家事のやる気持続のカギはオフの質

わが家の笑顔おすそわけ#19「オンとオフ」〜河内瞬さんの場合〜

2021.09.30

今回は「オンとオフ」についてなのですが、正直な話、主夫をしながら家で仕事もしているので、意識しないと永遠にオンのままとなってしまいます。基本的に家事をしているか、子どもの相手をしているか、パソコンに向かっているかのどれかであり、何も考えずにいるとオフになり得ないんですよね…。

時間と仕事量が決まっている働き方なら、それさえ終わればオフにできます。ですがフリーランス形態は実質終わりがないので、意識しないと24時間年中無休のオン状態になってしまいます。本当にそうなってしまうと身体を壊すのでやりませんけど、ある意味これはフリーランスの職業病みたいなものでしょうね(笑)。

つまり私のような主夫(主婦)✕在宅フリーランスという形態で仕事をすると、かなり意識してオフの時間を確保しないといけないということです。

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まずどうやってオフにするかですが、完全に時間で区切っています。

以前は「記事一つ書き上げたら休憩」「漫画のネーム・線画完成で休憩、塗・仕上げ完成で休憩」という感じで目標値を設定していたのですが、これだと仕事が思うように進まなかった場合、いつまでもオフに切り替えることができません。そこで、最近は時間で区切ることにしています。これは会社勤めの場合も一緒ですよね。お昼になったら昼食休憩があったり、午前午後でそれぞれコーヒーブレイクしたり。

私の場合、仕事が一区切りついたと思ったら家事が発生して、家事を終わらせたと思ったら今度は子どもが学校から帰って来て、子どもの相手が一区切りついたと思ったら新しい漫画の案が思いついて、それをパソコンに残して…という感じで、完全な一区切りというものが存在しません。だから時間で区切るようにしたわけです。仕事が中途半端であろうが、家事が残っていようが、時間になったらオフにする。そうやって強制的にオフに切り替えます。

終わらないからといつまでもやるのは実は効率が非常に悪く、強制的にオフにする(家事・仕事から離れる)ことがかなり大事だと主夫になって強く実感しました。

ではオフの時は何をしているのか。

やることは色々とあるのですが、一番はやはり散歩ですね。1日1万歩を目標にしています。とはいえ、夏場は散歩しているとすぐ汗だくになりますし、なおかつ熱中症になる危険もあるので、無理に1万歩にはこだわらないようにしています。それでも大体5000歩~7000歩くらいは歩いています。

なぜ散歩するのかというと、いろんな考えがまとまったり、新しいアイディア(ツイート案や漫画案)が浮かぶからです。そういう意味では「オン」と言えなくもないですが、とはいえ散歩中ずっと考え事をしているわけではないですし、ただぼーっと歩いていることも多々あるので、散歩はあくまでも私の中では「オフ」カテゴリに入れています。
もちろん、雨が降って散歩しない日もあります。土砂降りだと何のために散歩しているのかわからないくらいずぶ濡れになりますしね。ただその場合、夜の寝つきが悪くなる気がします。歩くだけとはいえ散歩も運動なので、その分体力が残っていて寝つきが悪くなるのでしょう。あとは、散歩が日課になっているので、その日課をこなしていないという違和感もあるかもしれません。

散歩の他には家で漫画を読んでいます。パソコンの近くやキッチンだと仕事や家事が気になるので、それらから離れた部屋でくつろぎながら読みます。結構集中して読むため、頭は完全に仕事などから離れて適度にリラックスできます。

あとは子どものゲームを後ろから眺めつつ、会話を楽しみながらコーヒーを飲むこともあります。これは子どもの相手(子育て)なので「オン」と言えなくもないですが、不思議とリラックスできるのです。時間的には10分~20分程度ですが、1日に数回子どものゲームの鑑賞を楽しみます。

そしてここからが今回のメイン!

最近料理を「おいしいと言ってくれる家族のために作る」ということを意識しており、料理を作るのが楽しいと感じることすらあります。

少し前までの私にとって料理とは、「自分の時間を費やして作る」ものでした。やっていることは今と同じで「家族のための料理」を作っていたわけですが、自分の時間を自分のやりたいことのためではなく、やらなければならないことのために使っていると思っていたのです。端的に言えば嫌々作っていたとも言えます。家族のための料理なのに、自分のことしか見ていなかったのです。これでは料理が楽しいと思えるはずもありませんし、食べた家族が幸せになることも残念ながらありません…。

そんな中、たまたま作った料理を家族がおいしい!と口を揃えて言ったことがあり、そしてそれがこの上なく嬉しく、また言ってもらいたいと思うようになりました。そこから気が付けば「自分の時間を使って料理を作る」から、「おいしいと言ってくれる家族のために作る」と自分の中の料理を作る動機が変化していきました。

この変化は食洗器・ホットクック・ドラム式洗濯乾燥機を導入し、家事そのものが減ったことで心に余裕が生まれたのも大きいかもしれません。

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主フにとって家族が食べる料理を作るのは「オン」カテゴリですが、今の私にとっては同時に「オフ」カテゴリでもあるのです。こうなると最高ですよ。オンでありながらオフでもあるのですから。とはいえ家事のすべてがそうなったわけではないので、今後もしっかりオフを意識することは必要ですけどね。

でも、仕事が押していたり、子どもが風邪をひいて医者に連れて行ったり、いつもと違うスケジュールになると途端に心の余裕は失われます。そうなるとやはり料理を楽しむ余裕もなかなか維持できません。

心の余裕次第でオン・オフの質も変わってくるので、心の余裕を維持することをまずは意識した方が良いのかもしれません。

河内瞬

サラリーマンを10年経験した後、主夫に転身。主夫になって初めて知った家事育児のことをSNSに投稿している。書籍『主婦をサラリーマンにたとえたら想像以上にヤバくなった件』発売中!

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