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美容院嫌いの女子大生が遭遇した美容師がイケメンすぎて、脳内パニック!

2019/01/15 UPDATE

時の流れが速すぎて異常にすら感じられる今日このごろ、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

私は今日、志望している企業の社長が講師を務めるセミナーに行ってきました。
ありがたいお話が聞けるから是非来るようにと言われたので、渋々行ってみたはいいものの、(え、あんたそれHPで同じこと言っておるがな)みたいなお話しか聞けなかった上、都心のビルの間を吹き荒ぶ、冷気を伴った強烈な暴風で髪の毛も精神もぐちゃぐちゃにやられ、帰宅した次第であります。

就活=黒髪!

いや就活マジツライ…!
訪問時の挨拶とかマジめんどくさい…!
服装も髪の毛もきっちりかっちりしなきゃいけないの、苦痛の極み…!
とくに…髪の毛!
就活用のポニーテール、あれまじなんなん?
誰でもいいからあれ本当どうにかしてくんない…?

髪色をゴキブリブラックに染めた上に毛をキツキツにひっつめることに、何の意味があるというの……?

茶髪だろうと金髪だろうと、働く人は真面目に働くし、黒髪だろうとサボるやつはサボるんだから、さ?
ねぇ?黒髪が壊滅的に似合わない乙女の気持ちも少しは考えてほしい。

そもそも、私は地毛が茶色なので、黒髪にした瞬間、かつらをかぶっているかのような不自然さになってしまうのだ。
まぁ、世の中の風潮に逆らうほど茶髪を極めたい訳でもないので、来週の企業面接に備えて、先日約1年ぶりに美容院に行ってきた。

私は大の美容院ギライ

これがまた、とてもつらかった…!

私は“ウェイ系”を目の前にすると「ア…」しか言えなくなるタイプの人間なので、おしゃれな雰囲気を前面に醸し出したスタッフがフランクに話しかけてくる美容院が、死ぬほど苦手なのである。

美容院は年に1回か2回が限界だ。

大学に上がりたてのときは、ミルクティーアッシュだのカプチーノブラウンだの可愛い名前にときめいては、しっかり美容院でブリーチをして色を入れたり試行錯誤していたが、結局どれもただの「茶色」ということに気がついてからは自分でやっている。

カットに至っては、大学に上がるまでは自分で切っていた。
プリクラを切り分ける際、どうしてもまっすぐ切れず、友人からクレームが寄越されるレベルで不器用なので、仕上がりは察していただきたい。

髪の毛がガタついてしまったのを直そうと調整しているうちに、耳下眉上の金太郎ヘアになることもしばしばあった。
そうなるくらいなら大人しく美容院に行けばいいのだが、あのときは美容院なるものが心底怖くて行けなかった。

いや、金太郎ヘアで登校する方がよっぽどこわい。
昔の自分というのは、もはや他人なのだとつくづく思う。
何をどう受け止め、どう考えていたか全く覚えていないし…わからない。

しかし、あの頃よりは幾分か判断能力が身についたので、企業面接に備えた黒染めと毛先のカットを自分でやろう!とは思わなかった。

さて、美容院当日。

この日はカットとカラー、トリートメントで予約していた。

至極億劫だったが行くしかないため、萎える気持ちを奮い立たせて向かいはしたが、小雨が降っている。

濡れるし寒いし、もうなんかほんとにめんどくさい。

こんなことなら、家でぐうたらしていた方が何倍もマシだと思ったが、茶色のボサ髪で面接を受けるよりは雨に濡れた方がマシに決まってる。

湿気でよれた化粧を直す気にもなれず、どんよりとした心持ちで美容院のドアを開けた。

すると、そこには微笑をたたえた高身長塩顔イケメン。
雨天に突然の晴れ間が見えた瞬間である。

さらに嬉しいことに、私の担当は彼だった。
突然のイケメンに浮き足立ったのもつかの間、鏡に映る自分がしっかり地に足くっつけてきやがる。

鏡の向こうで、湿気にやられて辛気臭くなっている私…。

しかし、彼はファンデーションドロドロおばけにも優しい眼差しを向けてくれた。
私の髪を手櫛で梳きながら

「今日はどんな感じにしたいですか?」

と、鏡ごしに話しかけてくる。

ちなみに、私が美容院を苦手とする理由の一つに、隣にいるのに鏡を見て会話するあの感じが挙げられる。
なぜ私は、すぐ横にいる人間とわざわざ鏡ごしに話しているのだろう…と、謎の気恥ずかしさに襲われる。
だからといって、いちいち真横を向くのもなんか変だし、恥ずかしい。

