料理家やフードライターが語り合う おすすめ調理アイテム

特別企画

2020.12.09

料理には欠かせない、様々な調理道具。包丁やまな板といった基本的なものにはじまり、便利なものが数多くありますよね。ただ、「ありすぎて何をどう選んだらいいか分からない」「場所もとるからミニマムにおさえたい」といった声もよく聞かれます。そして、世の料理上手がどんな道具を使っているか知りたい人も多いのでは? 今回は食に関わるベテランの皆さんに、調理道具についてのあれこれをたっぷり語っていただきました。

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お話を伺ったみなさん

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重信初江(しげのぶはつえ)さん

作りやすく、分かりやすい家庭料理のレシピに定評のある料理研究家。テレビ、料理雑誌など幅広く活躍中。近著に『味つけご飯とおみおつけ』(東京書籍)など。著書多数。

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辻村哲也(つじむらてつや)さん

プロダクトデザイナー兼料理人。出張料理や食イベントの開催を定期的に手掛ける。手間のかからない日常食のアイディアからハレの日のごちそうレシピまで、その守備範囲は広い。

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岡村理恵(おかむらりえ)さん

編集・ライター。料理雑誌の編集者を経てフリーランスに。食の企画をメインフィールドとし、そのキャリアは20年以上。自身も大の料理好き、日々のごはんをつづったSNS発信にファンも多い。

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白央篤司(はくおうあつし)

「食と暮らし」や郷土料理をテーマとするフードライター。家事としての料理を担当して5年目。今回は司会・進行も担当する。

意外にお役立ち!?ペラペラのプラまな板

白央

調理道具といっても幅広いし、数も多すぎる。まずは「ひとり暮らしを始めるにあたって、とりあえず必要なものって何?」ということをテーマに、語り合ってみませんか。

重信岡村辻村

………(しばし黙考)。

白央

いきなり言われても困りますよね(笑)。やっぱり包丁とまな板のセットはマストかと。ではそれぞれどういうものを選べばいいのか?

重信

じゃあまず、私から。厚みのある木のまな板も使ってますけど、薄いプラスチックのペラペラのものも使ってるんですよ。

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白央

100均ショップでもよく売られていますね。

重信

薄いまな板はサッと洗いやすいし、場所もとらない。ひとり暮らしで、料理はたまにという人だったら、あれで全然じゅうぶんだと思いますよ。

岡村

私はプラスチック製の大小、2つを持っています。普段は小さいのですんじゃいますね。ペラペラまな板は私も持っていて、キムチやニンニクなど、ニオイや色がつきやすいものを切るときに使ってます。やっぱり洗いやすいから。

重信

ペラペラのまな板は、切った具材を鍋に入れやすいのもいいよね。板をしならせれば、そのまま切ったものを入れられる。

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白央

包丁はどうでしょう。切れ味を考えたら、そりゃいいものに越したことはないけれど……。

岡村

最初からそんなに頑張らなくてもいいかな、と。

重信

でもね、最初から頑張らないとそのままずっといっちゃう。

白央

たしかに(笑)。

重信

包丁って何回も買い替えるものじゃないから、私は多少いいものを買ったほうがいいかなって思ったり。

辻村

多少っていくらぐらいですか?

重信

8,000円ぐらいかなあ。

白央

あ、私が今使ってるものがまさに。合羽橋の専門店で「どんな料理にも使いやすく、かつ一番お得な価格帯で」と丸投げでお願いしたんですよ。それで出されたのが、8,000円の三徳包丁。
※三徳包丁:肉、魚、野菜と幅広い食材に使える万能包丁

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重信

なかなか思い切れない値段かもだけど、そのぐらいは出してもいいかも。

白央

たしかに切れ味がとてもよくて、野菜を切るのがグンと楽しくなりました。と言っても「8,000円は高い」と思われる方は多そう。ここは「買いに行ってみて、一番安いのは避けたほうがいい」ぐらいのアドバイスはどうでしょうか。「下から2番目、できれば3番目ぐらいのを買う」であれば現実的ではないかと。

岡村

ネットショップ含め、買う場所によって「下から2番、3番目」もいろいろだから、「8,000円前後の三徳包丁」と決めちゃってよい気がします。ただ、それは高いなあと思ったら、3,000円くらいのでいいかと。
そして簡易的なものでいいから、包丁研ぎ道具を買うといいですよ。ちょっと研ぐだけでトマトも長ねぎもスパスパ切れるようになって、気持ちよく調理ができます。

