
「完璧じゃなくていい、おいしければ正解」山崎怜奈さんのがんばりすぎない自炊論
アイスムのビデオポッドキャスト番組『おうちごはんはこれでいい』は、「自炊に疲れる気持ち」や「あえてがんばらないこと」を共有し、毎日のごはんを無理なく続けるための工夫やについて語る番組です。今回のゲストは山崎怜奈さんです。「完璧じゃなくていい、おいしければ正解」と語る彼女のおうちごはんと、自宅でのリラックス方法とは?(聞き手:フリーアナウンサー 川島葵)
自分に対するハードルをとことん下げていく

「おうちごはんはこれでいい」、今回のゲストは山崎怜奈さんです。
山崎怜奈です。よろしくお願いします。
いつもラジオで聞いているあの声を、こんな距離で聞けるなんて嬉しいです。山崎さんには以前もアイスムにゲストに来ていただきましたね。お料理や自炊のお話をたくさん伺って、中でも印象に残っているのが「完璧じゃなくていい、おいしければ正解」という言葉です。
そうそう、自分に対するハードルをどんどん下げて生きてるんです。下げて下げて、褒められるところの及第点を下げていく。そうじゃないと、人のこともつい厳しい目で見てしまいますよね。「自分にも他人にも甘くいよう」と意識していないと、どんどん厳しくなっていっちゃうなと思っていて。
そのお気持ちは、どんな時でもお持ちですか。
ですね、何に対してもそうです。仕事をバリバリやっていると気になるところが増えてしまいます。世の中のことも人のことも自分のことも厳しい目で見てしまいやすい性格だと自覚しているからこそ、なるべく合格点を下げるように努めていますね。
その象徴が「ラタトゥイユ」だという山崎さん。この猛暑の中、汗をかきながら夏野菜を煮込んでいる自分を「えらい!」と思うのだそうですね。
野菜を切って煮込むだけ(笑)。名前はおしゃれですけど、たいしたことはしていないんですよ。トマトジュースを使ったり、缶トマトで代用したり、煮込んじゃえば形は気にしなくていいので、雑に切ってもいい。
たしかに。
自分が食べるだけなので。「最終的においしければ正解!」というスタンスでよく作ります。たんぱく質もとりたいから、勝手に鶏むね肉やもも肉を突っ込んで、もはやラタトゥイユと呼べないものになっていたりもするんですけど、それはそれで。
自炊をするときは、今食べたいものを作られるんですか?それとも明日のことを考えて逆算されたり?
今、食べたいものを作ります。明日の自分のことなんてわからないし、今の欲に忠実に生きていますね(笑)。
ドラマと愛猫に癒されるお風呂時間がごほうびに

料理をしながらラジオやポッドキャストを聴かれることも多いそうですね。
手を動かしていて画面を注視できないぶん、ラジオやポッドキャストくらいがちょうどいいんです。朝ドラや大河ドラマのアーカイブを聴くことが多くて、尺がわかっているので「あ、そろそろ終わるってことは、こんなに時間が経ったんだ」って目安にもなります。
お気に入りの番組は?
ポッドキャストだと、朝井リョウさんと加藤千恵さんの「信頼できない語り手」や、ジェーン・スーさんと堀井美香さんの「OVER THE SUN」もよく聴いていますね。仲のいい人がしゃべっている声を聞くと安心するので、三宅香帆さんや、長谷川あかりさんのYouTubeを、流していることもあります。友達の蓮見翔くんのビデオポッドキャストを聴きながら、お肉を揉んだりもしていますね。
時間の使い方が素敵ですね。生活の中で、ごほうび的な瞬間はありますか?
お風呂の時間が至福なんです。うちの猫はお風呂が平気なタイプで、私が入浴していると一緒に入ってきて、湯船のふたの上に寝そべってくるんですよ。かわいい猫を眺めながら、ドリンクを持ち込んで脱水対策をしつつ、スマホスタンドでドラマを観ています。今は『VIVANT』(TBS系列)を観ているんですけど、緊張感のあるシーンのすぐ横で、まったく緊張感のない猫が寝そべっているのがおもしろくて仕方なくて。
その温度差、なんだか癒されますね。
その独特な時間が、穏やかに一日を終わらせてくれる感じがして好きなんです。
自分にも他人にも優しく、今の自分の「食べたい」に忠実に。飾らないままの山崎怜奈さんの姿が垣間見えるひとときでした。
ごはんが進む「マグロユッケ」
『おうちごはんはこれでいい』では、「今日はもう疲れた!」「でもおいしいものを作って食べたい!」そんな方のためのおたすけレシピを案内人(声優・野島健児さん)の声でご紹介します。今回は、白ごはんが進む「マグロユッケ」です。

材料(作りやすい量)
作り方
- 1. マグロのお刺身を5mm角に切り、まな板の上でマグロに醤油とごま油を絡める。
- 2. マグロを器に盛り付け、ちぎった大葉と卵黄をのせる。