モツ鍋が恋しい時のウラ技!豚バラ鍋のすすめ
こんにちは、こたきです。
今月のテーマは『わが家のお鍋』。正に今の季節にぴったりのお題ですね!皆さんもこの冬すでに何度かはお鍋をつついたのではないかと思います。
ひとくちに鍋と言っても、スープや具材、〆を何にするかなど、豊富なバリエーションを楽しめるのがその魅力。
私は干し椎茸のおだしで白菜を煮て、ごま油+塩+七味とうがらしでいただくピェンロー鍋や、重曹をひとさじ足してとろんと角が取れた湯豆腐(具は重曹パワーでぷわぷわになった油揚げ)に最近ハマっています。いまだに挑戦できていないけれど、憧れているのは大根おろしでかわいく仕上げたしろくまの雪見鍋。
でもあえて『わが家の』と話題にするのならこちらがおすすめ!
『豚バラでなんちゃってモツ鍋!』です!
結婚前に働いていた会社の先輩に教えてもらってから、シーズンに何回か作るこのお鍋。
さっぱり味のお鍋にマンネリしてきたちょうど今頃に挑戦すると、気分がガラッと変わってすごくおいしいんですよ〜。
…と言っても名前の通り、使うお肉を豚バラに替えただけで、味も具材もモツ鍋とほとんど同じなんですけどね。この豚バラ鍋、少なくとも私の実家では登場したことのないメニューだったけど、世間一般ではどのくらいの認知度なんだろう…。
そもそも私は二十歳を過ぎて居酒屋に出入りできるようになるまで、ペラペラのモツ鍋しか食べたことがありませんでした。
そのため、初めて脂の乗ったプルプルのモツ鍋を食べた時は衝撃で…。
なんていうか、ペラペラとプルプルのモツ鍋は、八ツ橋と生八ツ橋くらい違いますよね。
両方おいしいけど、こんなバージョンが存在したなんて!!とびっくりしました。
あの感動を自宅でも味わいたい…と思ったものの、プルプルのモツは近所のスーパーではまったくお目にかかれず、陳列されたモツ鍋用スープに食欲を刺激されながらも「あれはお店で食べるものなんだな…売っていても下処理の仕方とか知らないし…」とグッとこらえていました。
なので先輩から「モツ鍋スープに豚バラ肉入れてお鍋にするとおいしいよー!」と聞いた時も「同じモツでもあんなに差があるのに豚バラなんて…」と半信半疑だったのですが、試してみてあらびっくり!全然いける!とってもおいしい!
もちろんモツと豚バラは別物です。でもどうやら私が求めていたのは、モツじゃなく脂だったようで(笑)、すっかり満足してしまいました。
にんにくの効いたスープ、くたっと煮たニラとキャベツ、甘い脂がやわらかくとろける豚バラ肉…おいしさは十分でお手軽さは言うまでもない。こうしてモツ鍋風豚バラ鍋(ややこしい)は、わが家の定番お鍋の座を勝ち取ったのでした。
作り方はわざわざ紹介するまでもないのですが、念のため説明すると、市販のモツ鍋スープに豚バラ肉、キャベツ、ニラを入れて軽く煮込んで出来上がり☆です。
より一層邪道になってしまいますが、冷蔵庫の中身によってはそれにプラスしてお豆腐やもやしを入れる日もあります。〆は袋から出してそのままお鍋にインして軽くほぐした焼きそばの麺。
クセがなくて食べやすいので子どもたちにも好評です◎
年末年始の疲れが出た体を温めて、パワーチャージするのにもぴったりのこのお鍋。
皆さんもぜひお試しください。