ちょい足しでピリ辛&うまみプラス!唐辛子調味料の世界

わが家の笑顔おすそわけ #14 「こだわりの調味料」〜甘木サカヱさんの場合〜

2021.04.22

私は辛いものが大好きです!でも舌が痛くなるような激辛はちょっと苦手。

あくまでもおいしく食べられる範囲の、ごはんにもお酒にも合う、いわゆるピリ辛の味つけをこよなく愛しております。

毎日の料理でも辛いものをどんどん作りたいのはやまやまなのですが、いかんせん我が家には高齢者から小学生までいるため、毎日あまり刺激物ばかりというのもどうかと躊躇してしまいます。

そこで活躍するのが、いつものメニューにちょい足しで、好みの辛さをプラスできる唐辛子調味料です。

img_smile_014-a-01.jpg

食卓の定番といえば一味・七味唐辛子に、青唐辛子の辛さが爽やかな柚子胡椒、タバスコに代表されるペッパーソースなどでしょうか。

今回のコラムは、我が家でスタメンの、ちょっとだけ珍しい唐辛子調味料4種を、カプサイシンのように熱くご紹介していきます!

3年熟成でまろやか!越後妙高の「かんずり」

今回紹介する調味料は、どれも単品でも、鍋料理などお料理にプラスしても、そして味噌やマヨネーズに混ぜて野菜や肉に付けて食べても絶品!なものばかりです。

まずご紹介するのは「かんずり」。スーパーのスパイスコーナーに並んだ小瓶を目にしたことはあっても、食べた覚えはない…という方もいるかもしれません。

小瓶の中身は真っ赤な、いわゆる唐辛子ペーストなのですが、その製法に気合が入っているのです。

かんずり専用に改良された巨大な唐辛子を、厳寒の中、手作業で雪の上にさらしてアクを抜き、糀や柚子、塩といっしょに漬け込んで3年間も熟成することで、辛さの中にも独特な旨味とコクが生まれるのだそう。

前述のとおり、どんなちょい足しにも対応する万能調味料なのですが、私が特におすすめするのは「かんずり納豆」!

いつもの納豆に、カラシの代わりに小指の先ほどのかんずりをプラスすると、食欲をそそるピリ辛納豆に変身します。

かんずりの塩分があるので、添付の納豆たれの量は控えめに。

納豆の粘りに糀の魅惑のまろやかさが加わり、そこにほのかに香る柚子の爽やかさのハーモニー…たったひと手間でワンランク上の朝食になること間違いなしです。

地中海の香り~チュニジア生まれの「ハリッサ」

お次に紹介するのは、「ハリッサ」。アフリカはチュニジア生まれ、地中海沿岸地域で長年愛されている唐辛子ペーストです。 

原料は塩と唐辛子だけのシンプルなものから、様々なスパイスを調合したものまで幅広いのですが、私が愛用しているのはにんにく、コリアンダー、クミンを加えた香り高いタイプ。

焼いたお肉と相性抜群なのはもちろんのこと、白身魚のトマト煮に添えたり、カレールウに途中から味変として加えるのも面白いです。

私が今いちばんハマっている食べ方は、ヨーグルトディップソースです。
プレーンヨーグルト大さじ2に、小さじ1ほどのハリッサとオリーブオイルを混ぜ、野菜スティックにつけたり、ドレッシングとして使います。お好みでハーブソルトやレモン汁を加えても!

ハリッサはマヨネーズに混ぜてもおいしいのですが、そろそろ塩分が気になるお年頃、試しにプレーンヨーグルトに混ぜてみたら、まろやかな酸味がぴったりでした。

画像はアボカドとゆで卵、ちぎったクリームチーズを、ハリッサヨーグルトソースで和えたもの。超簡単なのに、まるでおしゃれなデリサラダ風のお味になって大満足です。

img_smile_014-a-02.jpg

アンテナショップで出会った逸品、富田商店「唐辛子にんにく」

この商品との出会いは、東京日本橋にある福島県のアンテナショップ「日本橋ふくしま館MIDETTE(ミデッテ) 」でした。長年地元で愛されてきた、秘伝の手作り調味料とのこと。

