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はるの珍人図鑑 その21「若者よ!失敗を恐れるな!考えるより飛び込め!」

2019/06/25 UPDATE

子供には無限の未来が待っている

こんにちは。はるです。梅雨真っ盛りの昨今、ご機嫌いかがでしょうか。
先日、家の隣に小さい男の子のいる家族が引っ越してきまして。3歳くらいでしょうか。そしたら、もともとその隣に住んでいた同じく3歳くらいの女の子と出会ってすぐに意気投合したらしく、うちの前でキャーキャー楽しそうに遊んでる声が聞かれるようになりました。ご両親から「うるさくてすみません!」とご挨拶も受けたのですが、もうその声が可愛くて可愛くて「何もうるさくないです!もっと聞かせてください!」と食い気味に言ってしまいました。子供は国の宝です。ほんとに。可愛いし。隣に住んでるテンションのおかしいオバちゃん(わたしです)のことは気にせずたくさん遊んでおっきくなって欲しいです。

さてさて、子供には無限の未来が待っていて、それは大人になってしまったわたしたちにとって羨ましいものなのですが、たまに大人になってもマイペースに未来を夢見すぎてしまうタイプがいますよね。

大人としての経験を積み重ねて努力して前に進んでるつもりが、ハムスターの回し車みたいにその場で足踏みしてただけ。「夢を追いかけたい!」という気持ちだけ抱えて、努力が空回りして時間ばかりが経ってしまう。今回はそんな人の話をしたいと思います。

マイペースに迷走するアラサーフリーター男子

先日わたしのバイト先に、アラサーのフリーターの男の子が入ってきました。穏やかでマイペースな子で、性格も良く、一緒に働いていて楽だなと思う感じの人なんですか、聞くと就職活動中とのこと。「そうなんだ、頑張ってね!」と言いました。

それからしばらくして、わたしがおこづかい稼ぎで、今流行りのウーバーイーツをやり始めたんです。ちょうど「友達を紹介して、その友達が配達を50回こなしたら報奨金6万円プレゼント!」という景気のいいプロモーションをやってたんで、アラサー君も空いた時間にやってみない?招待コード送るよ!って声をかけたんです。そしたら「やる前に調べてみますね」とのこと。入念な性格なんだなって思いました。

それから数週間後。「そういえばウーバーイーツやる?」って聞いてみたら「まだ調べてる途中なんですけど、あれって個人事業主になるんですよね。それで年間の収入が20万円を超えたら確定申告をしなきゃいけないって…確定申告ってまだ自分でやったことないから、怖いっていうか…」とかクドクド語り始めたんです。おいおいおい!まだ1円も稼いでないうちから20万円の心配をするなよ!

それからまた数週間後、今度は彼が「たくさんの距離を漕ぐんですね。僕の自転車は電動じゃないから疲れるだろうな…」とそんな感じのことを心配していました。まあママチャリだとちょっと大変かも。いまロードバイクもそんなに高くないし、買っちゃえば?って言ったら、「そうですね…でもネットで調べてみたら原付の方が楽だって書いてあって…」と、またクドクド。

原付でもいいんじゃん?原付持ってる?って聞いてみたら「いえ。車の免許も原付の免許も持ってません。だから原付取らなきゃダメですね」って言っていたので、免許があると便利だから取っちゃえば?って聞いたら「そうですね。検討してみます」と真面目な感じで答えてました。

で、またさらに数週間後に「原付取った~?」と世間話がてら聞いてみたら、「まだです。いまは原付の免許を取る本を買って、それで勉強中です」とニコニコしながら言ってました。そこらへんでなんとなく(あっ、この人、ちょっと駄目な感じかも…)と気づきました。

一般論として原付の免許って一日で取るものじゃないですか。試験もそんなに難しくないし、なんだったら免許センターのそばに、試験前に講義をしてくれる学校があって、そこで一回講義を受ければほぼほぼ合格するから、早く取りたいならパッと行ってパッと取ればいいじゃないですか。とんでもなく勉強嫌いな奴でもそうやって取ってるよ。って思ったんですけど、彼はどうやら何をするにも完璧になるまで下調べして、準備を万全にしてからスタートしたいようです。

彼の性格はマイペースで真面目。うちのバイトではその性格は特に問題ないんです。仕事のペースがちょっと他の人よりゆっくりなのと、靴ひも付きの靴を丁寧に10分くらいかけて履くこと以外はそんなに困ることはありません。信頼できる大事な仲間です。加えてその独特のゆったり感が、癒しのオーラを醸し出しているので、できれば長くバイトを続けてほしいなと思っています。しかし、彼がこの先社会的に活躍できるかと言うと…。

