pagetop

 > はるの珍人図鑑 その6 「恋人とのLINEに命かけてる人」

はるの珍人図鑑 その6「恋人とのLINEに命かけてる人」

2018/11/20 UPDATE

独特の人間観察力とユーモアあふれるツイートで大人気の「は * る」さん。そんなはるさんがこれまでに関わり合った珍しい人たちについて語るコラム「珍人図鑑」、第六回目をお届けします。
今回は恋愛中にLINEのことばかり気にしてしまう人。以前、はるさんは友達から恋愛相談を受けたそうですが、その内容はことごとくLINEに関することばかりらしく…。LINE依存に心当たりのある方はぜひご覧ください。


こんにちは。はるです。
秋も深まる今日この頃。皆さまどうお過ごしでしょうか。風邪など引いていないでしょうか。
私の最近の悩みは、飼っている猫ちゃんがお風呂のバスマットでうんこするようになってしまったことです。一度現場を見てしまったのですが、なんか得意げにモリモリした後に、マットを掘り掘りして元気よく埋めるフリをしてました。猫ちゃんの中で矛盾がないなら私はそれでいいのですが…。

LINEが恋愛の全てだと思ってしまった人

そんなことはさておき。
あなたは恋愛相談として、こんな話を聞かされることがないでしょうか?

「彼氏がなんだか冷たい気がする。LINEの返事がなかなか来ない。もしかして怒らせたのかもしれない。それとも他の女の人と会ってるのかな…」

マジで知らんがな!なコレ系の悩み。

実際、そのほとんどは「仕事で忙しいから返事する暇がなかった」「友達と飲んでた」「最近新しいゲームをやり出してハマってる」など、本当に些細な理由なんです。
でも、彼女側にしてみるとその回答では納得がいかないんですね。「私が怒らせた」「私が飽きさせてしまった」という理由を作り上げて、それで不安になって頭がいっぱいになってしまう。

固定電話しかなかった昔と違って、頻繁に手軽にやり取りできるツールが発達したことによって産まれた、現代病のようなものだと思います。

実際に私の友達にもこのタイプがいるんですが、しょっちゅう悩みをこじらせては私にヘルプのLINEを送ってきます。彼女にとっては生きるか死ぬかみたいな問題なんでしょうが、外野から見ると、少し冷静になってみては?と思うようなことばかり。今回はそんな彼女のLINEにまつわる恋愛ドタバタ劇を思い出して書いてみようと思います。

ケース1「一日中LINEの返信で悩んでる」

常に不安な彼女は、彼とのLINEのやりとりが非常に気になってしまい、本当に一日中LINEをチェックして、メッセージが既読にならないとか、既読になったけど返事がこないとか、返事が来たけどそっけない気がするとか、この言葉どういう意味かな?とか、いちいち考えすぎて病んでは、落ち込んでしまいます。

わかりやすくスクショ風画像を載せます。

↑ 既読にならないことが気になって不安になる。

↑ 既読になったのに返事がこないことが気になって不安になる。

↑ 返事が来たけど一言なことが気になって不安になる。


キリがない。

文字でのやりとりなんて、人間関係のほんの一部。でもLINEにどっぷり浸かってしまった人にとってはLINEの返信こそが全てなんです。
「こっちが送ったのと同じくらいの文字数で、こっちの振った話題に返事をくれた上で、自分のことも話してくれて、文末にはかわいい絵文字をつけてくれる=愛されてる」「それ以外=愛されてない」みたいになるんです。

まあ気持ちはわかりますけど。

ケース2「LINEで好きって言ってくれないと不安」

彼女はふと、彼氏が「好き」って言ってくれないことに不安を覚えたそうです。「ちゃんと気持ちを言葉にしてくれなければ愛されてる実感がない!」と彼氏を責めたんですね。

男の人ってだいたい言葉足らずです。そして直接的な愛の言葉よりも「嫌いだったらこんな風に会わないよ」「好きじゃなかったらLINEでやり取りなんかしないよ」的な回りっっっくどい言い方を好みます。普通に「好き」でいいじゃねえか!って思うこともあるでしょうが、軽薄な言葉よりも、自分の誠意ある態度を見て欲しいという男らしさの表れと取ってあげた方が良いでしょう。

しかし、おそらく言葉での表現が苦手であるだろう彼氏は、そんな彼女の責めに対して「それは悪いことをしたね。ごめんね」と謝ったそうです。そして、その後ちゃんと週に2回くらいLINEのメッセージで「好きだよ」と言ってくれるようになったそうです。

じゃあ良かったね、安心だねと言った私に対して彼女は「…でも、好きって送られても、なんとなく心がこもってない気がする」と、また悩んでいることを訴えてきたのです。

キリがない。また出ました。キリがない。

自分が責めたから仕方なく言ってる、とでも思っているのでしょう。まあ気持ちはわかります。でも自分で言ったんじゃねーか!とツッコミを入れたくもなります。自分で言って、それに彼氏がちゃんと応えてくれたんだから、そこは素直に信じたほうがいいと思います。

やはり人間のコミュニケーションの基本は言語ですから、誰かの発した言葉は、基本的には額面通り受け取るもの、という前提があります。恋愛においてももちろんそのルールは適用されます。だからこそ、意味もなく言外の意味を追求し始めると妄想が止まらなくなり、心が病んでしまいます。

