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5歳さん嫁非公認コラム Episode:37「パパの大切なものはなんですか?」

2019/01/17 UPDATE

ちょっと奇抜な奥さまと元気な息子さん達とのユーモラスなエピソードが大人気!ツイッター界随一の恐(愛)妻家5歳(嫁公認アカウント)さんのコラム!
今回は息子さんの授業参観で読み上げられた、お父さんから息子へのミニレターのお話。
あなたの気持ち、身近な人にちゃんと伝わっていますか?

第1章 先生からのお題

秋の運動会が終わった頃、小学校から父母宛にプリントが配られました。その内容は、
「パパ/ママの一番大切なものはなんですか?」
というもので、短文を書いて提出して下さいとの事でした。授業参観の時に先生がクラスのみんなの前で読み上げるらしく、【大切なもの=子供】について書いてほしいという、先生の意図が感じられました。

文章を書くのが苦手な嫁から、「私は恥ずかしいから、こーちゃんが書いてよね!」と言われたので、僕が引き受けることになりました。「大切なものはマンガです!とかって書かないでよ!」と釘を刺されて、僕もさすがに「マンガです!」と(大切だけど)書くつもりはありませんでしたが、さてさてどうしたものか、と考えました。
この短文は要するに、親から大切な子供へのミニレター的な感じで書くのがいいんだろうな…と、先生が教壇で読み上げる姿をイメージして、そう思いました。でも、僕は毎日息子を抱き締めながら「おまえはパパの誇りだ!大好きだぞ!」と、しっかり言葉で伝えているので、わざわざこんな事をしなくても息子には僕のメッセージは伝わっていると思うけどな~…なんて思う部分と、なんとなく授業参観のための茶番の様に感じてしまって、気乗りしない部分もありました。
っていうか、手紙で「おまえの事を大切に思っているよ!」って送る相手が、たとえ小1の息子だとしても、ちょっと恥ずかしいような照れ臭いような、そんな気持ちがしたのです。

しかし先生も、父母達と子供達、どちらのこともよく考えて企画してくれた授業内容なのでしょう。ここは父として、しっかり提出しなければなりません。
しかも、僕はこうしてライターをやっているわけですし、140字の短文に関して言えばプロみたいなものです。たとえ、僕が少しでも茶番と感じようとも、クライアント(先生)に仕事を頼まれれば、読んだ人が幸せになるような文を書き上げるのが使命(僕はいつだって本気モード)ですから、父として、ライターとして全力で取り組まなければ!と気持ちを切り替えました。もちろん、先生だってそこまでハイクオリティーなものを求めていないことはわかっていますが、人前に出す文章ですから、ただ「大切なのは息子です」とだけ書く事はできないのです。
プロとして!!こうして、僕のライター魂がメラメラと燃え上がったわけです。

第2章 たまには本気で息子に手紙を書いてみよう!

そんな意気込みで僕が書き上げたミニレターは、授業参観の時に読み上げられたそうです。
その日、僕ら夫婦は役員会でバザーの準備があって、ミニレターの授業だけ運悪く見られなかったので、どうだったんだろうなーなんて思っていましたが、しばらくしてそんな事もすっかり忘れていました。

2学期の終わりに、小学校で二者面談がありました。
僕は仕事があったので嫁に行ってもらったのですが、そこで先生から【パパの大切にしているもの】の話がありました。先生自身も、僕の書いたミニレターにとても感動してくれたみたいで「ご両親がお子さんを大切にしていることがよく伝わりました!」と言っていたそうです。
そして、その文章を授業参観で先生が読み上げた時、息子は、小学校に入学してから先生が見てきた中で一番嬉しそうな顔を見せたそうです。

いつも息子には僕の気持ちをちゃんと伝えているつもりですが、こうやって手紙で伝えたのは、もしかしたら初めての事だったかもしれません。しかも、書いた手紙をいつもとは違う場所で、他の人が読んでくれたということが、また良かったのだと思います。最初こそ、授業参観用の茶番だとちょっと斜めから見ていましたが、時には照れ臭いような伝え方も大切で、人を喜ばせる事も出来るんだなと思い、ひねくれていた自分の心を反省しました。
たまには素直な気持ちで、思いを込めて手紙を書くのも良いのかもしれません。

最後に、僕が長男に宛てたミニレターをここに記して、今回は終わりにしたいと思います。

【パパの大切なもの】

パパのたいせつなものは、クマのストラップです。
このストラップは3年まえのお正月に、そうすけがおじいちゃんにもらったお年玉で、パパにかってくれたものです。はじめてもらったお年玉で、じぶんのオモチャやおかしをかわないで、パパにプレゼントしてくれたことがパパはとてもうれしかったです。そうやって、じぶんのことよりも人をよろこばせるココロをもっている、やさしい子どもにそだってくれてパパはうれしいです。クマのストラップはいつもパパのおサイフに入っています。それを見るときょうもがんばるぞ!というきもちになります。
そうすけ、クマのストラップありがとうね。これからもずっとたいせつにします。

これからも記念日や特別な時には嫁に、息子たちに、素直な自分の気持ちと日頃の感謝を手紙で伝えたいなと思いました。ではでは。

投稿者名

5歳

34歳。嫁と息子2人。
嫁は可愛くて、恐ろしい。
息子達は可愛いくて、可愛い。
そんな4人家族の半径15mの生活。
嫁が快適に生活出来る事を一番に考えながら今日も僕は働いて、そして書く。
普段僕の話を聞いてくれる人はいないので皆さんが聞いて下さい。よろしくお願いします。
Twitter:https://twitter.com/meer_kato Instagram:https://www.instagram.com/gosai531/ Comic:https://comic.pixiv.net/works/3313

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