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手間と子どもの笑顔は比例しない!枡田絵理奈流「無理しないお弁当づくり」

おうちごはんはこれでいい#11

PEOPLE
2026.11.05

ビデオポッドキャスト番組『おうちごはんはこれでいい』は、「自炊に疲れる気持ち」や「あえてがんばらないこと」を共有し、毎日のごはんを無理なく続けるための工夫や、上手な"頼り方"について語る番組です。今回は、リスナーからのお弁当のお悩みに枡田絵理奈さんが答えます。枡田さんはお子さんたちのお弁当に「クイズ」を付けているそうで…? 

お話を伺った人:枡田絵理奈さん

1985年12月25日生まれ。神奈川県出身。2008年にTBSテレビに入社し、『チューボーですよ!』『ひるおび』などの番組で活躍。2014年に広島東洋カープの堂林翔太選手と結婚し、TBSテレビを退社。現在は広島で3人の子供の育児をしながらフリーアナウンサーとして活動。「アスリートフードマイスター3級」「食育実践プランナー」の資格を持つ。

音声を再生してお楽しみください。


川島

今回はおうちごはんのお悩みについてです。

枡田

やっぱりマンネリしちゃうのと、あと私はあまりセンスがいいほうではないので、盛り付けとかが苦手です。Instagramとかを見て「みんな、こんな素敵なごはんを作ってるんだ」って思うと、家族に対してなんだかごめんよっていう気持ちになります。

川島

いやいや、どれもおいしそうですけど!枡田さんの料理の中で、お子さんが特に好きなものは?

枡田

うちの子どもたちは八宝菜とか、あんかけ系が好きですね。でも、好き嫌いがなくて本当になんでも食べてくれるんですよ。逆に言うと、「これがすごく好き!」みたいなのもないかも…。

川島

なんでも食べられるのは素晴らしいですね。枡田さんは以前、アイスムで「お子さんが苦手な野菜を使った料理にそのお子さんの名前をつける」とお話されていましたよね。

枡田

たとえば私だったら絵理奈なので、絵理奈のきゅうりの和え物・略して「エリキュー」みたいな。

川島

そうやってお子さんと食を楽しまれてるんだなって思いました。

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聞き手はフリーアナウンサーの川島葵さん(写真左)

川島

ここで、アイスム読者の方のお悩みをご紹介させていただきます。

 

「お弁当作りに悩んでいます。朝は忙しいので、短時間でやさしい味のお弁当のレパートリーがほしいです。メディアでは春にお弁当の特集が組まれがちですが、春夏秋冬の食材を使ったお弁当の特集があればいいのになと思っています」

 

というお便りです。枡田さんは、お弁当作りで心がけていることってありますか?

枡田

幼稚園の頃とかはお弁当を作る機会が多かったのですが、長年お弁当を作ってきて感じたのは、「手間と子どもの喜びは比例しない」こと。もちろんキャラ弁を作ったら喜ぶんですけど、健康や彩りの面で手間をかけても、子どもは意外と喜ばなくて。一生懸命作った肉巻きよりも、クロワッサン・ソーセージ・トマト・ブロッコリーみたいなお弁当のほうが喜ばれたりするんです。だから、自分に余力がないときは、子どもの笑顔を大事にしようと思って手を抜いてます(笑)。

川島

それは、持ち帰ってきたお弁当箱を見て反応を確かめるんですか?

枡田

毎日完食はしてくれるので、残っていたりはしないんですけど。子どもたちにリクエストを聞いたりとかしています。

川島

クロワッサンは目から鱗でした!

枡田

あと、ハンバーグを作り置きして冷凍しておいて、バンズを買ってハンバーガーにしたりとか。パンケーキだったら、小さなソースボトルにジャムを入れて、ハッピーセット風にしたり。あとは、ホットサンドを作ることもあります。中にハムチーズとかマヨコーンとかを挟んで。

川島

めちゃくちゃテンション上がりそう!

枡田

喜ばれますね。そういう日は、朝と夜に栄養を取ればいいやと考えています。栄養バランスは一食じゃなくて、一日のトータルで考える。別にお弁当が炭水化物だけでも、夜に野菜とたんぱく質を多めにとれば帳尻は合うので。

川島

お弁当作りをスタートしたときからそういう考え方だったんですか?

