しらこちゃんと巡る おのぼりgirlの東京食べ歩き 第15回 「吉祥寺」編

2018/08/27 UPDATE

こんにちは、しらこちゃんです。

今回の街歩きは、都内でも人気トップクラスの吉祥寺です!

2017年の住みたい街ランキングで堂々の一位に輝いた吉祥寺。確かに、閑静な住宅街と、若者向けのお洒落な飲食店、古着屋や雑貨屋、家族連れで楽しめる大きなショッピングモールなど、住みやすい要素が充実していて素敵な街です。衣食住のバランスが良いですよね。中央線沿いで都心に出やすいのも、人気の理由の一つ。
井の頭公園を中心にのどかな雰囲気が流れていて、ここへ来ると肩の力がスーッと抜けていくような気がします。
そして、私が吉祥寺を好きな理由の一つに、大ファンである、漫画家でイラストレーターの江口寿史さんにゆかりのある土地だから、というのもあります。

今回は、そんな吉祥寺をまったりゆる〜くぶらぶらお散歩してきました。


今回立ち寄ったお店はこちら。

トニーズピザ

まずはランチから!
チーズ好きの方に強くおすすめしたいのが、ここトニーズピザさんです。
なんとこのお店、1968年創業。開店以来、吉祥寺の美味しいピザ屋として必ずと言って良いほど名前が挙がります。
江口寿史さんも、雑誌で行きつけのお店として紹介されているんです。
場所は吉祥寺駅南口から歩いて5分ほど。店内はこぢんまりとしていて、休日のお昼時は混み合うことも多いです。

平日11:30〜14:00までのランチタイムには、ピザセット以外にもサンドセット、パスタセットもあります。
今回は土曜日だったので、単品で「フレッシュとまと」と「スペシャルミックス」をオーダー。この日は9割ほどのお客さんが、やはりピザをオーダーしていました。
こちらのピザはアメリカンタイプで、一人前のサイズは大判のピザの4分の1のサイズです。
どのピザも、チーズがこれでもか!!というくらいたっぷり!チーズはオリジナルブレンドだそうで、数種類のチーズをお店でミックスされています。これだけチーズがのっているので、重量もずっしり。ナイフで切っていただきます。
まずは、フレッシュとまと。

お店にあるガラスのショーケース式の冷蔵庫に、真っ赤で大きなトマトが沢山入っているのですが、それらがふんだんに使われているのでしょう。そして、そのみずみずしいトマトが見えなくなるほど、たっぷりかけられたチーズとマッチして、夏らしい味わい。
そして、スペシャルミックスです。

こちらも一見、厚いチーズの層しか見えません。でも、一口食べると、ミートとトマトのソースにマッシュルームやピーマン、玉ねぎなど具材がたっぷり。4分の1カットでも十分なボリューム感です。

創業50年、地元の方にも愛されるピザ屋さん。オールディーズが流れる店内で、アメリカンな気分を味わいながらチーズ感満載のピザが食べたいなら、間違いなしのお店!

トニーズピザ

https://mobile.twitter.com/pizza_tonys

住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-6-9

電話番号:0422-49-1021

営業時間:[火~日]11:30~21:30(L.O.20:30)
[ランチ]11:30~14:00

定休日:月曜日

 

ふくろうの里 吉祥寺店

ランチの後は、動物に癒されるのはいかがでしょう。最近、私もじわじわとその魅力と癒し効果にハマり、マイブームになっているアニマルカフェ!
こちらのふくろうの里さんは都内に2店舗を構え、ふくろうカフェの代名詞になっているお店の一つです。

猛禽類カフェは、ガラスや檻越しに見るだけ…というお店も少なくない中、ここではたっぷりふくろう達とふれあうことができるのがおすすめポイント。
入れ替え制なので、ゆっくりふれあうためには予約必至です。予約をすると、割引もありますよ。
今回は60分のコースにしましたが、ふくろう達の負担を考え、ふれあいができるのはその内半分の時間です。
店内は、カフェスペースとふれあいスペースが区切られています。
まずは、カフェスペースでドリンクをいただきながら注意事項の説明を聞き、ふくろうたちを眺めて過ごします。
ドリンクもふくろうのカップに入っており、何とも可愛らしい…!私はマンゴージュースをいただきました。