重信

それと、選ぶときにもし握れるなら握ってみてほしい。手になじむかどうかってすごく大事だから。

鍋&フライパン おすすめ3点セット

辻村

鍋系については語らせてください。

白央重信岡村

どうぞどうぞ(笑)。

辻村

ひとり暮らしを始めるとき買いそろえるなら、

  • インスタントラーメン作るのにちょうどいい直径16㎝の片手鍋
  • パスタをゆでられる直径20㎝のフタ付き両手鍋
  • パスタを仕上げたり、炒め物したりする直径24㎝のフライパン

この3点セットがあればいろいろ間に合うと思います。

白央

おおー、明快! 鍋やフライパン買うときって、直径を考えるの大事ですよね。2㎝の差で使い勝手がかなり違ってしまう。たしかにその3つがあれば、ほぼまかなえそう。

岡村

そうですね。ただキッチンが狭くて置き場所に困る人も多い。もし鍋系で1個だけと考えるなら、私は直径24㎝で深さのあるフライパンを選びます。深さがあるとカレーや煮物も作れるし。炒めてから煮る、という工程もけっこう多いし。

白央

ちなみにフライパンは、フタつきのほうがいいでしょうか?

岡村

煮るとき、蒸し焼きするときに便利だから、あったほうがいいですね。あと、ほぼひとり分しか作らない生活か、他の人の分もよく作るかでも違うかと。誰かの分も作るなら、直径26㎝ぐらいあったほうがいい。

辻村

そこ重要ですね。

岡村

フライパンから思うのは、トングはあるといいんじゃないかな。

白央

たしかに! 肉や野菜を返すとき、箸より圧倒的にやりやすい。私はオーブントースターでコロッケとかパンを温めて出すときにも、トングをよく使います。100均のですけど、長年頑張ってくれてるな。

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重信

ザルとボウルも、やっぱり必要だよね。

辻村

僕は20cmの鍋にハマるサイズのセットがいいと思う。パスタをゆでつつ、ザルに野菜を入れて同時にゆでる、なんて合わせ技もできるし。

白央

ザルやボウルは取っ手付きのものと、無しのものがありますが、どちらがおすすめでしょう。

重信

取っ手付きのものかな。

岡村

水を切るにしても、移動させるときも使いやすいですよね。

白央

材質はどうですか?

重信

ステンレスのを使ってます。

岡村

ザルはステンレスのもの。ボウルは100均で買ったような耐熱のプラスチックのも使ってます。軽さがいい。

重信

あー、わかるわかる。

白央

私も軽さ重視派で、プラのセットとステンレスのザルが1つ。これでほぼ充分。ガラスのも持ってたけど、重くて次第に使わなくなってしまった。

重信

私もガラスのは仕事で使うことが多くて、普段はステンレスのを使ってしまう。軽いのがいいよね。

辻村

ボウルやザルって数あるほうが便利なんだけど、それは料理をわりにやる人かなあ。

岡村

複数あると便利だけど、最初はザルとボウル1セットでいいかもですね。足りないと思ったら買い足せばいいし。

辻村

ひとり用の料理だったらボウルを使わなくても、まな板を計画的に使えば間に合うかもしれない。刻んだもの寄せて、また刻んで。

菜箸のヒモ、切る・切らない?

白央

菜箸はどうですか。

重信

必要でしょう。

白央

100円ショップ行くと、よく大・中・小の3点菜箸セットとか売ってますよね。

重信

あれなんなんだろうねえ!?

辻村

「これが一番自分には使いやすい」ってのが決まると、あとは使わないことが多い(笑)。

重信岡村白央

そうそうそう(笑)。

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白央

菜箸のヒモ問題はどうですか、上のほうに穴開いてて、ヒモでくくられている、あれ。

重信

その場で切ります。

白央

うん、切ったほうが使いやすい。

辻村

切るものだと分かってるんだけど、僕は引っかけて乾かしたいんで切らない。引っかけておくとすぐ取れるし。

岡村

私は壺みたいなのにさしてます、菜箸とかいろいろ。

重信

私も壺派。

白央

うちも花瓶みたいなのにさしてますね。さて、ひとまず「ひとり暮らしで最初にそろえるなら」というテーマも出尽くしましたかね。

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重信

おたまも要るんじゃない?

