一番大好きな秋の香り

わが家の笑顔おすそわけ #32「おいしい香り」〜ぼくさんの場合〜

2022.10.28

ぼくの住む町は、駅につながる歩道にキンモクセイがたくさん植えられていて、この季節になるとあちこち良い香り!

陸上に励んでいた子どもの頃も校庭にキンモクセイが植えてあったので、この香りは青春時代を思い出します。

その頃は福島の田舎に住んでいたので、登下校中の田んぼや畑近くの焦げくさい香り(稲や作物を収穫し終えた後の、焼いた香り)も懐かしくなります。嬉しいことに自分の家からすぐのところに大きな農園があるので、買い出しに行く際、わざわざ横を通ることも少なくないです。

そう思うと、秋って自分にとって素敵な香りであふれている気がします。ぼくは夏場はシャワーで過ごすことが多く、湯船に浸かるのは秋になってからなのですが、その時入れる入浴剤の香りも好きな香りのうちの一つです。昔は大容量で安い入浴剤を適当に購入していましたが、最近は香りにこだわることも増え、薬局でテスターの香りを試してから購入するようになりました。特にクナイプはいろんな香りのバスソルトを販売しているので、選ぶのがとても楽しく、それぞれ二個ずつ購入してその日の気分によって入れるものを変えています。

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忘れてはいけない秋の香りといえば、食欲の秋にも関係する食べ物の香り!ラ・フランスの独特な香りや、旬のきのこの香り(いまだにマツタケの香りの良さを、ちゃんと理解していませんが…笑)。スーパーの石焼き芋の焦げた香りも「秋だな~」と実感します。公園に生えているイチョウの木からは銀杏の独特の香りがしますよね。

あとわが家みんなが好きなのが「さんまを焼いた香り」です。スーパーでさんまが少しでも安くなるとすぐ購入してしまいます。

さんまといえば塩焼きですが、一年に一回絶対食べるもの…それは「さんまの炊き込みごはん」!!!これを食べずして秋は迎えられません。ぼくが作るさんまの炊き込みごはんは、調味料を塩、醤油、塩こんぶしか使用しないので、大好きなさんまの香りがダイレクトにごはん全体に広がり、ほおばるだけで幸せになれます。作り方もものすごく簡単なので、ささっとご紹介しますね!

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まず初めにお米2合を研いで、浸水させておきましょう。今の季節なら、可能であれば1時間くらい浸水すると、炊いた時にふっくらおいしく仕上がります。

次にさんま2匹の内臓を取って半分にカット!切り込みを数か所入れて、両面にしっかり塩を振ったら魚焼きグリルでじりじり焼きます。この時点で既におなかがすく香りが部屋いっぱいに広がるので、がんばって耐えてください。

ここまで来たらあとは炊くだけ。炊飯器に水切りしたお米、水400㏄、 醤油大さじ1、塩こんぶ10gを入れたら、焼いたさんまを中央にドーンとのせ、通常炊飯スイッチON!浸水時間を含めなければ30分かからずに用意できちゃいます。

ちなみに土鍋やフライパンを使うと更においしい炊き込みごはんに!先ほどと同じ分量を土鍋 or フライパンに入れたら、一度強火にかけて沸騰させます。ぼこぼこ泡立つくらいになったら極弱火まで火を弱めてふたをし、15分加熱。加熱が終わって火を止めたら、絶対にふたを開けずに15分蒸らします。最後に30秒ほど強火にしてあげるとおこげができるので、お好みで加熱して完成です!

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さんまを一度取り出して骨を取り除いたら、ごはんの上に戻して軽くほぐし、茶碗によそいます。ここに千切り生姜、千切りみょうが、青ねぎなどをわんさか添え、すだちを絞って召し上がれ。

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ごはん全体がさんまの良い香りだし、うま味たっぷり。加えて薬味の軽い「サクサク食感」が良いアクセントになって、食べ飽きません。そしてすだちが合いすぎるので、絶対に搾ってほしいです。ちなみに、ごぼうやしめじなどを一緒に炊いてもおいしいので、好みでどんどんアレンジしちゃってください。

他にもさんまアヒージョや、さんまの竜田揚げなど、ご紹介したいレシピはまだまだありますが、結局やっぱり一番おいしいのは塩焼き or 炊き込みごはんだと思うので、秋のうちにぜひ試してみてくださいね。

ぼく

めちゃ楽ンま〜なレシピを作るイラスト料理研究家。地元の菓子業界で4年半の修業の後、上京して何故かアニメ会社に就職。映画やアニメの背景を描くアニメーターとして勤務。2013年8月からTwitter上で公開したレシピイラストが話題となり、現在フォロワーが45万人を突破(2022年2月時点)。著書となる「ぼくのレシピ」シリーズがベストセラーに。

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