時間になったら、スタッフさんの案内でふれあいスペースに入ることができます。清掃が徹底されており、匂いもあまりありません。
ふくろうそれぞれに性格があるようで、一羽一羽のお名前や触り方を丁寧に教わります。
常にスタッフの方が近くにいてくださるので、安心。グローブを着けて腕に乗せたり、餌やりをしたり、何とフライトの練習をさせてもらうこともできました。

この日、接客してくれたバードスタッフは、種類の違う全7羽。私はコキンメフクロウのあずきちゃんにメロメロになってしまいました。

こちらが、あずきちゃん。あずきちゃんは頭を撫でられるのが大好きだそうで、撫でられすぎてはげてしまったこともあるほどだそうです。
頭を撫でると「もっと撫でて」と頭を下げてきて、とっても可愛かったです。
最後にお土産のガチャガチャと、スタッフさんとのじゃんけん大会があるのですが、ガチャガチャでは大当たり(!)のガラス細工をいただきました。大当たり以外にも、缶バッジや絵はがきなどがもらえます。
幸運にも、じゃんけんでも勝って、バードスタッフたちのうちわをいただきました。

たくさんふれあえて、お土産まであり、とっても満足度の高いふくろうカフェです!
ふくろうたちも個性豊かでどの子も可愛いので、必ずお気に入りの子が見つかりますよ。

ふくろうの里 吉祥寺店

 

http://owlvillage.jp

住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目 26-1 JK吉祥寺ビル 201

電話番号:非公開

営業時間:平日 12:00-17:00
土日祝 11:00-18:00

定休日:火曜日・木曜日

 

free design

吉祥寺と言えば、公園や古着屋さんなど色んなイメージがあると思いますが、私はなんとなく雑貨屋さんのイメージが強いです。
吉祥寺に訪れた際には必ず立ち寄るのが、こちら。北欧中心の輸入雑貨を扱う、生活雑貨のお店です。フリーデザインさんの雑貨はどれもセンスが良いものばかり。
北欧の雑貨が多いですが、他にも西欧、アメリカ、そして国内の商品も取り扱っています。
場所は吉祥寺の雑貨屋さんや古着屋さんが多く立ち並ぶ通りの中。建物の2階にあり、店外の階段を上がって入っていくので、少し見つけるのが大変かもしれません。

通りからはこの看板が目印。
それほど広くない店内ですが、いつもお客さんで賑わっています。
色々な生活雑貨を取り扱う中で、特に豊富なのがキッチンツール。他にも、雑誌に掲載されるような有名な雑貨や、なかなかお目にかかれない商品まで、手に取ってじっくりと眺めていると時間を忘れてしまいそう。
テーブルウェアもお洒落なセレクトばかりで、美しくディスプレイしてあります。


可愛いというよりは、シンプルで洗練されたデザインのものが多く、男性にもおすすめ。
器好きの女性もテンションが上がること請け合い。
毎回、立ち寄ると必ず何か買ってしまうのですが、今回もお気に入りを見つけました。

1つ目は、北欧のくまの貯金箱。スウェーデンのノルデア銀行がノベルティでプレゼントしていたもののレプリカです。
2つ目は、鹿児島睦さんのうさぎの花器。陶器の街、長崎県の波佐見町で作られた陶磁器です。さっそく、ドライフラワーを飾ってみました。日本製ですが、北欧のインテリアともマッチします。

新生活を始める前のデートなどにもぴったりのお店です。オンラインショップもされているので、ぜひ一度見てみてください。

free design

 

http://www.freedesign.jp

住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2丁目18-2

電話番号:0422-21-2070

営業時間:11:00〜20:00

定休日:年末年始

 

chai break

雑貨屋さん巡りをした後は、カフェで小休憩。
井の頭公園のほとりにひっそりとあるお洒落なカフェです。
その名の通り、とっても美味しいチャイが飲めるお店。紅茶専門店は見かけても、チャイ専門店はなかなか見ないですよね。

チャイにこだわりのあるチャイブレイクでは、一杯一杯手鍋で丁寧に煮出した本格チャイを飲むことができます。そして、こちらで焼かれている焼き菓子も絶品!「一杯だけ」と思って立ち寄ったときも、いつも焼き菓子を一緒にオーダーしちゃいます。

