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喧嘩勃発!!彼氏に作った朝ごはんをゴミ箱に捨てることになった悲しい朝…

2019/06/03 UPDATE

このところ、めっきり暑くなってまいりました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
肉まんは、ついについに、無事に内定を取得し…(!!!!)久々に訪れた心の平穏に身をゆだねています。
常に夏休み最終日の気分で生きていたあの頃が懐かしいです。
まぁ、つい先月のことなんですけどね...!

前回のコラムでお伝えしているかと思いますが、内定もらうまでは、ほんっとに不運な日々でした。

心の天候は毎日曇り。
今にも雨を降らせそうな、のしかかってくるような黒い雲。

そんなわけで、彼氏との喧嘩もかなり多かったように感じます。
しかも、付き合って1年と3ヵ月目。
いい意味でも悪い意味でも慣れが出てくる。

ムカついたことがあっても、喧嘩したくないからと我慢していた健気な私はもういない。

代わりにいるのは首根っこ掴んで「てめぇ謝れこのやろう」と言っている私。
彼氏よ、お前の失言を優しく微笑んで許していたあの頃の私はもういねぇんだ。
ごめんな。

彼氏のために朝ごはんを作ったら…

そういえば、最近久々に大きな喧嘩をした。
思い出すと舌打ちが出てしまう…。

4月、爽やかな春の青空が広く澄み渡っている日のこと。
彼氏は休み、肉まんは昼から説明会というすれ違いスケジュールだったので、前日の夜から泊まっていた。

説明会など休んで一緒に居たかったが、彼はおばあちゃんと昼ごはんを食べに行くらしい。
おばあちゃんも孫との昼ごはんを楽しみにしているだろうに、孫の彼女というよくわからん立ち位置で突撃昼ごはんするのは気がひける。
おばあちゃんと彼氏の幸せな昼ごはん、そして自分の未来のためにも、説明会には行くしかない。

起床後、説明会に行くだるさと戦っていた肉まん、腹が減っていた。
前日の夜に2人で「明日の朝はピザトーストを作ろう」と食材を買っていたので、朝ごはんはピザトーストだ。

よぉし、張り切っちゃうぞ!
まず、コップを2つ取り出し、チーズポタージュ(粉を溶かすだけのやつ)を作った。
そして、食パンにピザソースを塗り、チーズをたっぷりかけ、卵黄をのせてトースターへ。

お嫁さん気分でルンルンである。

彼にスープを渡した。
一口飲み、「ウェッ…チーズじゃん…チーズ苦手…いらない…」と渋い顔をしてコップを返してきたので、中身をぶっかけてやろうと思ったが、苦手ならば仕方あるまい。


(昨日、このスープを買おうとした時点で言え。
せめてコップを2つ出したあたりで伝えろ。
というか、てめぇ、チーズ苦手ってなんだよ!さけるチーズとかピザ好きだろ!)


数々の文句をぐっとこらえ、「そっか〜、わかった!ごめんね!」と言ってコップを受け取った肉まん。えらいにもほどがある。

まぁまぁ、自分の機嫌は自分で取るのがいい女。
切り替えていくよ〜♪
気を取り直して、お次はピザトースト。
できたよ!と渡そうとしたところ、「お腹いっぱいだからいらないかな」というお言葉をいただく。


(いや、だから食パンを2枚出した時点で言え。作るの見てただろ。
つーか、なんで起きたてでお腹いっぱいなんだよ。
朝は何も食べられないとかならわかるけど、おめぇいつも普通に食べてんだろ!)


という怒声も必死で抑え、「そっか、じゃあ私が2枚食べるよ〜」と言った肉まん。もはや国民栄誉賞にノミネートされてもおかしくない。
いくらなんでもえらすぎる。

さすがに、作ってもらった後に「いらない」と言ったことに罪悪感でも湧き出たのだろう、「ごめん!食べるよ!」と言ってきたのだが、一度いらないと言われたものを再度差し出すなんて気まずすぎる。
嫌々食べられるくらいなら、自分で2枚食べた方がマシ。
「おばあちゃんとこれからお昼ご飯だもんね、いらなかったよね」と(悪いとは全く思っていないが)謝った。
彼は「そうなんだよ〜、お腹空かせておかないと!」と笑顔で腹をさすっている。


(いや、てめぇ、ついさっき腹一杯って言ってただろ。
彼女が作った朝ごはんよりおばあちゃんと食べる昼ごはんかよ。
じゃあ、もうおばあちゃんと結婚するしかねえな!!)


