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ブスも半ばを過ぎた現役OL37が送る「美女養成講座」 第14回『マイ・シンデレラ・メソッド』

2019/04/26 UPDATE

ジェルネイルと立体パーツは指を短く見せる

爪は指の延長である。
よって、ネイルアートをするときは、その目的をふたつに分けて考える必要がある。

クリアジェルや立体パーツは、なだらかに伸びる指のラインを断ち切って隆起する、きらびやかで騒々しい異物だ。
色鮮やかに装飾されたアクリル樹脂やプラスチック、それ自体がもうめちゃくちゃに可愛くて、そんな可愛さを核として全身に可愛さが波及し、自分という存在自体が可愛いものであると錯覚させてくれる。
体の一部をデコるという行為全般がそうだが、私たちは可愛いものが自分の目に見える場所についているとそれだけで気分がアガる、簡単で愛らしい生き物だ。
強がりや斜に構えた意見ではなく、本心から、私たちは私たちのためにカワイイをやっている。

一方、自分を良く見せる目的でネイルアートをすることがある。

実は、私などはもっぱらこっちであるが、このスタンスでネイルアートをする場合、クリアジェルや立体パーツははっきり言って不要になる。
指の長さを誤魔化して、指自体をすっきり長く見せたい……私はもとから素材がいいのよ!とアピールしたいとき、主役はあくまで指であり、ネイルアートではなくなる。

色もそう。
あまり何色も使ってゴチャゴチャと飾り立てることを厭(いと)うのも、結局ネイルアートを指の付属物として考え、脇役に置いているからだ。

であればこそ、色選びは単色かグラデーションが基本。
生まれ持った肌色と完璧に馴染むヌードベージュ探しの旅に出たり、思い切って原色を採用して肌を白く見せる方にシフトしたりする。

さて、あなたはどちらの目的でネイルアートをしているでしょうか。

遅ればせながら、本日のテーマは『マイ・シンデレラ・メソッド』
私が私であるためのこだわりを、ながーーい自己紹介に代えて。

167cmには9cmヒールが一番似合う

皆、自分の体に最適なヒール高がある。
それは、歩き方、キャラ、服装、気候など様々な要因で左右されうるが、静かな室内で穏やかに過ごしているとき、ほかの何らの環境要因も邪魔しないシーンでバチッと決まるヒール高は、身長による。

低身長の人は自分をスタイル良く見せるために10cm超のハイヒールパンプスを履きたがるが、全体のバランスを見たとき、”履いている”のでなく”履かれている”と形容するほうが合う場合が少なくない。
逆に、高身長の人は男性ウケを気にして身長が高くなりすぎないよう3~5cm程度のヒール高に抑えがちだが、本来は思い切って10cmを履いたほうが迫力が出て魅力が増すこともある。

ネイルアートが指の延長なら、ヒールは脚の延長。
ヒール自体が必要以上の存在感を放って体から浮かないよう、体とヒールの比率を意識することが、自分にとって最適なヒール高を見極める近道と言えるでしょう。

ヒールを体に、溶け込ませるのです。

平たい顔族が着けるマツエクは虫

何を隠そう、私は顔面が平たい。
それこそ美容にとんと興味が無く、非モテ街道を突き進んでいた頃などは、自ら横顔を撮っては深海魚か塗り壁かと笑っていた。
自虐は今でもお家芸みたいなものだが、あまりにも自分を雑に扱いすぎて背筋が寒くなる。今は昔の物語だ。

さて、顔面が平たいみなさまにおかれましても、一度は考えたこと、試したことがあるのではないだろうか。
シェーディングやハイライト、巻き髪や盛り髪、マツエクを。

要は、平たい顔面に凹凸を作りたかったのだ。
何も無いのであれば、足してやろうと思ったわけだ。

ただ、顔面が平たい女にマツエクは似合わない。

どんなに情報を後付けで足しても、顔は急に濃くなるわけじゃない。薄顔は薄顔として愛らしく変身するのみである。
マツエクの黒々とした力強い存在感は薄顔に馴染まず、ただただ顔が負けてしまうが、それは化粧やヘアメイクでどうにかできる種類のものではないらしい。

「顔に毛虫が乗っているみたい」なんて、本当にひどい揶揄だと思う。
でも、それを否定できないと気付いたとき、私は常時200本は両瞼に乗せていた黒い塊を捨てました。

日焼け止めジェルは塗らない

使用前に振って2層に分かれた液体を混ぜるミルクタイプ>振らないミルクタイプ>>>ジェルタイプ>>>スプレータイプ>>>>>>飲むタイプ

主観だが、日焼け止めの効果の大きさをテクスチャ別に考えたときの図は、こうなる。
もちろん、ここにはSPFやPA値もおおいに関係してくるわけだが、軽視されがちなテクスチャの差を今一度考えたい。

