二人を繋ぐドーナツ

わが家の笑顔おすそわけ#24「思い出のお菓子」〜豆さんの場合〜

2022.02.22

息子のだいずが1歳半くらいの頃から、保育園の帰りにずーっと欠かさずしているのが、コンビニに立ち寄ってごはん前に小腹を満たすおやつを買うこと。

バナナだったり、パンだったり、ヨーグルトだったり。

でもここ数か月は、とにかくドーナツ。

普通のドーナツ。小さいドーナツの詰め合わせ。バームクーヘンをドーナツだと思って買ったことも。

とにかく穴が開いている「まぁるいもの」を毎日毎日買っていました。
買った後は「ぼくのドーナツ!」と叫び、道行く人にお披露目しながら手を繋いで帰る毎日。

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ママの分も買うんだ、と棚の前から一歩も動かなくなったり。
ドーナツが売り切れていて、コンビニで大の字になって泣いたり。
お月様にドーナツ食べる?とたずねてみたり。
転んでぐちゃぐちゃになったドーナツを見て、くっつけてくれと大泣きしたり。
一緒に食べようねと約束して、結局全部一人で食べちゃったり。
食べる前に二人でドーナツの歌を歌って踊ってみたり。

ドーナツのことだけでとにかくたくさんの思い出があります。

1月初め、私は諸事情により緊急入院で一週間まるまるだいずと離れるという経験をしました。退院後も保育園のことはすべて夫に任せ、お迎え後のコンビニという恒例行事もなくなりました。

始めは慣れずに泣いていただいずも、気持ちに余裕が出てきたのか、最近では帰りに「コンビニに行こう」と夫を誘うようになったそうです。

二人だけの恒例行事が二人だけのものじゃなくなったんだなぁ…と少し寂しいような気持ちで聞いていたのですが、夫から「ドーナツが欲しいと言うから買ったのに、帰っても食べようとしない」と言われました。

そんなまさか。
あんなにドーナツ中毒で、袋を開けたら秒で完食する子だったはずなのに。

夫が、食べないの?食べていいよ?と声をかけると「ぼくのママ」とだけ言うという。
もしかして、ドーナツはママと一緒に食べるものだと思っているのか?

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急いで家に帰ると、確かにドーナツを前にジーッとお行儀よく座っている。
「あ!ぼくのママ!おかえり!」とニコニコ笑い、私が「ドーナツ食べないの?」と聞くと、「たえる!ぼくのドーナツ!」と嬉しそうに食べ始めました。

本当に私を待っていたんだ。

私にとってドーナツが二人の大事な思い出になっているように、だいずにとってもドーナツは私との大事な繋がりの一つになっていたのかもしれない。

一方通行だと思っていただけに、嬉しくて抱きしめると、笑いながら「ぼくのドーナツよ。ママのドーナツはないよ」とだけ言うだいず。
そんなやりとりすら愛しく感じてしまいました。

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こんなにドーナツドーナツ言うのも今だけだろうなと思いつつ、もう少しだけ、二人のドーナツの思い出を増やしていけたら幸せだなぁと思います。
とりあえず次の目標は、一緒にドーナツを作ることですね!

幼児用家具や遊具デザイナーとして働きながら、息子「だいず」の育児日記的お絵描きメモを日々描いている。
何でも自分が一番楽しみたい。気になる事はなんでもやりたい。そんな気持ちで工作したり、文章書いたり、ラジオで喋ったり、なんか色々していたりする。
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