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A or Bどっちを選ぶ?私の愛する選択肢たち v.07 まだまだお金がない!どう働く?派遣社員?正社員?

2019/05/20 UPDATE

外資企業勤務のユカリと申します。前回の後半には東日本大震災の頃の話を書きました。私は当時も東京に住んでいたので住まいにはそこまで影響はなかったものの、一緒に働いていた彼氏だったはずの男性はいなくなったり毎日余震に怯えて暮らしていたり、とにかく辛い時期だったと記憶しています。今回も貧乏でしょうがなかった頃の話を書きます。思い出すのも書くのも辛いんですが、これを読んでくれているどこかの誰かが少しでも「大丈夫、失敗してもやり直せる」と思ってほしいから書きます。

初めて派遣社員になる

あんなに恐ろしい大きな震災が起きた時、付き合っていたと思っていた男性が同じ社内にいたのにいつの間にかいなくなっていた。後で知ったことだが、その彼は私の前に付き合っていた女性の元に駆けつけたらしい。
最近だと平成が終わったり新しい元号が始まったりと何かがきっかけになって男女の関係が変わることはよくあることだと理解できるが、まさか当時は自分がその当事者になるとは思ってもみなかった。
その会社はすぐ辞めた。その男性と顔を合わせたくなかったことはもちろんだが仕事内容にも納得いっていなかったし上司とも全く合わなかった。騙し騙しやっていたつもりだったが、震災がきっかけになりあっさりと退職を決意することができた。
正社員として転職活動をしてもなかなか仕事も見つからないだろうし、貯金なんてほぼなかった私はとにかく明日にでも新しい仕事を見つけたかったので正社員よりは早く見つかるだろうと思い派遣会社に登録をした。派遣会社の人に「まだ26歳とお若いですしすぐ見つかりますよ」と励まされるがままにいくつか派遣先と面談をして、外資の損害保険会社で働くことになった。ずっと派遣社員として働くと「これでいいや」と思ってしまいそうだったのでなるべく短期の契約を求めている勤務先を紹介してもらった。

初めて知るきらびやかな世界

派遣社員として配属された(配属と言っても席だけその場所だったという話だが)部署がどうやら出世競争を勝ち抜いてきた猛者たちが集まっている部だったようで、ほとんどが男性社員ではあったが中には現代で言う正しく“バリキャリ“といった女性も何人かいて、その1人が私の上司として仕事内容の指示を出してくれた。
容姿は正しくバリキャリではあったが話してみると気さくで優しくて頭もいいし、すぐ憧れの存在となった。と同時に高級な腕時計を毎日のように付け替えていて、正社員として入社してここまで出世したらこんな贅沢ができるのかとため息が漏れる気持ちになった。
周りの会話も驚くほど華やかで、50歳前後の男性が「船を買った」だとか「ビルを持っている」だとか話しているのを聞いて、同じ空間にいるのに全く世界が違うことを実感した。
派遣社員としての業務は東日本大震災で突発的に増えた業務をこなすことに特化した業務であり、確かに他2名の派遣社員の女性はとんでもなくオフィス業務に長けていて、営業の仕事だけしかしてこなかった私はここでもまた場違いであると感じた。ただ最初のうちは辛かったが、他の派遣社員2人が苦手としていた電話対応を私がすることになり、全てが円滑にいくようになった。営業をやっていてよかったな、と思った瞬間だった。
3ヶ月で派遣社員としての任期が満了となり、ありがたいことにバリキャリの上司からプレゼントを頂いたりしながら退職をした。その後何年も連絡を取り合うほど仲良くなった正社員の女性もいた。こんなに円満に退職できるなら派遣社員もいいもんだなと思ったりもした。

正社員にはなったものの

その頃私は知人の男性から誘われ、営業としてまた正社員になることができた。転職先は小さな派遣会社で、派遣社員だった私は今度は派遣する側、つまり派遣会社の営業になった。
しかし、後にも先にもこの会社が一番ブラックだったと思う。まさかこんなに給料が低いと思わず交渉せずに入社した私が愚かではあったが、毎日遅くまで働かなければ終わらない業務量をこなしてもこなしても私が派遣している派遣社員の方よりも給料が低かった。派遣をしていた人たちの扱いも酷く、なるべく休ませるな、絶対に辞めさせるなとめちゃくちゃな指示をされていた。もちろん従うわけにはいかないので派遣している社員の方の権利を守るべくいつも上司や社長ともめていた。特に社長にはそれでもとても可愛がってくれていたが、それでは暮らしていけなかった。

当時私は27歳になり、大学の友達はどんどん結婚していった。ある時友達の結婚式に呼ばれ、私はご祝儀が払えないことを悟った。親に借りようとしたらすぐ「実家に帰って来なさい」と言われるし、生まれて初めてカードローンで金を借りながら「借りてまで人の結婚式に出るなんて情けない、こんな生活絶対に嫌だ」と思いを強くした。そしてある人に連絡をした。この人が後に私の人生を変えることになる。

やっと私の言わば「貧乏編」が終わります。この頃の年収は今の私の3分の1以下なので、とにかくつらかったなぁと思いながら書きました。でも27歳から、だんだんと巻き返していきます。是非その巻き返しにもお付き合いください。

投稿者名

ユカリ

30代独身。都内で外資IT企業に勤務。
ジョブホッパーでメンタルが弱い。
ツイッターではナンパ師、恋愛工学生、「結婚して初めて人は一人前になる」と思い込んでいる既婚者、
キラキラマウンティング港区女子とよく揉めている。 Twitter:https://twitter.com/rita_sia22 note:https://note.mu/an_giee27

 

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