と思ったが、肉まんは本当によくできた女。
ババコンには目を瞑ってやることにした。

ちなみに、私の名誉のために補足させていただくと、彼はおばあちゃんと一緒に住んでいる。
私が負けたのは「遠方からはるばるやってくるたまにしか会えないおばあちゃんとのご飯」ではなく、「毎日会っているおばあちゃんとのご飯」だ。

あと、私の作ったピザトーストがやばすぎるほどまずいとかではない。
チーズと卵をのせて焼くだけの料理なのだからして、まずいに達することがない。
実際食べたけど、本当にただのピザトーストだ。

ただ、思った以上に卵黄が半熟にはならず、黄身を床にポタポタこぼしてしまった。
彼のスーツにも若干付いた。
「ちょっと待って何してんの!?」と大慌てで雑巾を持ってきて床を拭く彼氏。
卵黄が重力に負け続けているおかげで、黄色にそまる肉まんの手。
手についた卵黄を洗うのが先か、一緒に拭くのが先か、決めかねてオロオロしている肉まんに彼はこう言った。


「朝から余計な仕事を増やさないで」


えっ…?あっ…ごめん…。

まさかの展開…!?

人の家の床に卵黄こぼすなんて…申し訳ない、私が悪い。粗相が過ぎた。
卵黄をトースターで半熟にしようと思ったのがバカだった。

一口しか食べていないピザトーストと、一口も食べられていないピザトースト、計2枚のピザトーストを虚しく生ゴミに捨てた肉まん。
昨日の夜、ルンルンで食材を買っていた、あのときに戻りたい。
そして、ピザソースとチーズを棚に戻したい。

幸せだった頃の記憶を辿り、涙をこらえている肉まんの耳に届いたのは、彼が玄関を出て行く音。
どこ行ったか知らんけど、いないなら涙をこらえる意味もないのでグズグズ泣いた。
彼のために作った朝ごはんは食べてもらえず、「余計な仕事」と切り捨てられた。
私ってホント何やってもダメ…

と、自己嫌悪に浸っていたら彼が帰ってきた。はえーよ。
で、なんか知らんけど市販のパンを渡してきた。

いやいやいや、いらねぇよ。
なに、その謎の親切心。
なぜ、その親切心をスープとピザトーストを食うことに使えなかったのか。


真心込めて作ったピザトーストを捨てた後にパン屋のパンを食べられるほど、私の神経は太くない。
いらねぇよ、と親切に伝えてやったところ、「いや、食べて」と押し問答になり、最終的には「もうなんなの!?」とキレられた。

キレたいのはこちらである。

スープもピザも(作った後に)いらないと言われ、その理由は「おばあちゃんとの昼ごはんにはお腹空かせて行きたいから」。そして「余計な仕事を増やすな」と怒られ、しまいには謎に市販のパンを食べることを強要される。

マジで普通に意味がわからない。

破局か!?と思うくらい暗い雰囲気ではあったのだが、「このままバイバイしたら後味悪すぎる」という理由でおばあちゃんとの昼ごはんと説明会をそれぞれキャンセルした私たちは、とりま仲直りして浅草デートをした。

もう彼氏にごはんは作らない!!

しかし、仲直りした今も、私の心は強い憤りを覚えている。

食べてもらえなかったピザトーストが、床に垂れた卵黄が、記憶回路にこびりついて離れない。
おばあちゃんとの昼ごはんに負けた私の朝ごはん。
思うところは多々あるが、過去を今更考えたって仕方ない。
だから、私は決めた。
もう二度と、彼にごはんは作らない。

朝昼晩、全部自分で調達すればいい。
それか、一生おばあちゃんに作ってもらえばいい。

この恨み、晴らさでおくべきか…!

投稿者名

肉まん

BMI25のFラン女子大生。彼氏への愛憎と食欲が止まらないので毎日しんどい。好きな言葉は「当駅始発」
Twitter:https://twitter.com/konki_nigemi

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