一人前の味噌汁はレンジで作ろう!有賀薫さんに教わる“お鍋いらず”の作り方

耳で楽しむおいしいスープレシピ 番外編

2021.02.24

どうしても味噌汁が飲みたい朝って、ありませんか。けれどイチから作るのは面倒なときも多いし、ひとり暮らしの方は一人前を作るというのも大変ですよね。
今回は、「一人前の味噌汁を最大限カンタンに作る」をテーマに番外編をお届けします。スープ作家の有賀薫さんが、レンジを使った手間いらず、お鍋いらずの方法を教えてくれました。


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一人前の味噌汁は、レンジで作りましょう。
お鍋で作ろうとすると、直径16㎝ぐらいの小さなお鍋でも、水位が1㎝ぐらいにしかなりません。これでは具材を煮るのも大変です。多めに作って、数回に分けて食べてもいいのですが、味噌汁は作りたてがおいしいもの。その都度食べたい分だけ手軽に作れたらいいですよね。

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ではどうするか。スクリューキャップタイプのジップロックコンテナー(スクリューロック)が便利なんです。底の面積が浅く、水を入れたときに深さが出ます。また、中に200mLの目盛りがついているのもお役立ちポイント。ここでは、473mLのものを使用しています。

基本のプロセスは、

1. 200mLの水を入れる
2. 好みの具と顆粒だしを入れる
3. 電子レンジ(600w)で3~5分ほど加熱する
4. 味噌を大さじ1入れて、さらに1分加熱
5. 電子レンジから取り出して、全体をよく混ぜる

以上です。

だし入りの味噌を使われている場合は、2の顆粒だしは省いてください。

【注意】
電子レンジで加熱する際、キャップを閉めてしまうと、熱がこもって危険です。キャップをずらしてのせ、蒸気がほどよく逃げるようにしておきましょう。

【加熱時間について】
豆腐やねぎなど、火の通りやすいものは3分程度、大根などの根菜類や、厚切りにしたものは5分程度を目安にしてください。油揚げやニラなどは1分ぐらいでもOKです。

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保存しやすく、すぐに火が通る便利な具材を集めてみました。最初から刻まれている油揚げ、冷凍のほうれん草などは1〜3分前後の加熱でじゅうぶんです。

「豚汁の具」という冷凍食品もあるんですよ。こちらはひとつかみを凍ったまま入れ、6~7分レンジにかければいいでしょう。冷凍をそのまま入れるので、時間は少し長めです。

小分けにパックされたお豆腐もいいですね。加熱時間は3分を目安に。包丁がめんどうだったら、手でくずしてもいいんですよ。

刻みねぎは仕上げにふるだけでOKです。

豆腐と油揚げの味噌汁

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実際に、お豆腐と油揚げで作ってみましょう。

1. まずジップロックコンテナーに水を入れます。
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200mLの目盛り、見えますか?これが便利!
2. 1~1.5㎝角に切った豆腐と顆粒だしを入れます。顆粒だしの量はメーカーにもよりますが、大体小さじ1/4(2g)程度で。ほんの少しで構いません。
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3. 電子レンジで3分加熱したら、油揚げと味噌を入れます。もう一度レンジに入れて、1分ほど加熱しましょう。コンテナーが熱くなっているので、気をつけてくださいね。
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4. 箸で全体をよくかき混ぜます。最後に刻みねぎを乗せます。
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さあ、できあがり。
お椀に移してもいいけど、私はそのまま食べちゃうこともありますよ(笑)。洗いものが少なく済むのはうれしいですよね。

私はスープ作家として活動していますが、スープって「作るのが大変」「手間がかかる」と思われることは多いです。実際、そういうスープや汁ものもあります。だけど、手間なくラクに作れておいしいスープもあるし、手間のかかるものを工夫して簡単に作ることもできるんです。あたたかいお汁って、疲れているとき、大変なときに、体や気持ちをホッとさせてくれるもの。レンジを使った一人前の味噌汁づくり、ぜひお試しください。

有賀 薫

スープ作家。1964年生まれ、東京出身。ライター業のかたわら、家族の朝食に作り始めたスープを8年以上毎日続けている。スープの実験イベント“スープ・ラボ“はじめ、スープをテーマにしたイベントを多数開催。著書に『365日のめざましスープ』『帰り遅いけどこんなスープなら作れそう』『朝10分でできる スープ弁当』。

白央篤司

「食と暮らし」、郷土料理がテーマのフードライター。著書に『自炊力』(光文社新書)、『にっぽんのおにぎり』(理論社)など。料理家としても活動し、雑誌や食品メーカーへのレシピ提供も定期的に行っている。

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取材・文:白央篤司
撮影:木村琢也

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