「そういえば最近就職活動はどうなの?」と状況を聞いてみたところ、「はい、いま色々調べて、僕にはプログラマーが向いているんじゃないかと思いました。それで、プログラマーになるために自分で学習できる教科書を色々探しています。やはり就職のためには、完璧にプログラミングできるようにならなきゃなって思って。あと調べてみたんですけど、面接の時に、ポートフォリオって言って、自分をアピールするための成果物を作らなきゃいけないんですよね」と言っていました。で、まさかなぁ…と思いながら聞いてみたんです。

「パソコンは持ってるの?」と。

もうある程度予想はできていましたが。
「持っていません。触ったこともないので、早く買わなきゃなって」
「そのためのお金を今貯めています。でも、どのパソコンを買おうか調べなきゃいけませんね。あと学校にも通おうかと思ったんですけど、学費が高いので独学で頑張ろうかなって。なかなか大変で、挫折する人も多いらしいですけど」と、また穏やかにニコニコとしながら教えてくれました。

それを聞いて、(駄目だこの子…)という気持ちと(良かった…もうしばらくはここでバイト続けてくれそうだな…)という気持ちが交互に押し寄せて、妙に安心したわたしでした。

ちなみに彼の趣味は「これから読みたいなと思う本を、本当に面白いかネットで下調べすること」だそう。ほんっと一貫してマイペース。

まず飛び込んで失敗して叱られて覚えるのが一番の近道

夢を持ってそれに向かって一歩一歩進んでいくのはとても良いことなんですけど、悲しいことに、ただゆっくりまっすぐマイペースにやってるだけでは一生かかっても届かないんですよね。

例えば未経験からプログラマーを始めたいなら、求人サイトで「未経験 プログラマー」と調べて出てきた会社の数件にエントリーします。この人手不足の折なので、いくつもエントリーすればどっかしらすぐ働けるはずです。パソコンなんて会社に小汚い型落ちのマシンが何台もあるし、いざ働くとなったらそれを強制的に当てがわれて「なんでそんなこともできねーんだよ!」と怒鳴られながらスパルタでたたき込まれるでしょう。精神的にはキツいでしょうが独学でチマチマ学ぶのよりもはるかに速いスピードで技術も身につきます。
現場なんてどこもそんなもんです。とにかく失敗の2つや3つ気にしない覚悟でやりたい業界に飛び込んでみる。そっちのほうがはるかに近道です。

小さい子供ならこれでいいと思うんですけど…。小さい子供ならこれでいいと思うんですけど…。


まあ、真面目なのはいいことだと思うんです。適当に始めるより用意周到に始める方が良い時もあります。でも新しいことに飛び込んでみる時に限って言えば、やっぱり「とりあえずやってみよう!」みたいな精神のほうが大事なんじゃないでしょうか。
わたしは勤務初日に何もわからないまま現場に投げ出されて「はい、やれ!!」みたいな感じで叩き上げられてきましたから、彼みたいなタイプに対してはどうにもコメントに困る部分があります。うーん。もしかしたら、田舎の村役場とかにコネで入って地味にやっていくような感じだったら、そういう特性も輝くかもしれません。それかずっとうちでバイトするとか。
まあ、彼の人生は彼次第なので、ゆっくりゆっくり彼らしい生き方を見つけてほしい、としか言えないんですけど、あえて苦言を呈すなら…。

「ゴチャゴチャ頭で考えるよりやれ!飛び込め!失敗を恐れるな!以上!!」
これに尽きるんですよね。はい。

さて。唐突ですが、21回にわたってお届けしました「はるの珍人図鑑」は今回で最後となります!
わたしのTwitterアカウントをフォローしていただいている方に向けては、今後はnoteなどで長文を書いていきたいと思っておりますので、ぜひぜひそちらをよろしくお願いいたします。
今後もアイスムをよろしくお願いします!ありがとうございました!

投稿者名

は * る

独自のユーモア溢れるセンスで数多くのフォロワーを抱える女性ツイッタラー。
実は神経質で几帳面なA型。「世間話をしていたつもりなのに、いきなりシリアスなカミングアウトをされがち」とのこと。
ちょっとシニカルながらも多くの人が親しみを覚える切り口で、なんとなく思っているけど言葉にできないことを呟くツイートが大人気。
Twitter:https://twitter.com/PlasterStar999

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