しらこちゃんと巡る おのぼりgirlの東京食べ歩き 第2回 「神田神保町」編

2018/02/08 UPDATE

こんにちは、しらこちゃんです。

街歩き企画、第2回のテーマは
「趣味の街で大人デート」ということで。


前回はちょっぴり渋めな下町エリア、谷中銀座を歩きましたが、
今回は「神田神保町」をご紹介します。


神保町というと、やはり”本の街”というイメージを持っている方がほとんどではないでしょうか。
古くから沢山の学校が集まり、学生の街として発展してきた神保町。歴史を持つ古本屋が多く立ち並びます。
活字離れが進む若い世代にとっては、縁の薄い街という印象になってきているかもしれません。
ですが、昔ながらの街並みに新しい時代の色を加えた個性的なお店も沢山あり、実はかなりデート向きの街なのです。

そこで今回は、神保町の大人デートにぴったりなスポットを紹介します。

avocafe

神保町へ到着後、さっそくランチへ。
アボカド料理店は都内にも数件ありますが、実は日本で最初にできたアボカド料理専門店がこちらのお店。
オープンの12時を少し回った頃に伺いましたが、可愛らしい内装の店内はすでにほぼ満席。やはり8割は女子です。
もちろんアボカドを使ったメニューがほとんどで、「アボカドレアチーズケーキ」や「アボカドスコーン」といった珍しいスイーツまでありました。
ランチは、定番のやみつきアボカドスパム丼/アボカドタイカレー/日替わりランチ(この日はアボカドビビンパ丼)の3種類。日替わりランチはお店の公式Twitterでお知らせしてくださっています。

※アボカドスパム丼

※アボカドビビンパ丼

今回は一番人気のアボカドスパム丼と、日替わりのアボカドビビンパ丼を注文。
アボカドスパム丼は、甘めの照り焼きソースと塩味のきいたスパムにアボカドが文句なしに合う!
相性やいかに・・・?と半信半疑だったビビンパ丼も、さすが専門店だけあってアボカドとの相性が研究し尽くされています。スタミナも回復するほど、こちらも文句なしの美味しさです。
臭みがなく柔らかいアボカドが使われていて、女子に喜ばれることうけあい!

avocafe
住所:東京都千代田区神田神保町1丁目2-9 ウエルスビル3階
電話番号:03-5281-6177
営業時間:平日 Lunch11:30~15:00 Dinner18:00~22:30
土日祝 Lunch12:00~15:00 Dinner15:00~22:00
URL:https://ameblo.jp/avocafe/
Twitter:@avocafe

明治大学博物館

腹ごしらえが済んだところで次の場所へ。
デートで大学の博物館に行くという発想はあまりないかもしれませんが、こちらの常設展は無料で入れて楽しめるスポット。
明大の大学史はもちろん、商品部門、考古部門、刑事部門の3つの部門の展示があります。
中でも私が興味深いと思ったのが「刑事部門」。”日本の罪と罰”というテーマで江戸時代の刑罰に関する資料などが展示されているのです。
江戸時代に使われていた拷問器具や資料のレプリカ、また、ギロチンやアイアン・メイデンといったヨーロッパの刑罰具のレプリカを間近に見ることができます。

美術館でアートを鑑賞するのとはまた違った、新しい視点で展示を「見る」ことができますよ。


明治大学博物館
住所:東京都千代田区神田駿河台1-1 アカデミーコモン地下
電話番号:03-3296-4448
開館時間:10:00~17:00
https://www.meiji.ac.jp/museum/

Tea House TAKANO

博物館や書店巡りを終え、ホッと一息つきたい時に立ち寄ってほしいのがこちら。
Tea House TAKANOは東京初の紅茶専門店なんだそう。日本紅茶協会の「おいしい紅茶の店」として認定されているんです。

地下にある喫茶店ですが、店内は明るく落ち着いた空間。一人でも入りやすい雰囲気です。
駅からほど近い立地にもかかわらず、料金設定はお財布に優しめ。紅茶は1杯500~600円程度ですが、茶葉の種類は定番から珍しいものまで豊富に揃っています。スコーンやティーケーキなどのスイーツも300~500円程度なので、1000円ほどで幸せなティータイムを味わえるのです。
今回はスコーンとお店イチオシの紅茶「エクセレント・クオリティー・ティー(セントジェームズ茶園)のウバ」をオーダー。

