私の最高なオフタイムのために

わが家の笑顔おすそわけ#19「オンとオフ」〜豆さんの場合〜

LIFE STYLE
2021.09.27

子どもを寝かせて大人の夜ごはんを用意し、さあ食べましょうかと席に着くのが大体22時過ぎ。

私はそこで、その日のすべての業務の終了を宣言します。
もう何もしません。自分のためだけのオフタイムです。

それまでの私は、ごはんを食べ始めてからも、あれがないこれがないと言われれば席を立ち、食べ終わったら皿を洗い、明日の米を炊いたりなど動き回っていました。
でもある時気づいたのです。

私、寝るまで仕事してない?

朝起きてから子どもを保育園に預けて出社。夕方保育園に迎えに行ってからはごはんにお風呂。
寝かしつけたら夫のごはん。極めつけに細々とした家事……意識を失うかのように眠りにつく毎日。趣味のお絵描きも、工作も、ずっと見続けていた動画も見られない。
つまりは永遠にオン!

精神的にも身体的にもすり減って、このままだと自分は壊れてしまうな…と感じました。

そして唐突に思い立ち、夜ごはんの開始と共に宣言しました。

「私はもう限界です。あと自分の好きなことをもっとしたい。ここに座ったらもう何言われても動かないから、今後そのつもりでよろしく!」

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始めはポカンとしていた夫でしたが、思っていたより反発もなく。
これまでは私が動いてしまうから、動かなくていいと思っていたのかもしれません。
食べた後は何もしないで済むように、食べ始める前に明日の保育園の用意や大体の家事を終わらせるようになりました。

今では宣言通り、ごはんを食べたらお気に入りのソファでゴロゴロ。
寝たりお絵描きしたりしてくつろいで過ごしています。
特別なことは特になく、“好きな事しかしない”を合言葉に過ごしています。
これが私の最高に最高なオフタイムです。

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さて、このかけがえのない時間を死守するために、どうしても越えなければならない壁があります。

寝かしつけです。

どんなにごはんの前に家事を終わらせたとしても、子どもが起きていたら永遠と終わらないママコールが待っています。
好きなことなんて以ての外、ゆっくりごはんすら食べられません。
なんとしてでもわが子を大人のごはん時間より前に寝かせたい…。
そのために、日中はとにかく息子、だいずの体力を消費させることを目標に動くことにしました。

体力消費には歩かせてみるか!ということで、保育園の帰りにだいずと二人であちこちお散歩しています。元々は寄り道大好きでまっすぐ帰りたがらないだいずに仕方なく付き合う形でしたが、体力消費という面で考えてもむしろ良いのでは?と今では積極的に歩かせています。

帰りたくないと嫌がるだいずを無理やり抱えて帰る体力が私にはない、というのも理由ではありますが。

特にコースを決めているわけでもなく、だいずが向かうがままに。

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ルールは一つ。1時間で帰るってくらい。

さすがに家とまったくの反対方向や、この先はガチャガチャコーナーがあるから行きたくない…などという時はうまく方向転換させるか、抱え込んで家の方へ誘導しますがそれ以外は自由です。

健やかな睡眠のため、好きに遊ぶがよいさ~とだいずの後を付いて行くのですが、興味を持つものも変わり、反応の仕方も変わり、よく行くコースも変わり、遊び方も変わり…、普段保育園に預けていて時間がなかなか取れない分を取り戻すみたいに、私に色んな成長を見せてくれます。

こうやっていろんなものを見て触って過ごせば、脳も刺激されてよく寝てくれるのでは~?とニヤニヤしている日々です。

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まぁそんなこんなで歩き回ったり一緒に公園で遊んだりしながら帰宅して、結果夜中まで寝ないということもあるので、寝たら最高にハッピー!寝なかったら明日は自分のためにシュークリームでも買おう!と自分を甘やかす方向へチェンジして頑張っています。

ちなみに今これを書いている私の手元にはシュークリームがばっちりあります!
そんな日もあるよね!

ああ、今日は寝てくれますように。

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