「料理をパッと作れる男に憧れて」兵頭功海さんのおうちごはん

きのう何作った?

2021.12.24

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著名人の方々に、おうちごはんをテーマにお話を聞くインタビュー連載「きのう何作った?」。今回のゲストは、注目の若手俳優、兵頭功海さん。

兵頭さんは、「朝」のオリジナルストーリーをお届けするインスタメディア『HiM Films』とアイスムがコラボレーションした、お料理インスタライブに出演。当日の配信では、包丁さばきのみならず、料理の合間に洗い物をするなど、手際の良さを見せてくれましたが、普段はどんなポリシーでおうちごはんを作っているのでしょう?おすすめの宅飲みレシピや、地元・福岡の思い出の味も伺いました。

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お話を伺った人:兵頭功海さん

1998年4月15日生まれ。福岡県出身。2018年、GYAOとAmuseが共同実施したオーディション『NEW CINEMA PROJECT』の「出演者」部門でグランプリを受賞。映画『五億円のじんせい』で俳優デビューを果たし、『騎士竜戦隊リュウソウジャー 』カナロ/リュウソウゴールド役で注目を浴びる。2022年公開予定の映画「消せない記憶」では主演を務めるなど、今後の活躍が期待される。

「料理をパッと作れる男」への憧れ

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ーーインスタライブ、おつかれさまでした。兵頭さんの手際の良さが印象的でした。普段から自炊されるんですか?

以前は、あんまりしていなかったです。豚肉と白菜を蒸して、ポン酢で食べるぐらいでした。あ、でも上京する時にチャーハンの作り方だけは、母に習っていたんです。

ーー兵頭家オリジナルの、特別なチャーハンなんですか?

明太子と高菜が入っていて、本当においしいんですよ。あと、チャーハンをパラパラにするために、油の代わりにマヨネーズで炒めるのがポイント。

ーーマヨネーズで炒めるといいなんて、知らなかったです!

ずっと料理ができたら格好いいなと思っていたんです。僕が事務所に入った時にお世話になっていた男性マネージャーさんがすごく料理上手で。家に遊びに行った時に、料理をパッと作ってくれるんです。おしゃれなごはんをパッと作れるのが格好いいから、僕もそうなりたいなと思いました。

料理を本格的に始めたのは、最近です。外出があまりできない時に、手の込んだ料理をやってみようと思って。野菜をみじん切りしてみたり、無水カレーを作ってみたりしました。

ーーSNSの投稿を見ていると、煮込み料理が多いですよね。

ぐつぐつ煮込んでいると、味が染み込む様子が分かるの、なんかいいじゃないですか。カレーとかシチューは作り置きできるのも便利で。大きい鍋パンパンに作って、タッパー2個分ぐらいは冷凍して、残りは2日間ぐらいで消費しています。

夜遅く帰ってきて、「あんまりごはんを作りたくないな......」という時には、ごはんだけ炊いて、冷凍しておいたカレーと一緒に食べています。忙しいときは、作り置きに支えられています。

ーーちなみに、カレーは何か隠し味を入れるんでしょうか??

にんにくを豪快に入れています。にんにくをバターで炒めて、たまねぎやにんじんなど野菜を入れて......という感じです。おいしいカレーを食べると、パワーが出ます!

「もやしのナムル」がとにかく大好き

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ーーお仕事柄、栄養バランスに気をつけていらっしゃるのかなと思うんですけど、兵頭さん流のこだわりメニューはありますか?

僕はデビュー作の映画『5億円のじんせい』の撮影後、戦隊のオーディションの話が来るまで、実は仕事があんまりなかったんです。将来に不安を感じていた時期もあったんですけど、思い出のメニューが「もやしのナムル」です。もやし、一度に3袋ぐらいまとめて買っていました。レンジでチンをして、ギリギリまで絞って水分を抜いて、くたくたにするのがポイント。味が染みておいしいんです。

味付けは、塩、鶏ガラ、ごま油を入れて、ほんのちょっとの醤油を足すだけ。安いのも魅力なんですが、とにかくおいしいんですよね。今でもよく食べています。お肉を焼いたり、卵焼きを作ったりしつつ、もやしのナムルを一品追加することが多かったです。

ーーちゃんと付け合わせを意識するのがすごいです。

ですかね?食に関しては、昔からあんまり節約しようと思っていなかったかもしれないです。父も母も若くして一人暮らしをした経験があったんですけど、「食だけはちゃんとしなさい」と、ずっと言われていたんですよね。

「食費を削って洋服を買ったり、遊んだりするのではなくて、まずはごはんのことを考えて、それで余ったお金を使いなさい」と、教えられてきましたし、今も意識しています。

「豚バラ大根」も「シーフードパスタ」も作ります

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ーーもやしナムルの他に、兵頭さんがよく作るメニューは何ですか?

