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 >  > 未来を諦めずに今を生きる。原宿ファッションモンスター・レディの生き方

「未来を諦めずに今を生きる。
原宿ファッションモンスター・レディの生き方」

2017/03/30 UPDATE

さまざまな色が乱反射する街、原宿。
その中でも一際異彩を放つ存在のMiMiさん。
クールでありながらかわいい、コラージュを凝らしたファッションの彼女に、その生き方を聞いた。

PROFILE

MiMi(59)接客業

  • 出身地:横浜市
  • 座右の銘:LOVE&PEACE&SMILE
  • 好きな食べ物:にんじん
  • 嫌いな食べ物:光り物の魚
  • 得意技:ヒップホップダンス

PHOTO:西田周平PHOTO:西田周平

Interview

ー今日のこのファッションのジャンルは何ですか?

ジャンルということはないんです。自分のオリジナルファッションですから。これは、誰のためでもなく、自分がエンジョイするためのファッションですね。ことファッションについては右ならえが好きではないというか、人と同じことをするのが嫌なんです。それは子どもの頃からそうですね。

ーどのような子どもだったのですか?

私はごく普通のサラリーマン家庭に生まれたんですけど、一人娘だったものですからわがままし放題に育ってしまいました。一人娘ですと全部を自分のものにできましたから、人に分け与えるということを知らなかったですね。そして、中2くらいから親の期待をよそにどんどんずれていきました。

PHOTO:西田周平PHOTO:西田周平

ーずれていったとはどういうことですか?

その頃はちょうどディスコブームで、学校にラジカセを持って行って教室の後で友だちとダンスをしたりして。高校に入ってからは、週末になると赤坂や六本木、新宿のディスコに通っていましたね。高校卒業後は英語の専門学校に進学して、その後小売チェーン店の人事部で働くんですけど、平凡なOLが嫌で辞めてしましました。この頃はずっと遊びっぱなしだったんです。

ー人生の転機はいつですか?

23歳から25歳くらいの、長女を産んで離婚した時期です。この時期、レゲエと出会ったんです。初めて聞いたのはボブ・マーリーの『No Woman, No Cry』でした。この音は何だろう?と感銘を受けて、それはほとんどショックに近かったです。それでのめり込んでいって、気づいたらジャマイカ人の日本でのアーティスト契約に関わるようになりました。

PHOTO:西田周平PHOTO:西田周平

ーMiMiさんにとって、一番幸せだったことは何ですか?

それは、今の主人と結婚したことですね。2回結婚して2回離婚しているんですけど、2年前に3回目の結婚をしたんです。

ーご主人とはどのようにして結婚したんですか?

初めて出会ったのは25年前。ジャマイカ人ドラマーの主人は、1ヵ月ほどツアーで来日していました。そして、私はそのツアーのお手伝いをしていて、何度かデートをして、お付き合いをしたんです。そして彼がジャマイカに帰国した年に、私は別の仕事でジャマイカに行き、1ヵ月ほど暮らしました。だけど、彼の後ろ姿を見ていたら、何か違うと思って、別れたんです。それからずっと音沙汰なしで。そして再会したのが2年前。彼からフェイスブックを介して「どこにいるの? ずっと探していたよ」と言われたのがきっかけです。

PHOTO:西田周平PHOTO:西田周平

ーMiMiさんにとって、レゲエとは何ですか?

それは、自分が進む指針ですね。ジャマイカに住んでいるときに、問題が山積みでもジャマイカ人はよく「No Problem」と言っていたんですね。なぜそんなことを言うのかと考えたら、根底にはきっと明日への活力があるんじゃないかしらと思ったんです。問題はあるけれど、それでも明日も諦めずに生きるぞという。それに、「LIVE A LIFE」という言葉もあり、これは今を生きるということですね。だから、未来を諦めずに今をきちんと生きるという、大切なものをレゲエから受け取りました。

ー何をしているときに、一番楽しみを感じますか?

ファッションの組み合わせを考えているときですね。これとこれを組み合わせたらいいんじゃない?と、意外な組み合わせを探して想像しているときが一番楽しいです。

PHOTO:西田周平PHOTO:西田周平

ー将来の夢はありますか?

スタイリストのようなことをしたいと考えたことも、アーティストになれたらと憧れたこともありますが、今の接客業が性に合っているようなんです。だから、今の仕事を続けながら主人と幸せにいることが夢です。

TOKYO GRAFFITI

街で見かける「普通の人」の「普通の日常」を写真で切り取る創刊12年目の雑誌「TOKYO GRAFFITI」。
若者、ちびっこ、お年寄りから、セクマイ、ギャルなど、登場するのは一般人ばかり。
まさに街にいる人々のいろんなリアルを写真で切り取るドキュメンタリー・メディアです。
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