市販の鍋つゆでおすすめアレンジ!
冬本番です!鍋のおいしい季節がやってきました。調理も片付けもお手軽で、野菜もたっぷり摂れることもあり、この時期は鍋の回数がググッとアップしますよね!
…それゆえに、飽きもきてしまいがち。そんな時はいつもの鍋にちょい足しで、味や食感を変えてみると良いかもしれません。今回は、大人からも子どもからも人気な「ごま豆乳鍋つゆ(市販)」を使って、いくつかのアレンジレシピをご紹介しようと思います。
とろふわ豆乳鍋
優しいものが食べたくなる日ってありますよね。あまりにも寒い日、ちょっぴり飲みすぎちゃった翌日、お昼ごはんが遅かった日の夜…。そんな時に我が家で一番人気なのが、「とろふわ豆乳鍋」。いつものごま豆乳鍋の具材に豆腐をマシマシに入れるのですが、おいしさの秘訣はそれだけではありません。ほんの少し、ある材料を加えることで激的にとろとろ〜ふわふわ〜な食感になるのです。
まず鍋に、ごま豆乳鍋つゆ・鶏肉・白菜・にんじん・ねぎ・キノコ類と、ちょっと多めの豆腐・油揚げを投入して煮ていきます。材料に軽く火が通ったら、今回のポイント材料「重曹」をほんの少し(鍋つゆ750gに対して小さじ3分の2程度)を加えます。はじめは細かい泡がもこもこ出てきますが、次第に落ち着いてくるので慌てなくて大丈夫!
あとは具材がお好みの硬さになるまで煮れば完成です。具材をすくう時は、おたまやレンゲなどで優しく。とろんとろんに柔らかくなった豆腐と油揚げに、びっくりするはずです。また、重曹効果で他の具材も柔らかく仕上がります。
この重曹を入れる調理方法は、湯豆腐にも有効!お湯・または出汁で豆腐を温める際に重曹を加えてあげると、豆腐が溶けはじめ、とろとろ食感の湯豆腐に!こちらも鍋同様、油揚げを加えることをおすすめします。ただし、重曹は入れすぎると味に雑味(苦味)が出てしまうので注意してください。
旨味爆発★コク辛キムチ鍋
鍋の味を決める際に、〆まで想像する人は多いのではないでしょうか。〆のバリエーションが多いといえばキムチ鍋!お米(リゾット)、うどん、ラーメン、トッポギ…などなど。チーズを入れることで更に幅が広がるのも楽しい!
このキムチ鍋、ごま豆乳鍋つゆをベースに作ると、もう市販のキムチ鍋つゆには戻れなくなってしまいます…!名付けて「旨味爆発★コク辛キムチ鍋!」
作り方は、鍋にごま豆乳鍋つゆ、豚バラ、ニラ、にんじん、長ねぎ、白菜、大根、豆腐と、市販のキムチを1パックドドーンと加えて煮込むだけ。
キムチの大半を占めている白菜は、実は野菜界で旨味(グアニル酸)の多い野菜として有名!その白菜をキムチにすることで、更に調味料の旨味+発酵食品の旨味が加わります。
…そんな「旨味の怪物」キムチを豆乳鍋に加えたキムチ鍋は、コクあり、辛みあり、旨味ありな仕上がりに!
ちなみに余談ですが、白菜漬けの旨味も凄まじいことをご存じですか?白菜漬け、水、鶏がらスープの素をベースに、お好みの食材を加えるだけで、優しい味の「旨味爆発鍋」になります。(仕上げにごま油を垂らすとさらにおいしい!)
漬物特有の酸味は加熱することで飛ぶので、炒めものにも有効!豚バラ肉との相性がとっても良いです。また、餃子の具材として入れてあげると、旨味がアップします。
ミルフィーユフォンデュ鍋
みなさん、ミルフィーユ鍋ってご存知ですか?
白菜と豚肉(またはベーコン)を鍋に敷き詰め、水とコンソメで煮た鍋なのですが、ちょっぴり手がかかる分、仕上がりがオシャレ!友達が来た時などに出すと、とっても喜ばれます。
そんなミルフィーユ鍋、味付けをごま豆乳鍋つゆに変更して、真ん中にカマンベールチーズをドーンとのせ、チーズに絡めつつ食べる「ミルフィーユフォンデュ鍋」にすると、さらに喜ばれること間違いなし!ただしチーズ争奪戦になるので、カマンベールチーズは多めにご用意ください(笑)。
まず、白菜と豚肉を3〜4枚ずつ交互に重ねて層にします。次に5cm幅にカットし、鍋のフチに沿って敷き詰めていき、これを4〜5回繰り返します。
そこにごま豆乳鍋つゆを注いだら、真ん中にカマンベールチーズを乗せて蓋をし、具材に火が通るまで加熱すれば完成です。
もともとコクのあるごま豆乳鍋つゆにチーズをプラスすることで、めちゃくちゃコク旨な仕上がりに!何よりも、蓋を開けた瞬間、中央に鎮座しているカマンベールチーズが目に入ると、ものすごくテンションが上がります。
この他にも、ごま豆乳鍋つゆにニラやもやしなどの野菜をたっぷり入れて加熱し、甘辛く炒めた豚ひき肉を中央に乗せ、ラー油をかけながら食べる「坦々麺風ごま豆乳鍋」や、洋風の具材(ブロッコリーやソーセージなど)を入れた鍋にごま豆乳鍋つゆ+トマト缶を加えて煮込み、仕上げにしこたまピザ用チーズをかけて食べる「豆乳トマチー鍋」など、たくさんのアレンジが効くごま豆乳鍋つゆ。まさに冬の救世主です。ぜひお試しくださいね。