今回は、期間限定のレモンのチャイと、デザートセットをオーダー。
デザートセットには生姜のミルクプリンと手焼きクッキー、マフィンがついており、マフィンは6種類から選べます。迷ったけど、あんずとカスタードクリームのマフィンをチョイス。
どのスイーツも甘さ控えめで、チャイの濃厚さと香りを邪魔しません。
生姜のミルクプリンはほんのり生姜の香りがしますが、あっさりと優しい味。
クッキーはカリッと軽い食感で、これなら何枚でも食べられそう。
あんずのマフィンは杏の酸味とカスタードの甘さが混ざり合い、こちらも軽くて大きすぎず、食べやすいサイズ感でした。
今回はティータイムに利用しましたが、サラダとシリアル食べ放題+トースト+ヨーグルトにチャイ付きで1000円のモーニングも大人気で、開店30分前くらいから並びます。

店内にほんのり漂うスパイスの香りに何とも癒される…。このスパイスは、なんと店主さん自らインドまで買い付けに行かれているとのこと。ちなみに、スパイスが苦手な方には、スパイスを一切使用していないミルクティーもありますよ。

夏は店外でチャイフラッペも売っているので、井の頭公園の木陰で飲みながらゆっくり涼むこともできます。
東京で本格チャイが飲みたくなったら、ぜひ訪れてみては。

chai break

 

http://www.chai-break.com

住所:東京都武蔵野市御殿山1-3-2

電話番号:0422-79-9071

営業時間:9:00(土日祝8:00)~19:00

定休日:火曜日

 

ファーイーストバザール 吉祥寺店

休憩の後、ギャラリー巡りをしました。部屋に飾る絵を購入し、そろそろ帰ろうかというところで、この日はとても暑い日だったのでジェラートでも…ということで、こちらのお店へ。
ファーイーストバザールさんは、ドライフルーツとナッツなどのナチュラルオーガニック専門店です。ドライフルーツやナッツの取り扱い数はピカイチ。

ドライフルーツのお店でジェラート?と思われるかもしれませんが、こちらでは甘味料を一切使用していない、体に優しいアラビアンジェラートが食べられるのです。
砂糖不使用というと体に優しいだけで味は二の次、というものも多いですが、ここのジェラートは自然由来の甘味にこだわり、果実本来の糖分や花蜜で甘味を出しています。

今日は花蜜ミルクと、+100円のスペシャルフレーバーからピスタチオをオーダーしました。
ジェラートには、苦手でなければお店で売られている数種のナッツをトッピングしてくれます。
花蜜ミルクは必ずオーダーしてしまう定番です。ミルクの味わいの中に、花蜜の芳醇な香りと様々な味がブレンドされているような…一言では言い尽くせない不思議な味わい。ミルキーで、砂糖を使っていないのに優しい甘味を感じます。
ピスタチオは、ナッツを専門に取り扱っているだけあり、ピスタチオそのものの濃厚な味が口の中に広がります。この濃厚さは、これまで食べたピスタチオのジェラートの中ではダントツ一位!
これで砂糖不使用という免罪符付きなのだから、圧巻です。
最近は白い砂糖が体を冷やすと言われ、避けられがちな傾向もあるので、ダイエット女子は必見ですね。
暑さも罪悪感も忘れてオーガニックジェラートで涼みましょう。

ファーイーストバザール 吉祥寺店

 

http://fareastinc.co.jp

住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町 1-1-24
アトレ吉祥寺 本館1階

電話番号:0422-22-1497

営業時間:AM10:00~PM10:00

定休日:アトレ吉祥寺の営業日に準ずる

 



さて、今回は吉祥寺に行ってきました!
どの街に行っても毎回思うことですが、吉祥寺は特に、おすすめのお店が本当に多くて紹介しきれません。他にも、1本80円の絶品焼き鳥屋、昔ながらの素朴な味わいのドーナッツ店、ボリューム満点メンチカツ、本格派ピロシキなど、食べ歩きできるグルメも盛りだくさん!色々買って井の頭公園に持ち寄るのも良いですね。まだまだ隠れた魅力が詰まっているはずです。
今回もついつい取材ということを忘れて、一日楽しんでしまいました。
吉祥寺も高円寺と同じく、元々は吉祥寺というお寺の下に栄えた街です。そのせいなのか、ゆったりとした時間が流れているような気がします。長年住みたい街上位というのにも納得です。
目まぐるしい毎日に疲れたら、吉祥寺で美味しいものに囲まれてまったりとした一日を過ごしてみるのはいかがでしょうか。

(※ご紹介した内容は2018年7月時点の内容です。)



投稿者名

しらこちゃん

精巣系OL。
上京後、食べ歩きに目覚め痛風予備軍。
好きなものを自由気ままにTwitterで綴る日々。
街歩きとグルメが中心。

Twitter:https://twitter.com/_shi_ra_ko_