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21歳まで部活ジャージしか持っていなかったmicoはなぜおしゃれのカリスマになれたのか?

2017/07/13 UPDATE

ファッション界のカリスマ・mico(26)はどのようにして出来上がったのか?強豪バスケ部に所属し、バスケに青春のすべてを捧げた大学時代。ファッションに出会った保育士時代。そして、中高生に絶大な人気を誇る古着屋「サントニブンノイチ(サンニブ)」を立ち上げた黎明期から、カリスマとして活躍する今……。

変わった経歴を持つ彼女の、これまでとこれからを聞いた。

PROFILE

mico(26)

  • 出身:山口県
  • 好きな食べ物:何でも好きだけどチョコレート
  • 嫌いな食べ物:アボカド
  • 座右の銘:何とかなるやろ
  • 得意技:バスケットボール

PHOTO:西田周平PHOTO:西田周平

Interview

―そもそも、micoさんは何をしている人ですか?

古着屋の「サンニブ」オーナーだったんですけど、辞めたあとはモデルの瀬戸あゆみちゃんがプロデュースするブランドで仕事をしたり、小嶋陽菜さんのグッズ製作をお手伝いしたり、DJをしたり……いろいろですね。だから何でも屋です。

―今日のファッションポイントは?

全体にデザインが効いているところです。今まで古着ばかり着ていましたけど、今は知り合いに薦めてもらったものも着るようになりました。

PHOTO:西田周平PHOTO:西田周平

―ファッションとの出会いは?

実は21歳のときなんです。それまでは高校も短大も部活のバスケが厳しすぎてジャージしか持っていなかったんで。それで、保育士になろうと卒業前に就職活動を始めたとき「私、服持ってないな」って思ったんです。実はメイクもそれまでしたことがなくて、就活メイクが初めてでした。彼氏はいたんですけど、同じバスケ部だったんでジャージデートでしたから。

で、そんな感じだったんですけど、保育士になったら週に休める日があるし、時間ができたんです。それで大阪のアメリカ村に行ったのがファッションの始まりです。その頃は三戸なつめちゃんとかデコログっていうファッションブログを参考にしていました。アメリカ村にいる人はみんなかわいくて垢抜けていて、自分は恥ずかしいって思いましたね。

PHOTO:西田周平PHOTO:西田周平

―それでどうして「サンニブ」のオーナーに?

そこから一気におしゃれに火がついて、もっと上に行きたいって思うようになったんです。そんなとき、ファッションイベントで「サンニブ」を一緒に立ち上げたロザッチと出会いました。そこでロザッチに「もう少し頑張れば」って言われたんです。それでいろいろ古着屋とかを教えてくれたのがきっかけで、保育士を辞めてロザッチと古着屋を立ち上げようってなったんです。

―micoさんの向上心はすごいですね

そう思うかもしれないんですけど、私は自分のレベルが周りと比べてどうかってわかっているんです。だから、目標を立ててそれに向かって努力するというより、今あることを120%の力で頑張るしかないと思っているんです。そうすると、自分の理想よりも結果がちょっと上だったこともあったりして。

―そういう考えを持ったのはなぜですか?

小学生くらいからですね。バスケがあると思います。小学校で絶対にクラブに所属しなくちゃいけなくて、初めは嫌々だったんですけどね。

PHOTO:西田周平PHOTO:西田周平

―保育士になったのはなぜですか?

バスケの推薦で大学に入って、たまたま学部が保育だったんですけど、実習がきつくてきつくて。でも、そんな実習を乗り越えたんだから、どうせなら保育士になろうと思って。他にどこで働きたいとかもなかったんです。

―保育士としての仕事はどうでしたか?

楽しかったです。子どもは好きですし、お母さんとお話しするのも楽しかったですね。

―保育士を辞めるときは悩みましたか?

半分不安だけど半分成功するって思っていて、やらないよりやった方がいいと思っていました。ロザッチと私ともう一人、現在CONTENA STOREっていう古着屋オーナーのカズキで立ち上げたんですが、その二人が何もわからない私をメンバーに選んでくれたので、その分頑張らないとって思っていました。

PHOTO:西田周平PHOTO:西田周平

―人生で幸せだったことと辛かったことは?

一番幸せだったことは、「サンニブ」の2・3年目ですね。状況が自分の理想をはるかに超えてしまっていて、テレビで取材されたり店が大きくなっていったりして、ここまでいく?みたいなときでした。それはとても嬉しかったし幸せでした。ただ、完全に私のキャパも超えていて、自分の手に負えなかったです。店員みんなが本当に私にとってかわいくて大事な存在なんですが、全員に何かをしてあげられなかったというのが辛かったです。ですから、幸せと辛さが同じ時期ですね。

―保育士も「サンニブ」も辞めているわけですが、いつもどのように決断していますか?

タイミングと直感ですね。今まで迷ったことがないです。

PHOTO:西田周平PHOTO:西田周平

―迷わないのはなぜですか?

やるって決めたときはビジョンなんてないんです。辞めてどうすんの?って聞かれてもがんばるとしか言えない。でも、それは自分のことですから。やっぱり「何とかなるやろ」と思うし、辞めないと新しいことは始められませんから。

―これからの夢は?

いくつになっても気になる存在になること。目立ちたいということではなくて、ひとつの見本みたいな感じです。保育士をやっていた人がアパレルで成功できるんだよというように、自分の経験を後輩に見てもらって、それで参考にしたり励ましたりしてほしい。一つの夢に向かってがんばることも大事だけど、それがだめだったらどうする?って思うんです。だったら、多方面にがんばってその一つが結果成功したっていうのもありなんじゃない?っていうことを伝えたいです。

TOKYO GRAFFITI

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