スコーンにはウォーマーがついてきて、熱々が長〜く楽しめるサービスが嬉しい。
もちろん紅茶の味も間違いないので、ぜひこの優雅なひとときを体験して頂きたいです。
購入した本を読みながら休憩したり、おしゃべりしたりするのにもぴったりですよ。


Tea House TAKANO
住所:東京都千代田区神田神保町1-3 寿ビル地下1階
電話番号:03-3295-9048
営業時間:月~木曜日 11:30~20:00
金曜日 11:30~21:00
土曜日・祝日 11:30~19:30
日曜定休 年末年始休み
http://www.teahouse-takano.com/

馬子禄 牛肉面

本場中国の有名店、牛肉麺のお店です。
神保町はラーメン激戦区。そんな中8月にオープンしたばかりで既に行列店になっている馬子禄(マーズルー)。
メニューは「蘭州ラーメン」のみという硬派なスタイル!麺の太さ(スタンダードの細麺、平麺、三角麺)、パクチーとラー油の量が選べます。

牛骨と牛肉から取ったスープは八角のような大人っぽい香りですが、味は日本のラーメンと比べてかなりあっさり。ラー油が溶け込んだスパイシーな味わいに葉ニンニクが香り立ち、まるで本場中国の屋台に来ているよう。
打ちたてを提供しているという麺もスープにほどよく絡み、ツルッと食べられます。
店内のお客さんは中国の方が半分くらいを占めていました。中国で愛されているんですね。
パクチー抜きにもできるので、苦手な方もぜひお試しください(写真はパクチー抜き)!


馬子禄 牛肉面
住所:東京都千代田区神田神保町1-3-18
電話番号:03-6811-7992
営業時間:
【昼】11:00~14:30(L.O.)
【夜】17:00~20:30(L.O.)
※水曜定休
営業時間に問わずスープが無くなり次第終了
URL:http://lanzhou-lamian.com/

バーノンノン

大人デートの〆に使ってほしいのが、山の上ホテルのロビーの一角にあるこちらのお店。重厚感溢れる英国風のバーです。
出版社に囲まれた立地にある山の上ホテルは、文豪たちにも原稿執筆時の絶好の定宿として愛されてきた場所。
ここバーノンノンは、池波正太郎なども通ったバーとして数々のメディアで紹介されています。

清潔感のある店内。ゆるくカーブした木製のカウンターに9脚の椅子が並びます。
知的な風情を感じながら、オリジナルカクテルの「ザ ヒルトップ」と「ゴールデン・キャデラック」を注文しました。

※ザ ヒルトップ

※ゴールデン・キャデラック

オリジナルカクテルの「ザ ヒルトップ」は一番人気だそう。ウォッカベースでリンゴの香りが抜ける爽やかな一杯。
文豪もこの席で同じカクテルを・・・と想像するだけで背筋が伸びる気がします。
オーセンティックな雰囲気に、二人の距離もぐっと近づきそう。デートの締めくくりに文豪気分を味わってみてはいかがでしょうか。

バーノンノン
住所:東京都千代田区神田駿河台1-1
電話番号:(03)3293-2311(山の上ホテル代表)
営業時間:月~土 17:00~1:30(L.O)
日・祝日および 連休最終日 16:00~22:30(L.O)
URL:https://www.yamanoue-hotel.co.jp/restaurant/nonnon/


「世界有数の本の街」神保町ですが、今回は書店を外したラインナップで、落ち着いた大人デートをテーマに歩いてみました。
店の外へ溢れるほど沢山の古本・・・本の街が持つ独特の街並みを眺めながら歩いていると、自分が初めて本を手に取った時のことや、将来自分の子どもに伝えていきたい本のことなど、色々な想いが巡って彼との会話も弾みそう。
本好きの方はもちろん、そうでない方も新たな魅力に触れることのできる素敵な街です。

それでは、また街探しの旅に出てきます!


(※ご紹介した内容は2017年12月時点の内容です。)


投稿者名

しらこちゃん

精巣系OL。
上京後、食べ歩きに目覚め痛風予備軍。
好きなものを自由気ままにTwitterで綴る日々。
街歩きとグルメが中心。

Twitter:https://twitter.com/_shi_ra_ko_