カレーが好きなんですけど、体にやさしいのは、豚バラ大根ですね。大根に火を通して、豚バラ肉を焼いて、白だしを入れて、ちょっとぐつぐつさせて、味を染み込ませる過程が好きなんです。翌日は、またさらに味が染みておいしいんです。

パスタも好きですし、よく作ります。エビとアサリとイカが入っているシーフードミックスをいつも冷凍庫にストックしているんです。そのシーフードミックスと、刻みにんにく、輪切りの唐辛子を入れて、オリーブオイルで炒めて、酒を入れて、茹でたパスタを入れて、ブロッコリーなどの野菜も入れて、具だくさんにして食べています。

ーー栄養も意識されているんですね。シーフードミックス以外に、冷蔵庫や冷凍庫のスタメン食材はありますか?

卵は絶対ありますね。一時期ハマっていたのは、天津飯風チャーハン。チャーハンの上に、シーフードミックスと卵で作ったあんをかけて食べていました。

あとは、豚バラ肉かなぁ。先ほどの豚バラ大根でも使いますし、小松菜を買ってきて、一緒に中華風に炒めることもあります。

ーーなるほど。ストック食材がたくさんあるわけではなく、その都度スーパーに買い出しに行く派なんですかね?

そうですね。毎日スーパーに行くわけではないんですけど、まとめて買って、大量に作り置きをして、残りの食材が少なくなってきたら、また買いに行く感じです。冷蔵庫に入っている食材自体は、割と少ないかもしれないです。

家の近くに安い八百屋さんがあって、時々トマトなどをおまけでつけてくれることもあるので、買い溜めるときにはお世話になっています。

ーー食材をきっちり使い切るよう意識されているんですね。そんな兵頭さんのちょっとごほうびごはんは、ありますか?

次の日何もなくて、おいしいものが食べたいなと思ったら、最近は寿司を食べに行きます。一人でも行けるような、そんな値段も高くないお店ですけど。寿司を一人で無心で食べて「うま〜」となって帰ります(笑)。

普段料理するようになって、外食のありがたさを感じるようになりましたね。久々に外食すると、やっぱりおいしいなと感じます。

おすすめのおつまみメニューは「かんたん砂肝」

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ーー福岡県のご出身ですが、愛用しているご当地の調味料はありますか?もしくは、上京して「これ、なかなか売っていないな〜」と思ったものとか。

ふぐの刺身ですね。

ーーえ、福岡って、ふぐのお刺身が売っているんですか?

はい。地元にある普通のスーパーで売っています。値段も高くないはずです。真ん中にもみじおろしがあって、花弁のように盛り付けてあるんですけど、福岡にいた頃はよく食べていました。

あとは、明太子と高菜、いか明太は実家に絶対ありました。

ーー福岡お土産の定番アイテムですね。兵頭さんはお酒も飲まれるそうですけど、お酒ありきでメニューを組み立てることもありますか?

僕、ごはんとお酒は別なんです。ごはんを食べ終わった後にしか、お酒は飲まない。つまみは、ちょっとだけ作りますけど。

ーーどんなおつまみを作るんですか?

僕の一番おすすめメニューは、砂肝を茹でて、水気を切って、醤油と一味とラー油とごま油を入れた液につけて、冷蔵庫で冷やす「かんたん砂肝」。めっちゃうまいです!オンライン飲みをする時など、ビールのつまみに作っていました。前の日から仕込んでおくと、味が染みてもっとおいしいです。

あと作るとしたら、先ほども話した、もやしのナムルかな。買ってきたナッツも食べたりしますけど。

ーーオンライン飲み会も結構されているんですね。

飲んだあとに食器を洗うのが嫌なので、ごはんを食べる前に台所をきれいにしてから飲み始めるようにしています。あとは、グラスもこだわっています。チューハイも、缶のまま飲むのではなくて、グラスに移した方が見栄えもいいし、よりおいしく感じるので。

ーー最後に、おうちごはんを通じて、何か価値観や生活の仕方が変わったことがあれば教えてください。

もともと野球をやっていたので、そんなに細かいことを気にしない体育会系の人間だったのですが、料理をするようになってからはみじん切りだとか、味を染み込ませるために炒めるとか、細かい作業を意識するようになりました。料理をすることで、人間としてちゃんと生活できる基礎力がついてきた感じもします。

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小沢あや

ピース株式会社 代表取締役。音楽レーベルで営業とPRを経験後、IT企業を経て、2018年に独立。エッセイのほか、女性アイドルやミュージシャン、経営者のインタビューを多数執筆。Engadget日本版にて「ワーママのガジェット育児日記」、「フリーランスな私たち」連載中。豊島区公認の池袋愛好家としても活動している。

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取材・編集:小沢あや(ピース)
構成:五月女菜穂
撮影:小原聡太

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