枡田

いえ、最初はバランスよくしなきゃと思っていました。でも、小さなお弁当箱の中で栄養バランスや彩りを完璧にするのはすごく大変だと気づいて、だんだんと諦めがついてきて。

川島

お話を伺っていると、お弁当箱を開けた瞬間にお子さんのテンションが上がるのが伝わってきますね。

枡田

うどんや冷やし中華やそうめんとかもやります。あと、レトルトカレーの日もありました。私が熱出ちゃって動けなくて、お弁当箱に白米だけ詰めて、冷めてもおいしいと謳っているレトルトカレーを持たせて。そしたら、かなり好評でした(笑)。「恥ずかしくなかった?」って聞いたら、「めっちゃウケた」って言ってたからよかったです。

川島

麺類だと、おつゆはどうするんですか?

枡田

100円ショップのボトルにつゆを入れて、夏場はボトルを凍らせておくんです。ちょうど食べる頃には、いい感じに冷たいおつゆになっています。

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枡田

あと、学校でのお昼時間といえば、今年から毎日、お箸やランチョンマットを入れるランチセットのところに、クイズを作って入れてるんです。

川島

クイズ?

枡田

クイズをメモ帳に書いて。たとえば昨日話した内容から出題したり、子どもが漢字テストで間違えたところを出題したり、豆知識やその日のメニューに関連したことだったり。「サンドイッチという料理名の由来は何でしょう?」みたいな。

川島

それ、答え合わせは家でするんですか?

枡田

はい。家に帰ってきて、子どもたちに「今日の答えわかった?」って聞くと答えてくれます。息子は「マッチ棒を一本動かして計算式を正しくしましょう」みたいなクイズが好きで、同じ班の子たちとみんなで解くのを楽しみにしています。

川島

クイズはなぜ始められたんですか?

枡田

新学期が始まるとき、3人が「ランチセットに手紙を入れてほしい」って言ってきたんですよ。最初は手紙だったんですけど、だんだん書くことも尽きてきて…。それでクイズにしました。

川島

ランチセットを開けるたびにお母さんからの愛情を感じるし、しかもどこかで役に立つかもしれないですよね。テストとか雑学とか。

枡田

何かしら知識が広がるきっかけになればいいなと思います。やっぱり子どもも、朝から学校に行って、楽しいけれどもそれなりに気疲れしているだろうし、お昼ごはんの時間ってすごくホッとする時間だと思うんです。そのときにクイズが入っていたら、リフレッシュになるかなと思って。クイズの本をいっぱい買って、毎日出題に頭を悩ませています。一年生の娘はまだ、解けないと悲しい気持ちになっちゃうので、ギリギリ解けるような問題を考えて。

川島

伝わりますね、お母さんの気持ち。

枡田

移動中の新幹線の中でクイズのストックを作っています。私、3年後くらいにクイズ番組に出たら優勝できるかも(笑)。

川島

たしかに(笑)。読者さんからのメッセージにもありましたけど、「やさしい味」のお弁当のレパートリーってどうですか?

枡田

いや、本当に苦手で。特にお弁当って時間が経つと味がボケてしまうので、やさしい味だと本当に味がなくなっちゃったりするんですよね。あえて言うなら、ごはんを炊くときに塩昆布を入れてうまみを出したりしています。おかずだと、おひたしとかはよく作るんですけど、やさしい味って難しいですよね…。私も知りたい。

川島

わかります。オクラにしっかり塩を振ったつもりでも、子どもからは「何の味もしない」って言われたり…。そして、クイズもぜひ真似させていただきます!

枡田

勇気があったらぜひ!始めるかどうかは皆さん次第です(笑)。本当に大変なので…。

川島

こうやってお弁当の悩みを一緒に話すだけでも気が楽になると思います。皆さんも、お悩みがありましたらぜひアイスムにお送りください。枡田さん、本当にいろんなお話ありがとうございました!

もずく梅ぞうすい

『おうちごはんはこれでいい』では、「なんだか疲れた!」「でもせっかくならおいしいものを食べたい!」そんな方のためのアイスム流ごほうびレシピを案内人(声優・寺島惇太さん)の声でご紹介します。今回は、「もずく梅ぞうすい」です。

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文:吉田サキ
撮影:猪原悠
レシピ:高山かづえ