市瀬悦子さんの冬の献立、便利な「メインと副菜」のセット vol.1
「メインは決まったけど副菜が決まらない」。「2品作るときにどんな順番で作ればいいかわからなくなってしまう」。そんな「献立のお悩み」に答えるべく、料理研究家の市瀬悦子さんに、冬の便利な「メインと副菜」の組み合わせを教えていただきました!第1回は、「ベーコンとカリフラワーのカルボナーラ風リゾットと、春菊とりんごのオニオンサラダ」です。作りやすい順番も教えていただいたので、ぜひまねしてみてくださいね!
ベーコンとカリフラワーのカルボナーラ風リゾットと、春菊とりんごのオニオンサラダ


「ごはんをサッと煮れば完成のリゾット風、この1セットでごはんもたんぱく質も野菜もとれます。春菊は生でもおいしい野菜、りんごの赤がいいアクセントにも。チキンも加えてクリスマスの夜ごはんにもおすすめです!
①まずリゾットの具材を切る→鍋で蒸し煮
②煮ている間に副菜を完成させる
③リゾットの仕上げ、ごはんと牛乳などを入れて煮る
という手順で作っていきますよ。」
材料(2人分)

【ベーコンとカリフラワーのカルボナーラ風リゾット】
【春菊とりんごのオニオンサラダ】
メイン「ベーコンとカリフラワーのカルボナーラ風リゾット」
作り方
- 1. ベーコンは1cm幅に切る。カリフラワーは小さめの小房に分ける。
- 2. 鍋にオリーブオイル、にんにくを入れて中火で熱し、香りが立ったら1を入れてサッと炒める。Aを加えて混ぜ、沸いたらふたをして弱火で7分ほど蒸し煮にする。

- 3. 卵は黄身と白身に分け、白身はボウルなどに入れて溶きほぐし、黄身は小皿などに取っておく。
- 4. 鍋にごはん、ピザ用チーズ、卵の白身、牛乳を加えてよく混ぜ、中火にして、チーズが溶けて全体がなじむまで2~3分煮る。

- 5. うつわに盛りつけ、卵の黄身をのせ、粗びき黒こしょうをふる。

副菜「春菊とりんごのオニオンサラダ」
作り方
- 1. 春菊は葉と茎を分けておく。葉はざく切り、茎はななめ薄切りにする。りんごは洗って皮つきのまま薄切りにし、くるみは3~4等分に手で割る。
市瀬さんポイント

春菊の茎をななめ薄切りにすることで、食感がよくなり、ドレッシングとのからみもよくなります。くるみは食感のアクセントに。余ったものは冷凍OK、次回サラダに凍ったまま割って入れられますよ。
- 2. ボウルにAを入れてよく混ぜ、1を加えて和える。


「サラダが出来たら、リゾットの工程3に戻って作っていきましょう。オニオンドレッシングはまとめて作り置きして、冷蔵庫で4~5日保存可能。私の大好きなドレッシングで、蒸し野菜にかけて食べてもおいしいですよー!」

