もとても大切なことだとは思いますが、それよりも何よりも、「人生の楽しみ方」をこれからも伝えていきたいと思います。

投稿者名

5歳

34歳。嫁と息子2人。
嫁は可愛くて、恐ろしい。
息子達は可愛いくて、可愛い。
そんな4人家族の半径15mの生活。
嫁が快適に生活出来る事を一番に考えながら今日も僕は働いて、そして書く。
普段僕の話を聞いてくれる人はいないので皆さんが聞いて下さい。よろしくお願いします。
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