まだ知らないおいしさに出会うまで

わが家の笑顔おすそわけ #14 「こだわりの調味料」〜ぼくさんの場合〜

2021.04.28

8年前まで、ぼくは少数の調味料(醤油・みりん・砂糖・塩・和風だし・コンソメ・鶏ガラスープの素・めんつゆ)でだいたいの料理を作っていました。

当時はアニメ会社で働いていて滅多にスーパーへ行く時間が取れず、帰りのコンビニで不足した調味料を買うこともしばしば。なので購入するメーカーを特に気にしたこともなく、その時手に入るものを使用していました。

そんなぼくも、気付けば料理の仕事をすることに…。担当さんからの差し入れや、企業案件で商品をいただく機会にも恵まれ、扱う食材や調味料が増えていきました。

今では目についた新商品や、ネットで話題になったものを、手あたり次第試しまくるようになり、いろんなジャンルのお気に入りを見つけるほどになりました。

韓国のうまみ調味料の「ダシダ」にはかなりドはまりしました。特に、一般的に知られている牛肉味のものよりも、あさり味のものに感動。

あさりのだしって、貝そのものを購入しないと味わえないものだと思ってて、それにはまあまあお金もかかるので、食卓で頻繁に登場させるのはあきらめていました。

それがまさか、こんなに手軽に味わえちゃうなんて!知ったばかりの頃は、あさりダシダ+わかめ+白髪ねぎ+ごま油で毎日のように海鮮スープを作っていました。

最近は、「うまみにはうまみをぶつけるんだ!」と、白だしと合わせて大根を煮込んだり、チャーハンに使うなど、わが家のメイン調味料として活躍しています。

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ちゃちゃっと副菜を作りたい時に重宝するのがドレッシングですが、これもいろいろお気に入りができました。

特別こだわりがない頃は、ポン酢さえあれば野菜は食べられる…なんて思っていましたが、今では4~5種類のドレッシングが冷蔵庫に常駐していて、気分によって使い分けています。

さっぱり系(しそやゆずなど)やこってり系(ごまやチーズなど)に加え、最近はツンッとした刺激がおいしい「わさびドレッシング」を購入する頻度が多め。

副菜以外にも、塩こしょうで焼いた鶏肉にかけるなど、メイン使いにもいけます。

もう一つおすすめしたいのが、「フォロのドレッシング」 。きっかけはテレビ番組で芸能人が大好きな商品として紹介していたことなのですが、これが、とにかくうまい!国産玉ねぎとにんにく、スパイスを使って加熱せずに作られる「生ドレッシング」で、めっちゃまろやかでクリーミー。ほんの少しの酸味が、野菜の味を邪魔せず、むしろおいしさを引き立ててくれます。

生なので賞味期限は短め(60日間)なのですが、ぜひ試してみてほしいです。(王道ですが、レタス+スライスオニオン+ミニトマトのサラダにかけて食べてみてください…特にミニトマトは必須です…。)

いろいろお話しましたが、最近一番こだわっているのが「だし」。

ちなみにみなさんはかつお節や煮干し、昆布などでだしをとったことはありますか?ぼくは料理の仕事をするまでは、数回しかありませんでした。なぜならそんな時間もなければ、材料をそろえるのも大変だから!

でも、ちゃんととっただしってかなり香りがいいんです。一度味わってしまうと、今まで使っていた顆粒だしでは満足できなくなってしまうほど。

そんな中出会ったのが、ちょっとお高めのだしパック。ぼくが使用しているのは「焼きあご・かつお節・うるめいわし・真昆布・食塩」などが、あらかじめ紙のフィルムに入っていて、水に入れて沸騰させてから2~3分で取り出せばOKなもの。このお手軽さでかなり良いだしが楽しめます。顆粒だしに比べてしまうと値は張ってしまいますが、このだしパックを使って作る煮物やお味噌汁に、かなり癒しをもらう日々です。

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生きていく上で欠かせない「食事」だからこそ、一食一食を大切にして、食べることで癒されたい。そのために、ぼくは今後も「自分の好きな味」をどんどん見つけていこうと思います。世界は広くてまだまだ知らない食材や調味料であふれている…そう思うと、今からわくわくが止まりません。

ぼく

めちゃ楽ンま〜なレシピを作るイラスト料理研究家。地元の菓子業界で4年半の修業の後、上京して何故かアニメ会社に就職。映画やアニメの背景を描くアニメーターとして勤務。2013年8月からTwitter上で公開したレシピイラストが話題となり、現在フォロワーが25万人を突破。著書となる「ぼくのレシピ」シリーズがベストセラーに。

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