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貧乏女子大生だって、背伸びして彼氏の誕生日をお祝いしたい!

2018/10/30 UPDATE

日に日に肌寒くなってくる今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
私は肌より財布の中身のほうが寒々しいという大変情けないことになっており、お給料日まであと1週間もあるのに数百円しかないという惨状です。

いい歳してなぜこのようなことになっているかというと、つい先日我が愛しの君、ゴリたんの誕生日だったからです。

「この世に生まれ落ちてくれてほんまありがとうな」という気持ちをふんだんに込めた結果が、今の財布の中身といえます…

お恥ずかしながら、彼氏のお誕生日をお祝いしたのはゴリたんが初めてで、こんなにも精神と財布の中身を削られるものだとは思いもしませんでした。

そもそも私の月収は8万円程、スマホ代やら定期代やら月の必要経費を差し引くと、雀の涙ほどしか手元に残りません。
今までは「まぁ、学生だし仕方ないよねぇ」と開き直り、貧困に甘んじていたのですが、2018年8月某日、ふと気付きました。

(このままだとゴリたんの誕生日、なにもできないのでは…?)

誕生日は、彼女としての威厳が試される時。
さすがに、「お金がなくて何もできませんでした」はあり得ない。
お金はなければ作るものだ!

というわけで嫌々ではあるが、ぐうたら娘肉まん、バイトの掛け持ちを決意した。

くそめんどくせえことこの上なしだが、愛するゴリたんのため…!
この段階でゴリ’sバースデーの見積もりは、プレゼント代とご飯代だけだった。

予想外の出来事が…

が、なんと、9月生まれの私は温泉旅行に連れていってもらってしまったのです。
それも、板前さんが目の前で料理してくれて、お部屋に露天風呂がついてるタイプの旅館。

ハピネスイズヒア…?

浮かれたのもつかの間、現実に引き戻される自分。
「タダより高いものは無い」とはよく言ったもので、1円も使わずに旅行させてもらった手前、私もある程度のことはしなければいけない…!

でも、なにをすればいいかわからない…
かといって「わからない」で済むほど恋愛は甘くない…

わからなかったらわかるまで考えなければいけないのが、人間の定めなのだ。

そう、人間とは考える葦。
その名に恥じぬよう、バイト中も授業中も食事中も考えに考え、熟考に熟考を重ねた結果はバスツアーin新潟…!
このバスツアー、美味しいものを食べ、ぶどうを狩り、ロープウェイに乗り、お土産を買うという最高に楽できそうなスケジュールである。
めんどくさがりな男でも、さほど苦にはなりますまい。

…若干地味ではありますが、遊園地や水族館といった華々しいところが嫌いな彼氏を持つと、どうしても地味になってしまうのは致し方ないのだ。

ホテルはいい感じのシティホテルにしたかったが、完全に予算オーバーになるため、いい感じのラブホにした。

はじめての彼氏バースデーにしてはなかなかのプラン!と自画自賛したいところだが、ディナー選びで大きく失敗をすることになったのが悔まれる。

好きな人を喜ばせるって、ムズカシイんだな

それというのも、第1回でも記述したが、ゴリたんは好き嫌いがやばい男なのだ。
そんなこと、付き合った当初からわかっていたこと。
それなのに、こともあろうことか、私はおしゃれなカフェレストランを予約してしまったのだ。

おしゃれなお店のご飯といえば、だいたい得体の知れない葉っぱが付属してくる。
ドリンクの名前も、味を想像できないものばかりだ。
「名は体を表す」という言葉も、カフェレストランの前では無意味なのだ。

1200円のサラダには、レタスのかわりを果たそうとしているのかなんなのか、とにかくよくわからん葉っぱが大量に入っており、それを口にしたゴリたんは、

「これ絶対そこの公園で採ってきたやつでしょ!?」

と苦難の表情を浮かべながら叫んでいた。

さて、ここで皆さんに想像してみてほしい。
1時間ちょい働いて得たお金で頼んだサラダを「公園でとってきたやつ」と形容される私の気持ちを。

「黙って食えや」という一言をすんでのところで飲み込み、「じゃあこれ私が食べるね!」と爽やかに言ってみたものの、2人前の葉っぱを1人で食べるのは意外としんどく、残念ながら私も残してしまった。

あの1200円でなにができたかということは、考えないようにしている。

まぁ、葉っぱはさておき、バースデープレートはかなり可愛かったので大満足だった。

今回、ここのカフェレストランにした理由は、自分が一度祝われた店だったので、下見の必要がないという部分が大きかった。
以前、友人の誕生日に利用するために大手予約サイトで予約した店が、何から何まで写真とは全く違ったことがトラウマになっているのだ。

写真には可愛いバースデープレートが写っているというのに、実際に出てきたのはカステラに生クリームと缶詰のみかんが並んだだけのもの。
お店の外見も、写真のおしゃれな創作居酒屋風とは全く異なり、薄汚れた民家のようなところだった。

友人の唖然とした顔をいまだに忘れることができない。

とまぁ、このような経験があるため、私にとって人の誕生日祝いを担うのは、かなり緊張するものなのだ。
今回のゴリたんの誕生日、失敗したらどうしようかと一抹の不安はあったが、ご飯食べて寝て、起きたらバスに乗車するだけ。
あとは、然るべき場所に連れて行ってもらい、然るべき場所に帰されるのみ。
心配ご無用だった。

ありがとう、バス。

おかげでとても楽な旅をすることができた。疲れない旅行は最高だ。
しかし帰り道、ゴリたんが家族に買ったお土産のりんごジュースやら、カステラやらがあり得ないくらい重く、割と大変だった。
帰宅ラッシュの新宿から帰るというのに、なぜりんごジュースを買うのか、全く理解できなかったが、バースデーボーイに小言を言うのは野暮である。
家族にお土産を買う優しい心を褒めたたえよう。

そして帰宅、プレゼントも渡し終え、ゴリたんのハッピーバースデーは終了。



人の誕生日をお祝いすることは、やはりとても大変で、かなり疲れて、めちゃめんどくさくて、けど、なんだかんだ楽しくて、自分も幸せになってしまうんだなと、改めて実感しましたし、大事な人の喜んだ顔が見られるのならば、財布の中身が数百円になることなんて全く問題ではありませんでした。

しっかし、人を喜ばせるって本当に難しい。
一生懸命やればやるほど空回りして、よくわからなくなってしまう。

でも、どんなにめんどくさくても、きっと私は毎年悩みに悩むのでしょう。
なぜなら、大事な人が生まれた日、適当になんてしたくないから。


ゴリたん、お誕生日おめでとう。
幸せそうなあなたを見ることが、
私の幸せです。
来年もお祝いさせてくださいね。

とりあえず、サラダ代返せ?

投稿者名

肉まん

BMI25のFラン女子大生。彼氏への愛憎と食欲が止まらないので毎日しんどい。好きな言葉は「当駅始発」

Twitter:https://twitter.com/mou_yadayada

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