岡村

計量スプーンとか計量カップを入れるかどうかですよね。

辻村

そこは、レシピ本などを見てやってみようと思う人かどうか。目盛りがついてる鍋も何気に便利なんですよね。

白央

ああ、なるほど。

重信

やっぱり計量スプーンは持っててほしい。料理し始めなら、ちゃんと計量して作ってみてほしいです。計量カップなら500mL入るのがひとつあればいい。

白央

インスタントラーメン作るのも、最初は水を計量して作ってみてほしいな。500mLの計量カップがあればちょうどいいですね。大さじ、小さじのセットも100円ショップで買えるようなものでじゅうぶん。

岡村

レシピを見ながら何か作るのであれば、キッチンスケールもあるといい。レシピだと「ニンジン1本、ジャガイモ1個」と書かれていることもありますが、大きさもふぞろいですから。重量が併記されている場合は、ちゃんと計量してやったほうが失敗なく作れる。


【まとめ】ひとり暮らしを始めるときにそろえたい料理道具

  • まな板
    100円ショップなどで売っているプラスチックの薄いものでもじゅうぶん。試してみて使いにくければ、厚みのあるものを(スーパーで1,000~1,500円程度)。
  • 包丁
    一度買ってしまうとなかなか買い替えないものの代表格。あまりに安いものは避けよう。できれば頑張って8,000円程度の三徳包丁を買えるとベスト。
  • 鍋&フライパン
    おすすめは、直径16㎝の片手鍋、直径20㎝の鍋、直径24㎝のフライパンのセット。1つで済ませるなら、直径24~26㎝の深さのあるフライパンで、炒め物、煮物両方を行うのもいい。フッ素樹脂加工されたものが洗いやすく、扱いやすい。
    ※来客が多いなど、誰かの分も作ることが多ければ直径26㎝のものがおすすめ。
  • ザルとボウル
    取っ手付きのプラスチック製が使いやすく、また値段的にも買いやすい。
  • 菜箸
  • おたま

レシピ本などを見て料理してみようと思う場合は…

  • 計量カップ(500mLまで計れるサイズのもの)
  • 大さじ 
  • 小さじ
  • キッチンスケール

4人それぞれのおすすめアイテムとは?

さて、基本的な調理道具について語っていただいた後は、みなさんの「お気に入り調理グッズ」について教えてもらいました。ユニークなものから、料理をグッとラクにしてくれるものまで、いろいろなアイテムが登場しますよ。

白央

それでは重信さんからお願いします。

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MARNA「ブタの落としぶた」

白央

読者さんにまず説明すると、これ新品ですと真っ白なものなんです。

辻村

シリコンってこんなに色染みるものなんですね(笑)。

重信

煮しまってるでしょ? これね、微妙な重量がいいんですよ。ほどよい重さで材料を押さえつけすぎず、落としぶたの役割を果たしてくれる。キッチンペーパーやアルミホイルだとこうはいかない。

岡村

全体に煮汁をまわしたいときに、落としぶた大事ですよね。

白央

鼻のところから湯気が出るのもかわいいんですよね。

重信

トマトなんか煮ると鼻血出てるみたいでその姿にもいやされるんですよ。

一同

(スタッフも含め全員爆笑)

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ののじ「キャベピィMAX」

重信

キャベツ専用ピーラーなんですけど、ほんっとに、ほんっとにキャベツの千切りが一瞬で超きれいにできるの。快感なんですよホントに……!

岡村

そう、感動するよね。

白央

二人とも、テレビショッピングの人みたいになってますよ(笑)。

重信

ホントにすごいんだって。

辻村

帰りに買ってみようかな(笑)。

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fog「リネンキッチンクロス」

重信

調理道具とは違うけど、何十年も愛用してるのが『fog』のキッチンクロス。リネンって曇りの日でも乾きやすいんですよ。こういう色合いのものは汚れも目立ちにくいし、1つ1,000円ちょっとで買えるのもいい。
※編集部注:2020年12月現在、1枚1,155円(税込)

白央

ベーシックな柄で、飽きのこない感じがまたいいですね。さて次は辻村さん、教えてください。

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無印良品「シリコーンジャムスプーン」

白央

人気ですねえ、これ。先が程よくしなって、ジャムなどの瓶から中身を残さず取り出せる。

辻村

僕、ほぼ毎日使ってるんです。炒め物でもなんでも使うし。

白央

小さすぎません?(※長さ約19㎝)

辻村

その近さがよくて。なんならチャーハンもこれで作る。

重信

すごーい!

辻村

和え物も炒め物もできるし、すくえるから味見もしやすい。正直言うと、もうちょい幅がほしくもあるんですけど、同じ無印の「シリコーン調理スプーン」だとデカすぎて。食材と手が近くて、繊細に動かせる感じがいいんです。
※編集部注:後日「シリコーン調理スプーン【スモール】」も発売されました。

岡村

シリコンのスプーンって、味噌ダレやマヨネーズソースなどを作ってかけるときにもいいですよね。ボウルから余さず中身を移せるし。

重信

ドレッシングとかもね。

辻村

パスタソースも!木べらだと、どうしてもフライパンにソースが残ってしまう。一番おいしいところじゃないですか。全部お皿に移したいと思うとシリコンが便利ですよね。油分もしっかり切れるから、洗い物もラクになるし。

