苦手な野菜もモリモリカレー

わが家の笑顔おすそわけ #16「カレー」〜ぼくさんの場合〜

2021.06.29

料理研究家がこんなことを言うのもなんですが、わが家にとってのカレーは「苦手な野菜をおいしく摂取できちゃう食べ物」という認識です。

わが家の長男は野菜全般が苦手。どんなにおいしく味をつけようが、細かく刻もうが、上手に残されてしまいます。(すりつぶして肉と混ぜたら、その肉ごと手を付けてもらえません。)

しかしカレーに入れてしまえば、まるっと野菜の形が残っていてもスプーンが止まらなくなるほどに食べてくれるので、2週間に1回は作るようにしています。

かくいう自分も、実はにんじんが結構苦手だったり…(笑)。にんじん以外にも、おいしいとされる「新じゃが」「キャベツの芯の近く」など、甘味がある野菜があまり得意ではありません。(かぼちゃやさつまいもなど、甘味に振り切っているものは好き。)

img_smile_016-e-01

だけど、カレーに入れてしまえばやっぱり大丈夫!おいしくモリモリ食べられます。そんな「わが家流・カレーの作り方」を今回はご紹介したいと思います。

まずは圧力鍋(もしくは炊飯器)に、乱切りにしたにんじんと、一口サイズにカットした鶏もも肉を入れて、沸騰から7分ほど加圧します。

わが家のカレー消費量は半端なく、一度に10人前を作るので、材料も多め!にんじんなら4本、鶏肉は2枚入れます。

「にんじんの量に対して、肉、少なめじゃない?」と思う方もいるかもしれませんが、ご安心を!わが家は翌日に追い肉するので2枚でオッケー。

具材を圧力鍋にかけることで、にんじんがとっろとろになるんですが、これによってカレーの味がにんじんの中までしっかり浸透してくれます。

圧力が抜けたら鍋に移し、他の材料を加えて煮ていきます。

わが家の場合、野菜は玉ねぎのみを加えることが多いです。じゃがいもを入れると日持ちがしないのと、味がなんとなくボケたり、舌触りがざらざらしてしまうように感じるので。たまに子どものリクエストでさつまいもを入れたりします。

そしてキーアイテムの「にんにくすりおろし」を小さじ2ほど。これは、できればチューブよりも生のものをすりおろして欲しい!全然香りが違います!

ルーを入れた後でもしっかり存在感が残るし、苦手な野菜の風味を消すのに一役買ってくれます。

お好みでローリエをいれてもよいですが、正直、入れなくてもカレーはおいしいので無理に揃える必要はないかと思います。

玉ねぎがトロトロに、(入れた場合)じゃがいもやさつまいもがほくほくになったら、カレールーを2種類加えて味付け。よく「ルーは2種類入れた方が、おいしさがアップする」と聞きますがこれは本当で、スパイスの種類が増えて旨みが増したような印象になります。

ちなみに色々試しましたが、ルーは同じメーカーでも、他社メーカーでも同じくおいしいです。

ルーを入れて20分ほど弱火でコトコト煮たら、味見を。もし何か物足りない感じがしたら、醤油小さじ1〜2と、砂糖をちょっとずつ加えてみてください。これはハヤシライスなどでもそうなのですが、和食になじみのある人にはしっくりくる味になります。

味が決まったら、火を止めて1時間ほど置くのもポイント!この1時間で、具材にしっかり味が染み込み、苦手な食材もすべて「カレー」にしてくれます。

食べる際に温めて、ごはんと一緒に召し上がれ!

前半に書いた通り、わが家は翌日に「追い肉」をするので、最初に入れた鶏肉はすべて食べちゃってもオッケーです。

「追い肉」として、炒めた豚こま肉を投入します。豚肉を入れることで、また風味が変わり、少しまろやかに、そして旨みがアップしたカレーに。

これがわが家の「野菜の存在を消す、モリモリ食べられちゃうカレー」の作り方です。よろしければお試しあれ!

img_smile_016-e-02

ぼく

めちゃ楽ンま〜なレシピを作るイラスト料理研究家。地元の菓子業界で4年半の修業の後、上京して何故かアニメ会社に就職。映画やアニメの背景を描くアニメーターとして勤務。2013年8月からTwitter上で公開したレシピイラストが話題となり、現在フォロワーが25万人を突破。著書となる「ぼくのレシピ」シリーズがベストセラーに。

この記事をシェアする

banner_osusowake.png同じテーマの他の記事も読む