会社員が主婦(夫)生活をしてみて気づいた、一息つく時間の大切さ

わが家の笑顔おすそ分け #1 「時短家電」〜吉本ユータヌキさんの場合〜

2020.03.05

うちには4歳(娘)と2歳(息子)のスーパーわんぱく怪獣が2匹います。

いろんな家族の漫画やアニメを観てきたけど、一番リアルに描かれているのは"クレヨンしんちゃん"だったんだなと気づかされるほど、大変な毎日を送っています。

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なにがそんなに大変かというと、言うこと聞いてくれないし、ご飯は食べ散らかすし、なにより毎日家が散らかるんですよ。無残に引き裂かれたティッシュ。無数に散らばったビーズ。足の裏に突き刺さるブロック。さっき片付けたはずなのに数秒後には全部散らかってる。

よくもこう毎日毎日同じおもちゃで、ここまではしゃげるな…と関心すらしています。

子どもが小さい頃は、そんなにガッシャンガッシャンおもちゃを出すこともなかったので、毎晩寝る前にはきれいに片付けて明日を迎える!なんて生活ができてたんですけど、もう片付けも手に負えないほど…そして体力の限界と眠気が…。

ちょい神経質な僕と妻は、毎晩きれいに片付けをしてから寝たいけど、これ以上そんな日々を追い求めると自分で自分を苦しめる…!と思い、諦めることにしました。別にインスタで丁寧な暮らしを投稿するわけでもなければ、友達が家に来るわけでもない。それに、明日もまた散らかされるのだから…。

こうひとつ諦めが付くと気持ちがすごく楽になり、週2,3日だけ思いっきり片付けして、掃除機をかける習慣に変えることに。そして、これを機にずっと欲しいと思いながらも先延ばししてたルンバを買っちゃうか…!と、勢いのまま購入。

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毎晩片付けしていた生活から一変、週2,3日のルンバ稼働日だけしっかり片付ける生活はすごく楽。もちろん最低限の片付けは毎日するんですけど、これはまぁいっかっと妥協点を作れたことが、気持ち的にすごい楽にしてくれてます。

また、ルンバが稼働することによって"床から障害物をなくさねば!"と、おもちゃを全部片付けて、イスを机の上にあげたり、テレビ台の下を覗いたり、今まで以上に掃除や片付けの意識も高まった気がします。

もっと早くこの生活しておけば良かった〜!と後悔するぐらいに快適。

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実はもともと時短家電なんて、高いし別になくてもええやんと否定派だったんですけど、導入しようと考えるようになったキッカケは、1年ほど前に妻が体調を崩して5日ほど入院したことでした。

当時、僕は会社勤めをしていて、妻は専業主婦。日中の家事や育児は任せっきりだった最中、突然の入院だったので翌日から壮絶な毎日を送ることになりました。

早く起きて子どものお弁当を作って、幼稚園まで爆走登園。会社から帰ってきたらお迎え行って、お風呂、ご飯、洗濯、寝かしつけ、間髪入れずに洗い物。

なんとかこなせてたものの、家事にいっぱいいっぱいでご飯も淡白なものばかりだったり、子どもたちには『ごめん!DVD観といて!』と構ってあげる余裕はなく、悲しい思いをさせてしまったかも…。

最初は心のどっかで専業主婦なら余裕でしょと思ってたんですけど、こんな大変な生活を1日1日こなしていく内に、毎日きっちり家事も育児もこなしてくれてた妻すげぇ…という気持ちが膨らみ、最終的には『会社勤めの方が何倍も楽やん…』と思うようにもなりました。

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この壮絶な5日間を過ごして思ったのは"一息つく時間が欲しい"でした。

僕にとっては漫画を描くことが一息つく時間なんですけど、あの5日間は全くそんな時間を作る余裕がなくて、家事が終わったら倒れるように眠る日々の繰り返しでストレスが溜まる一方でした。

妻はそんな毎日を過ごしてるのか…と思うと、少しでも家事の時間を減らして、好きなドラマを観たり、お酒を飲んだり、子どもたちとゆっくり遊ぶなりしてもらえたらという考えで、今まで以上に家事や育児を分担したり、時短家電を積極的に取り入れることにしました。 

それ以降、食器洗浄機や圧力電気鍋など少しずつ時短家電を導入してってるんですが、どれもすごく助かってます。今でも時短家電に対しての否定的な意見を耳にすることが多いのですが、主婦(夫)さんの一息つく時間を作るためにも、もっと時短家電が受け入れられて、普及していけばいいなと思っています。

そして、子どもたちが自分たちでお片付けしてくれるようになればと願うばかりです…。

吉本ユータヌキ

1986年、大阪生まれ。大阪在住。

ブログやTwitterでのイラストが話題となり、仕事に育児に漫画にと忙しい毎日を過ごしている。最近はnoteでの発信にも注力しており、cakesクリエイターコンテストでnote賞受賞。

集英社より子ども観察漫画『おもち日和』発売中。

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