重信岡村白央

すっごい分かります。

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oxo「ナイロンソフトターナー」

辻村

続いてこちら、形状が気に入ってます。例えばスペインオムレツをひっくり返すときなど、フライパンのギリギリから入れて返すときにすごく便利で。角度がついてるのと、ナイロン部分のしなり具合がよく、フライパンの形に添ってくれる。何度かモデルチェンジしてるんですが、合わせて15年以上使っています。

重信

ハンバーグ返すのにもよさそう。

辻村

そう! 目玉焼きやお好み焼きとか。

岡村

差し込む系ですね。

白央

なるほど、じゃあパンケーキやギョウザもいいだろうな。さあ、どんどんいきましょう。岡村さん、お願いします。

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韓国のマッコリカップ

岡村

10年以上前かな、韓国で買ってきたんです。切った食材をちょっと入れておきたいときの、小さいボウル代わりにいいんですよ。持ち手があるから移動させやすいし、軽いし。

重信

わかる。

岡村

あと卵を溶くのにもよくて。

白央

あ、1~2個分を溶くのにジャストな感じですね。

岡村

それからポテトチップスやおかきなんかを入れるのにもいい(笑)。見た目も含めて気に入ってます。日本でも今、荒物屋さんやネットで売られてますよ。

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和田商店「業務用プロおろし」

岡村

それから大根おろし器。下にシリコンのすべり止めが付いていて、太い大根を思いっきりおろしても動かない。何より仕上がりの粗さが好きなんです。けっこう粗くおろせるんですよ。

重信

そう! 大根おろし器ってものによって粗さが違うよねえ。

岡村

中に水切りがついてて、おろしながら水分をほどよく切れるのも便利で。

白央

私はセラミックのでやってる。

辻村

セラミックだと細かくなりすぎません?

白央

そうなんですよねえ、岡村さんのおすすめ、試してみよう。さて、最後は私だ。

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白央

特にメーカーがどこというのもないんですが、大さじ、小さじを選ぶときは、半分の目盛りがついてるものを買うといいよと伝えたくて。「小さじ1/2」とか「大さじ1と1/2」って表記、レシピによく出てくるでしょう。目盛りないものだと、慣れないうちは分かりにくい。もしくは「1/2量のさじ」も売ってますし。持ってきたこれは色分けされててとても使いやすい。

重信

どこで買ったの?

白央

大昔すぎて忘れちゃった(笑)。

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白央

あと、ミニサイズの泡立て器。うちはすごく使用頻度高いんです。合わせダレを作るときや、ドレッシング作るときに便利で。

重信

うん、似てるの持ってます。

白央

溶けにくい味噌やコチュジャンとか、あるじゃないですか。あらかじめ溶いておきたいときなどに活躍してくれる。地味な活躍だけど、うちでは欠かせない。ちなみに100円ショップで買いました。

岡村

便利な調理道具って、その人がどんな料理をよく作るかによって変わりますよね。

白央

まさにまさに。逆にいうと、その人がよく作る料理が分かると、何を買い足すべきかアドバイスもしやすい。

岡村

たとえばサラダが好きでよく作る人だったら、サラダスピナーがあるとずいぶん仕上がりは変わる。ただ場所はとるけれど……。

重信

最近は小さいスピナーもあるし、サラダ好きな人にはおすすめだよね。

白央

基本的なものから個人のお気に入り便利ツールと語ってきましたけど、調理道具は「憧れで買う」、というのもありますよね。

辻村

もう30年ぐらい前、ル・クルーゼの鍋でどうしてもメシが炊いてみたかった……。

岡村

わかります、流行りましたよねえ。

辻村

当時栃木に住んでたんですけど、渋谷まで車で買いに来ました。あれはもうホント、まさに憧れで買いました。テンション上がりました(笑)。

白央

持っているだけでも嬉しい、という調理道具。料理好きの人はありますよね。

重信

私、まだアシスタント時代に頑張って買った土鍋があるんですよ。ものすごくどっしりした保温性の高い土鍋。当時評判で、憧れて。使ってみた初日、置くところがなくて、炊いた後にホットカーペットの上に置いたんですよ。もちろん鍋敷きは使って。それでも熱を通しちゃって、ホットカーペットが溶けて壊れて……。

岡村辻村白央

えーっ!

重信

無理して土鍋買った上にホットカーペットまで買い替える羽目になりました(涙)。

白央

その鍋、その後どうしたんですか。

重信

以後、あまり使ってない(笑)。

白央篤司

「食と暮らし」、郷土料理がテーマのフードライター。著書に『自炊力』(光文社新書)、『にっぽんのおにぎり』(理論社)など。料理家としても活動し、雑誌や食品メーカーへのレシピ提供も定期的に行っている。

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取材・文:白央篤司
撮影:猪原悠(TRON)