pagetop

MENU

 >  > もとは根暗…。カリスマショップ店長・むゆあ(19)はなぜファッションに目覚めたのか?

もとは根暗…。カリスマショップ店長・むゆあ(19)はなぜファッションに目覚めたのか?

2017/06/22 UPDATE

原宿にある古着屋「サントニブンノイチ」。中高生に絶大な人気を誇るこの店の店長は、19歳の少年・むゆあ。もともと根暗だと語る彼は、なぜファッションに目覚め、この地位に至ったのか…?そこには彼の決断があった。

PROFILE

むゆあ(19)古着屋「サントニブンノイチ」原宿店店長

  • 座右の銘:人を裏切らない
  • 好きな食べ物:カレーライス
  • 嫌いな食べ物:とうもろこし
  • 得意技:タイピング

PHOTO:西田周平PHOTO:西田周平

Interview

―今日のスタイルとファッションポイントは?

スタイルは…、「むゆあスタイル」ですかね。ポイントは、ルーズソックスとキティちゃんのサンダルです。最近ルーズソックスを履きたいと思うようになって、サンダルは買ったばかりなのでこれも。足元から決めて、それから全体にパステルカラーで選んでいきました。上に羽織っているのはどこかの病院のパジャマです。

―普通着ないものをあえて着るのはなぜ?

何でなんですかね。そういうものが好きだから、なんですよね。僕としてはこれも普通だと思っています。例えば、僕は大きめの服を着るので、全体のバランスを見てオーバーサイズの靴を履くことが多いんですけど、普通は足にぴったりしたものを履きますよね。僕はファッションに合わせていくんです。

PHOTO:西田周平PHOTO:西田周平

―ファッションの魅力は?

未知数ってところです。正解もなければ不正解もない。十人十色でいろんなスタイルがあるのがおもしろいです。可能性は無限っていうか。

―スタイルの参考にするものは?

人っていうより街の看板とか植物とかの色みですね。レモンって黄色と緑で相性抜群なんですよ。あとは、ファミリ―マートやコインパーキングの看板の色味だったり。

―ファッションにのめり込むきっかけは?

中学生くらいからファストファッションを中心に興味を持ち始めていたんですけど、高1のときにできた元カノに古着屋に連れていってもらって、それで古着に触れるようになったんです。ただ元カノには5カ月くらいでふられちゃうんですけど。で、彼女のために貯めていたお金10万円の使い道がなくて、服を買いに出かけたんです。それで爆発しました。

PHOTO:西田周平PHOTO:西田周平

―なぜ10万円貯金を?

一緒に暮らすためですね。別れたあとは、ファッションに逃げるしかなくて、ただただファッションスナップサイトを端から端まで見て、彼女のことを忘れようとしたんです。そうしたらどっぷりハマりました。

―それまではどんな子ども?

小中学生のころは根暗、ですかね。ずっとパソコンでオンラインゲームをしていました。運動もできないんで。好きなのは『メイプルストーリー』ですね。2Dゲームが好きなんです。だからタイピングが得意なんです。レジ打ちも速いです。

PHOTO:西田周平PHOTO:西田周平

―サントニブンノイチで働くきっかけは?

ファッションにのめり込むようになったあと、高校生向け雑誌の『HR』に掲載されるようになったんです。そうしていたら高2の冬くらいにこの店のオーナーのロザッチさんからTwitterでダイレクトメッセージが来たんです。「むゆあくん、いつもクールだね」って。

そのとき「サンニブ」は大阪店だけでしたが、すでに超有名店で、すごい人からメッセージが来たと驚きました。

そのあと「サンニブ」が東京に進出するときに「うちのスタッフになってよ」って連絡が来たんです。

これはチャンスだと思って、この店にかけようと決断しました。

PHOTO:西田周平PHOTO:西田周平

―進路を決めるのに不安は?

もともと映像制作が好きで、テレビ制作会社に入りたいと思っている時期もあって、普通に大学に進学しようかと思っていたんですけど、大学になーなーで行って4年間を無駄にするよりは、このお店で一日一日を全力で過ごす方がいんじゃないかと思ったんです。それに受験勉強は3日で飽きちゃって。だから不安はなかったです。

―高校の友だちは?

ほとんど進学して、みんなウェーイみたいな感じで楽しんでますけど、僕も働いている感覚がなくて、むしろ楽しんでいる感じなので、ベクトルは違いますけど、同じように楽しんでるなって思います。

PHOTO:西田周平PHOTO:西田周平

―働いていて幸せな瞬間は?

お客さんの表情を見ているときですね。目がキラキラしているんですよね、みんな。それに自然と口角が上がるんですよ。そういう表情が嬉しいですね。

―この先の夢は?

将来的には自分が経営するお店を持って、原宿をもっともっと盛り上げたいです。僕自身人生が変わった街なんで、いろんな人の人生がこの街で変わればいいなあと思います。

TOKYO GRAFFITI

街で見かける「普通の人」の「普通の日常」を写真で切り取る創刊12年目の雑誌「TOKYO GRAFFITI」。
若者、ちびっこ、お年寄りから、セクマイ、ギャルなど、登場するのは一般人ばかり。
まさに街にいる人々のいろんなリアルを写真で切り取るドキュメンタリー・メディアです。
URL:http://tokyograffiti.grfft.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/streettokyo/
Twitter:https://twitter.com/tokyo_graffiti
Instagram:https://www.instagram.com/tokyo_graffiti/

他の記事を見る

すべての記事を見る

編集部のおすすめ