パウチタイプの唐辛子ペーストは初めて見たので、瓶よりも使い勝手がよさそうだな、というのが第一印象。開封後も常温保存可能ということもあり、食卓に常備して少しずつ使うのにもぴったりです。

試しにと購入して、パンフレットでもおすすめされていた組み合わせ、豚汁に少し入れてみると、これがびっくりのおいしさでした。

辛いだけじゃない唐辛子の旨味、そして決して主張しすぎない、にんにくの絶妙な配合。原材料欄を見ると唐辛子、にんにく、塩というシンプルな構成なのに、どこからこの旨味が…?

お蕎麦やラーメンに入れたり、味噌に混ぜて焼きおにぎりにしたり…とすっかり虜になっています。

また、お醤油に溶いてお刺身のつけ醤油にするのも最高でした。特にカツオやマグロなど味の強い赤身や、イカなど歯ごたえのある刺身にぴったりです。

買った当初、たっぷり入っていて使い切れるかな?と心配したものの、ひと月足らずで半分近く消費してしまい、使い切る前に通販で注文しないと…と思っているところです。

さわやかな辛さ!瀬戸内の貴婦人「レモスコ」

最後にご紹介するのは、戸内レモン農園さんの「レモスコ」 。

瀬戸内産の広島レモンの爽やかな香りに、青唐辛子の清々しい辛さ、海人の藻塩で旨味をプラスした液状調味料です。

味のパンチ勝負になりがちな唐辛子調味料界において、特異なほどの繊細さ、たおやかさを誇るその存在はまるで貴婦人。

ほかのペッパーソースと同じように、パスタやピザ、揚げ物などに数滴ふりかけると独特のさわやかな酸っぱ辛さが食欲をそそります。

また、特に魚介類との相性が抜群です!シーフードサラダやカルパッチョに添えれば、たちどころに瀬戸内の海風が頬をくすぐり幸せ気分です。

レモン風味の唐辛子調味料はほかにもあるのですが、このレモスコが素晴らしいのは化学調味料無添加で、自然のレモンと青唐辛子の風味だけで勝負している潔さ。

辛味もそれほど強くないので、辛い物があまり得意ではないという方にもおすすめできます。

私が今いちばんハマっている食べ方は、ピリ辛レモスコドレッシング。
作り方は簡単で、市販の簡単合わせ酢に、レモスコをお好みの量プラスするだけです。手軽さと使い道の幅広さが人気で様々な種類が市販されている簡単合わせ酢ですが、そこにレモスコが加わることでさらにおいしさがアップします。

おすすめはスライスした玉ねぎをこのドレッシングでマリネすること。主菜の付け合わせにもなるし、そこにボイルした小エビやホタテなどを加えれば、簡単おしゃれな前菜にも変身します!

というわけで我が家の一押し唐辛子調味料を4種ご紹介しました。

世界中で親しまれている唐辛子、まだまだ私の知らない唐辛子調味料がたくさんあるに違いありません。未体験のおいしさとの出会いを求めて、これからも調味料売り場から目が離せません。

img_smile_014-a-03.jpg

甘木サカヱ(よく眠りたまに色々考える主婦)

義父母と同居する二児の母。気力体力ともに常に赤ゲージの、生活力の低い主婦ライター。
絵本好きが高じ、蔵書は約1200冊。
Twitterでは「よく眠りたまに色々考える主婦」の名前でフォロワー約9万3千人(2020年2月現在)。
少しでも家事をラクにこなすため、今日も夢想と試行を繰り返す。

この記事をシェアする

イラスト:かわべしおん

banner_osusowake.png同じテーマの他の記事も読む

がんばる日も、がんばらない日も、あなたらしく。

がんばったことやがんばらないと決めたこと、
ハッシュタグをつけてアイスム編集部に教えてください!

#アイスムがんばる日

投稿する

#アイスムがんばらない日

投稿する