私は高校生の頃、「日焼け止めジェルって手軽だけど焼けてない?」と思い当たったあの初夏、とある人体実験を決めた。
自分の体の左右をきっちりジェルとミルクで塗り分けて、夏の終わりに答え合わせをしようというものだ。
SPFとPAが完璧に揃った商品をタイプ別で揃えることが、実際に日々左右を塗り分ける労力より厳しかったが、なんとか見つけてやりきった。

結果、どうなったか。

ジェルのほうが圧倒的に焼けた。
秒でゴミ箱へダンクきめるくらいキレた。おまえはただの水か?日焼け止めの意味知ってっか?もう一生信用しないから。顔も見たくない。出てって……


私は昨今流行りの薬学部コスメヲタとかじゃないから細かいことはよく分からないけれど、体を張ったこの検証結果はちょっとくらい信憑性を持つんじゃないかと思っている。
無い頭を捻って考えれば、まあ、ミルクよりジェルのほうが汗や摩擦で流れやすいだとか、そもそも伸びが良いから規定量塗れていないだとか、そんなところだろうか。

とにかく。
ジェルは焼ける。
ジェルは水だ。

少なくとも、私にとっては。


紫外線対策は、ぜひ、ミルクタイプの日焼け止めと物理ブロックで。

カラコンは派手な色柄のほうがナチュラルである

数年前、黒コンと呼ばれる黒目を縁取って大きく見せるサークルレンズが流行ってからこっち、未だカラーコンタクトレンズ市場の勢いは衰えない。
ただ、今なおナチュラルなコンタクト=黒コン(茶コン)という図式が蔓延している事実には、甚だ疑問を抱かざるをえない。

「死んだ魚の目になる」という言い方をよく耳にする。
死んだ魚の目とはどのような目であろうか。
それは、光の揺らがない透明感ゼロの瞳だ。

巷ではよく、黒目の縁をボカしたほうが目力は落ちるもののナチュラルに瞳を大きく見せられるとして、ボカし黒コンなるものが人気を博している。
しかし、大事な点はそこではない。
縁がボケていようといなかろうと、着色が派手でなければ瞳に表情は生まれない。
嘘だと思うだろうか?

なにも、ゴリゴリのハーフカラコンを勧めているわけではない。
ただ、黒や茶でどんなに細部にこだわったところで、その柄は元の暗い瞳に溶け込み消えてしまう。あとには、いかにもインクで塗りつぶしたようなのっぺりとした瞳ができあがるばかりだ。

であれば、最初から暗い瞳に乗せてもある程度色柄の発色するレンズで瞳に表情を作るしかない。
少しグレーやヘーゼルがかった色で、放射状の模様がやや強く浮かび上がるものがいい。
幻想的なレンズの先に透けた元の黒目は、レンズの色に深みを与えながら馴染んでいく。

カラコンがカラコンっぽい理由は、死んだ魚の目になるから。
死んだ魚の目を恐れすぎるあまり、無難な着色のレンズを選び、当たり前に死んだ魚の目になるから。

ナチュラルにカラコンを装備したい小粒目のみんな!
一度でいい、いつもよりちょっぴり派手なカラコンを試してみてほしい。

おわりに

なぜそう思うのか、なぜそれを好むのか、なぜそれを嫌うのか、なぜそれを習慣にするのか、なぜそれを選ぶのか、なぜ、なぜ、なぜ、なぜ。

一挙手一投足、理由をきちんと用意している人間が好きだ。
自分の嗜好に選択に人生に、たしかな意味を付与する、生真面目で誠実で面倒くさい人間が。

誰かを知ろうと思うとき、私はそのディテールに「なぜ?」を問いかける。
回答に滲み出る人柄や趣味嗜好、人生の背景を求めて、「なぜ?」は繰り返される。

ヒントをいつだって欲している。
何気ないこだわりの先にある真の姿を捉えたい。
自分が自分であるためのメソッドを明らかにしたい。

これは私の自己紹介である。
これを読んでいる、あなたの自己紹介は?

投稿者名

37

ブスも半ばを過ぎた現役OL。
耽溺するは美容、料理、絵画など。
ハイパーカワイイクリエイターやってます。
Twitter:@37nus

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