しらこちゃんと巡る おのぼりgirlの東京食べ歩き 第1回 「谷中銀座商店街」編

2018/01/22 UPDATE

自然体な発信で人を惹きつけるしらこちゃんが、大都会東京を歩いて食べて綴ります。


みなさま初めまして、しらこちゃんです。

今この記事を見て下さっているほとんどの方が、「誰?」と思われていることかと思います。
徒然なるままにツイッターをしている、普段はごく普通の会社員です。

突然ですがこの度、アイスムさんでコラムを書かせていただく運びとなりました。

地方出身の私は、元々「おしゃれスポット?SNS映え?何それおいしいの?」というタイプの根暗引きこもり人間。
ですが上京を機に、多種多様な価値観が集まる土地で、街歩きに引き込まれるようになったのです。

何てったって大都会東京。美味しいお店の数は無限…
せっかく素敵なお店を見つけた感動を、自分の中だけに留めておくのは勿体無い!
ということで、実際に歩いた街を、おすすめのグルメを中心に紹介していきたいと思います。
記事を通して、読んでいただいた方のデートや、お出かけ先の選定のお手伝いが少しでもできれば、と思っています。
おのぼりさんの戯言…くらいに思い、見ていただければ嬉しいです。

今回は今アツい下町エリア、谷根千
その中でも下町情緒あふれるおすすめスポット”谷中銀座商店街”を紹介します。

“谷中銀座“の魅力

個人的に東京の下町が大好きなんです。中でもここ「谷中銀座」は江戸らしさの残る懐かしい街並みに加え、昔ながらの老舗と今トレンドのおしゃれなお店が混在しています。
お子さんからお年寄りまで楽しめる、食べ歩きにも最適なスポット。私も大好きな街の一つです。

場所はちょうど日暮里駅(JR山手線、常磐線、京浜東北線・根岸線、日暮里・舎人ライナー、私鉄京成線)と東京メトロ千代田線 千駄木駅の間。どちらからも徒歩5分程度です。

日暮里駅から千駄木方面に歩いていくと、足元に広がるゆるやかな階段が「夕焼けだんだん」。この夕焼けだんだんを下った先が、谷中銀座商店街です。

谷中は猫の街とも呼ばれ、猫好きには何ともたまらない土地!
谷中銀座の公式キャラクターも、もちろん猫ちゃんです。
この日も数匹のにゃんこに出会うことができました。

谷中銀座には、食べ歩きグルメが盛りだくさん。

定番のメンチカツやイカ焼き以外にも、最近はインスタ映え間違いなしのおしゃれグルメも増えてきています。


今回、私が立ち寄ったお店はこちら。


やなかしっぽや


猫の街ならでは、「猫のしっぽ」をモチーフにした焼ドーナツ屋さんです。
15種類以上の豊富な味に、それぞれ「とら」や「ぶち」など猫ちゃんらしい名前がついていて、猫好き悶絶の殺人的可愛さ…!


私が選んだのはチョコとプレーンミックス、一番人気の「とら」。
抜群にかわいいのはもちろん、外はサクっ、中はふわふわ。思わず顔がほころぶ美味スイーツです。
価格はどれも130円程度と、いくつか買って食べ比べたくなるお手頃さ。猫をモチーフにしたお店の多い谷中銀座商店街ですが、人気が高いのにもうなずけます。


こちらはテイクアウト専門店。デートの際など、それぞれ違う味を買って分け合うのもまた楽しいでしょうね。
猫のイラストの描かれたギフトボックスもあり、お土産にも最適!


やなかしっぽや
住所:東京都台東区谷中3-11-12
営業時間:10:00~18:00

10:00~19:00(土日・祝祭日)

アトリエ ド フロレンティーナ

溶かしたキャラメルと絡めたナッツ類を、クッキー生地にのせて焼くフランス伝統の焼き菓子、フロランタン。
こちらは珍しいフロランタンの専門店です。
和と洋が調和する洗練されたお店の外観に惹かれて入店したのですが…人生で食べた中で、一番美味しいフロランタンでした!まさか、谷中銀座で出会えるなんて。

こちらもテイクアウト専門店。この日はプレーン、焼きリンゴ、アールグレイ、ココア&ヘーゼル、そばの実&黒ごま、黒糖キャラメル、オランジェ、季節のフレーバーの8種類が並んでいましたが、既に売り切れているものもありました。
こんなに沢山の種類のフロランタン、なかなかお目にかかれないですよね。
キャラメル部分もクッキーも、驚くほどサクッと軽い食感。変わり種もありながら、どのフレーバーもキャラメリゼされたナッツと見事にマッチしています。

ギフト用の包装に、紙箱と木箱がちょこんとディスプレイされていて、この箱がまた素敵。お祝いなどに持っていくと、まわりとちょっぴり差をつけられそう。包装用の水引も、豊富な色の中から好きなものを選べるんです。
帰省のお土産にと買っていったのですが、ちょうど飛行機の機内誌にも「東京のイチオシ手土産」としてこちらが紹介されていて、嬉しい気分に。
1個220円程度で、ちょっとした手土産にもかなりおすすめです。

アトリエ ド フロレンティーナ
住所:東京都台東区谷中3-12-2
営業時間:11:00~17:00

やなか健真堂

日暮里駅側の商店街入り口にあるこちらは、和雑貨も取り扱う、ちょっぴり和テイストなカフェです。
階段で2階に上ると、店内は6席ほどの、こぢんまりと落ち着いた雰囲気で、歩き疲れた頃のひと休みにぴったり。

ここに来たらぜひとも食べていただきたいのが、看板メニューの「白玉みずあんみつ」。
セットの緑茶は、オプションで宇治抹茶に変更することもできます。
尾瀬の天然水を使用した透明な「水ゼリー」はぷるんっぷるんで、まさに新感覚!
濃厚な抹茶蜜と上品な甘さの餡子を白玉、水ゼリーと一緒に食べると、お散歩疲れも吹き飛ぶ美味しさです。お口直しの塩昆布がついているのも嬉しい。
緑茶から変更していただいた宇治抹茶も、濃いめで本格的な味わい。

ふとディスプレイ棚に目をやると、絶妙なチョイスの和雑貨達。和風のピアスや和食器、レトロな趣の小物など、つい手に取って眺めてしまいます。
私は大のカトラリー好きなので、迷わずピックフォークと匙をペアで購入しました。

やなか健真堂
住所:東京都台東区谷中3-11-15(2F)
営業時間:11:00~19:00 ※18:30 LO
定休日:木曜日(祝日除く)

というわけで、今回は谷中銀座商店街ならではのおしゃれスポットを満喫してきました。

戦後、闇市のような場所として栄えた過去もある、ここ谷中銀座。レトロな雰囲気の中に、東京出身でない私でもどこか懐かしさを感じる、不思議な街です。
この日は昼〜夕方にかけて訪れましたが、夜になると妖しく顔を変えるのも、魅力の一つだと思います。

今回紹介したのはほんの一部ですが、谷中銀座商店街には紹介しきれないほどのグルメやお買い物スポットが沢山あります。
ぜひお腹を空かせて、朝からお散歩してみてくださいね!

次回は、また違ったスポットを探索してきます!

(※ご紹介した内容は2017年12月時点のものです。)

投稿者名

しらこちゃん

精巣系OL。
上京後、食べ歩きに目覚め痛風予備軍。
好きなものを自由気ままにTwitterで綴る日々。
街歩きとグルメが中心。

Twitter:https://twitter.com/_shi_ra_ko_