ケース3「構ってスタンプ怒涛の連打」

未読スルーで悩み、既読スルーで悩み、そして愛そのものを疑い始めた彼女。彼女にとってLINEこそが恋愛の全てであるのに対し、彼氏はやはり忙しさゆえにあまり頻繁にLINEを返せない。

どんどん(勝手に)病んでいった彼女。次はどんなことになるのだろう…と心配しながら見守っていたら、とうとう最終手段「スタ連」に出ました。

スタ連=スタンプ連打。

未読スルーされている時に、“構って欲しい”や“寂しい”系のスタンプを大量に送ることにより、通知に気づいた彼氏をビビらせる必殺技です。正直やられた方は相当ウザいと思います…。

しかもスタ連技が有効なのって、通知をオンにしている相手のみですよね。仕事中オフにしている人にとっては無効だし、後々見て大体ドン引きされる。だいぶリスキーな最終兵器。しかしLINE依存の彼女はそんなことお構いなし。怒涛のスタ連攻撃を続けるのでした。

100年の愛も冷める瞬間ですね。

ここで私はしみじみ思いました。人は言葉でのコミュニケーションが信じられなくなると、言語そのものを放棄してしまうのだな…と。

でもこういう人、最近多いですよね

いかがでしたか。LINE依存の彼女の珍行動。
でもこういう人って最近あんまり珍しくなくて、むしろ結構多い気がします。男友達に話を聞かせたら「俺もやられた心当たりある」って言っていました。

「でも…私がこないだ返事の催促をしたから気を悪くしたかもしれないし…それとも他にもっといい女性と知り合ってしまったのかもしれないし…私がもっと魅力的だったらこんなことにはならないのに…」

でもでもでもでもを重ねて、どんどんどんどん自分を追い込んでしまう人。とにかく自分に自信がなくて、彼に依存してしまい、常に愛されてるか、裏切られてないか不安なのでしょう。
不安に苛まれた人ほど話の通じないものはありません。「彼は返事する暇がないだけだから、あんまりしつこくしない方が上手くいくかもよ」とアドバイスをしてもおそらく無駄です。全てをネガティブに取ってしまい、他の意見は全く耳に入らないからです。

些細なことで不安になり、さらに疑心暗鬼に陥った挙句、玄関待ち伏せや、彼の勤務中に会社に突撃などのヤバい行動に出たり、もしくは自分から別れを言い出したりして、本当に恋の悲劇を招いてしまう女子は案外多いのではないでしょうか。

こういった人は、前回記事にした「とても臭いお客様に怒られた話」に出てくる自分に非がないと信じるお客様のような人とは対極に位置します。でも「知らないうちに周りに迷惑をかけて疲れさせてしまう困った人」であるのは同じことなんですよね。

今回挙げてるような女子の問題点は、考え方の癖のようなものだと思うのです。傍から見れば本当になんてことはないちょっとしたLINEなんですけど、そこでいちいち自己評価の低さを暴走させてしまい、「全部自分が悪い!」と独り善がりに思考を進めて、彼氏を疲れさせて、いらん不幸を増やしてしまう。自分なりに考えてるつもりが、逆に不条理を呼んでるんですね。

そういう思考に陥りかけた時は、一度頭から彼氏のことを外すように意識して他のことをやると良いです。返信をのんびり待ちながらスマホゲームに夢中になるのもいいかもしれません。ゲームに夢中になっているうちに逆に彼氏の返信のポップアップがウザい!ってなるかもしれません。
また、「四六時中LINEを気にしてる暇をなくす」というのも有効です。私も昔は精神的に不安定な時期が長かったのですが、バイトを入れまくって毎日しんどい思いして働くようになって、誰かから来るLINEの返信のタイミングとか、ちょっとしたニュアンスとか本当にどーでもよくなってきました。忙しくするのは本当にお勧めです。

そして気になるLINE依存の彼女のその後ですが、「気持ちが通じない」という理由で彼氏と別れてしまいました。でも、しばらく経ってから自分と同じようなLINE依存の彼氏と付き合うことになったようです。そしてお互いに寂しい時はスタンプを連打し合っているみたいです。めでたしめでたし。

投稿者名

は * る

独自のユーモア溢れるセンスで数多くのフォロワーを抱える女性ツイッタラー。
実は神経質で几帳面なA型。「世間話をしていたつもりなのに、いきなりシリアスなカミングアウトをされがち」とのこと。
ちょっとシニカルながらも多くの人が親しみを覚える切り口で、なんとなく思っているけど言葉にできないことを呟くツイートが大人気。

Twitter:https://twitter.com/PlasterStar999

読者アンケートにご協力ください

アイスムをご覧いただきありがとうございます。
より良い記事を今後もご提供させていただくためにも、ぜひアンケートにご協力をお願いいたします。
※個人情報の記入はしないでください。

Q1.ニックネームをご入力ください。
Q2.本記事について
Q3.アイスムの記事を読んで笑顔になった事がありますか?
Q4.アイスムの記事を友達にシェアした事がありますか?
Q5.本記事のご感想や、アイスムで取り上げて欲しいテーマなどありましたらお聞かせください。

送信

さまざまなコンテンツを読んで、試して、参加して、 幸せな気分で毎日たのしく過ごしていきましょう!
さまざまなコンテンツを読んで、試して、参加して、 幸せな気分で毎日たのしく過ごしていきましょう!

アイスムアプリアイスムは日々のなかにある
笑顔のタネを発見するアプリ