このなんとも言えない恥ずかしさを友人に話しても「別にいいじゃん」としか言われないので、それがまた非常に悔しい。

しかし、恥ずかしがっている場合ではない。
「どうぞあなたの好きなようにしてください…!)というゲキキモ発言をすんでのところで飲み込み、就活が控えているので、毛量を軽くして髪色を暗くしたい旨を鏡ごしに伝えた。
すると、塩顔イケメン美容師

「わかりました!任せてください!」

と、これまた眩しい笑顔を見せてくる。

いや、もうほんとに好きだ。大好きだ。出会って10分だが愛してる。結婚してくれ!!
そして、その暁には私以外の女の子の髪を切るのはもうやめてくれ。

脳内での求婚が止まらない!!

しかし、いくらラブビームを発してみようが、今彼の目の前にいるのは、化粧ドロドロカラー剤まみれのオールバック女である。
一体全体、どんな奇跡が起きればこの状況でラブイベントが発生するというのだろうか。

さらにひどいことに、カット後、私のテカテカに光った顔面が髪の毛の切りカスを離さない。
イケメンが一生懸命ブラシで顔をはたいてくれるが、私の顔面脂の前ではまるで無意味。

「あの、ちょっと無理っぽいんで、これで…」

と、コットンを渡される始末である。
穴があったら速攻入って、そこから一生出たくない!と強く思ったが、大人しくコットンで顔に付着した髪の毛を落とす。
化粧も一緒に落ちていく。
見るも無残な私を容赦なく晒すデカイ鏡。

この恋は諦めるしかないのだ。

そう、諦めるしかない。が、美容師かっこいい。
シャンプー中に「苦しくないですか?」と聞いてくるのは反則だ。
いっその事、首絞めてほしい。私はもうあなたに苦しんでいるのです…!
というか、その繊細な手つき、セクシーにもほどがあるだろう。
なぜ、そのゴツゴツした手でこんなにも優しく触れるのだ!?
もっと…もっと、触ってくれ…!

あぁ、お母さん、大学まで行かせてもらったというのに、出来上がりがこんなのですみません。

目の前の女の脳内がこんなに大忙しだなんて、ミリも思っていない様子で真剣に髪の毛をセットしてくれている彼がとても愛おしい。
ドライヤー中に話しかけてこないところもかなり高ポイントだ。

しかし彼、真剣すぎて櫛の先が私の目に刺さったことに気がついていない。
ちょこちょこ櫛を顔に刺してくるので、恐怖で目が開けられない。
「いてえな。気をつけろよ」と思わないこともないが、イケメンなので全然許せる。

櫛が顔に刺さったことなど、イケメンの御前では瑣末な問題である。

カットもカラーもセットも終わり、目を開けると、そこには黒髪まるでカツラおばさんが映っていたが、それでもいいのだ。


イケメンだったのだから。

イケメンパワーの宿る髪で、いざ

この日担当してくれた彼と会うことはもうないだろうが、とてもステキな時間だった。
美容院は相変わらず大嫌いだが、イケメン美容師は大好きだということに気づいた。

果たして、この私を雇う会社があるのかどうか、甚だ疑問だが、イケメンパワーの宿ったこの髪で面接に臨もうと思う。
面接官がイケメンだった場合に備え、化粧直しを怠ることがないようにしようとも。

投稿者名

肉まん

BMI25のFラン女子大生。彼氏への愛憎と食欲が止まらないので毎日しんどい。好きな言葉は「当駅始発」
Twitter:https://twitter.com/konki_nigemi

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