情報通のあの人に聞く、お取り寄せ鍋の名品

特集・鍋を楽しむ #1

2020.12.26

寒い季節にうれしい鍋料理、みなさんはどんな鍋が好きですか?今回より全3回、さまざまな「鍋」を楽しむ特集をお送りします。初回のテーマは「お取り寄せで楽しむ鍋」。

いろんな「変化」があった2020年。仕事も家事もそして「食」をめぐる環境も、大きく変化しました。みなさんの「おうちごはん」にも、たくさんの変化があったのではないでしょうか。外出や会食がなかなか難しい中ですが、一年間がんばったごほうびに、年末年始は「手間いらず!」のお鍋をおうちで楽しむのはいかがでしょう。

今回は、集英社『eclat』(エクラ)の編集長、長内育子さんにおすすめをうかがいました。材料を買い足したり切ったり、スープを薄める必要もなし!「食べる人」にも「作る人」にもうれしいお鍋です。

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お話を伺った人:
長内育子(おさない いくこ)さん

北海道出身。1989年集英社に入社、2018年『eclat』編集長に就任。大のおいしいもの好き、お酒好きで、また美容、ファッション、アート、文学など幅広い分野に造詣が深い。愛猫のアラン(@alain_cat)はインスタで約7万人のフォロワーを従える人気もの。


――
雑誌『eclat』は毎年冬に鍋特集のミニムックを付録にするのが名物となっており、長内さんはおいしい鍋の超・情報通です。

 さて、長内さんが教えてくださった『CROSS TOKYO』の「食労寿鍋」(くろすなべ)、早速注文してみました!こちらはどうやって知ったのですか?

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食労寿鍋セット 2~3人前 7,000円(税・送料別)
購入はCROSS TOKYO

仕事柄、美容ジャーナリストの方々とも交流があるのですが、ある方が「とてもおいしいですよ!」とすすめてくださって。味はもちろん、具材があらかじめ切られていて、手間がかからない。スープも薄めなくていいし、本当に下ごしらえ要らずなんです。

――お鍋セット、野菜を刻んだり、具材を買い足したりが必要なものは正直、面倒ですよね。封を開けるだけで済むのはかなり嬉しい。

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まず野菜なんですけど、ごく細に千切りされていながらシャキッと新鮮さがあって、嬉しくなりました。

――水菜、ニンジン、キャベツ、長ネギ、豆苗、ニラと種類も豊富ですね。ちなみに販売元の『CROSS TOKYO』は赤坂にある野菜料理をメインとしたレストラン。自社農園を持ち、そちらで育てた野菜も入っているそうです。

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お肉は「漢方三元豚」といって、ロースとバラ肉の2種類が入っています。

――飼料に14種類の漢方を配合して育てられた豚肉とのこと。バラ肉とロースが計300gずつ、かなりたっぷり。

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スープはいわゆる「レギューム ド ブイヨン(野菜のブイヨン)」、とてもやさしい風味でした。

――添えられた説明書によると「35種類以上の生薬・漢方・スパイス・ハーブをオリジナル比率で配合したものを入れ、スープにコクを出すため、丸鶏と豚足を入れうま味を追加」して、長時間煮込んだものとあります。

そしてさっきも言いましたが、濃縮タイプではないので薄める手間もかかりません。

――そういうの、微妙に面倒なんですよね(笑)。

そうそう(笑)。あと、途中で別の包装になっているハーブやスパイス「追い薬膳袋」を投入すると、より「薬膳」っぽい味わいに「味変」できるんです。

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――クコの実、ナツメ、カルダモンなどが入った「追い薬膳袋」ですね。ハーブ&スパイス感を強くしたい人は、こちらを投入してください。

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――そしてトッピングの「紅くるり大根」、普通の大根より辛みがおだやかで、甘みすら感じさせます。かかる手間といえば、これをおろすことだけ。

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――お鍋にスープをはって温めて…

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――細切り野菜と薄切り肉、どちらもすぐに火が通ります。下ごしらえも、調理時間もかからない鍋。

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さあ、いただきましょう。細切り野菜を豚肉で包むようにしていただくと、食感もいいし栄養バランスもよくなりますね。

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――つけダレは2種類ついてきました。右が「山椒&アーモンド香る 豆乳胡桃ごまダレ」、左が「八丈島無農薬レモンの自家製ポン酢」です。

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――まずは、ポン酢から。さっきおろした「紅くるり大根」のおろしも添えて。彩りもきれいになりますな。長内さん、いかがです?

華やかな見た目、レモンと漢方ハーブの香り、キリリとした酸味にシャキシャキの食感と、いろんなおいしさを感じられますね。

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――じゃあ、クルミごまダレを。うん、コクはあるのにしつこくなくて、加減がいいですねえ。

鍋って単調にもなりがちですが、肉も2種類、タレも2種あるといろんな味わい方ができていい。

ごちそうとしていただくのもいいですが、「ちょっと疲れているかな」というときにもおすすめしたい鍋。手間いらずのおいしい薬膳鍋ですから。ちなみに最後は、ごはんと卵で薬膳リゾットにしてスープまで全部、おいしくいただきました。薬膳と漢方のパワーをいただけた気がします。

今の状況が落ち着いて、いつかまたお客様を呼べるようになったら、この鍋で「大人な味のおもてなし」をしたいです。ドヤ顔で(笑)。

――長内さん、ご紹介ありがとうございました。

白央篤司

「食と暮らし」、郷土料理がテーマのフードライター。著書に『自炊力』(光文社新書)、『にっぽんのおにぎり』(理論社)など。料理家としても活動し、雑誌や食品メーカーへのレシピ提供も定期的に行っている。

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取材・文・撮影:白央篤司