「ママの頭の中」を可視化!枡田絵理奈流・7人家族でもイライラしない「抱え込まない」コツ メインビジュアル

「ママの頭の中」を可視化!枡田絵理奈流・7人家族でもイライラしない「抱え込まない」コツ

おうちごはんはこれでいい#9

PEOPLE
2026.10.22

ビデオポッドキャスト番組『おうちごはんはこれでいい』は、「自炊に疲れる気持ち」や「あえてがんばらないこと」を共有し、毎日のごはんを無理なく続けるための工夫や、上手な"頼り方"について語る番組です。今回のゲストは、アイスムでは「枡田絵理奈の聴くコラム」でもお馴染みのフリーアナウンサー 枡田絵理奈さんです。広島で3人のお子さんを育てながらお仕事をする枡田さんは、どのように日々をやりくりしているのでしょうか? 

お話を伺った人:枡田絵理奈さん

1985年12月25日生まれ。神奈川県出身。2008年にTBSテレビに入社し、『チューボーですよ!』『ひるおび』などの番組で活躍。2014年に広島東洋カープの堂林翔太選手と結婚し、TBSテレビを退社。現在は広島で3人の子供の育児をしながらフリーアナウンサーとして活動。「アスリートフードマイスター3級」「食育実践プランナー」の資格を持つ。

音声を再生してお楽しみください。


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聞き手はフリーアナウンサーの川島葵さん(写真左)

川島

アイスムの「聴くコラム」、聴いてました!枡田さんのレシピを真似して、料理上手になったかのような気持ちで生活していました。

枡田

ありがとうございます。私も「枡田絵理奈 アイスム」で検索して、過去の自分のレシピを探すことがあります(笑)。

川島

枡田さんは3人のお子さんを育てながらお仕事もされていますが、いったいどのように生活をやりくりしているのでしょうか?

枡田

私の場合は本当に恵まれた環境で。今は広島で暮らしていて、両親は横浜在住なんですけど、両親が広島での暮らしを気に入って、一年のうち300日くらい広島で手伝ってくれているんです。

川島

すごい!ご両親が来てくださると安心ですよね。

枡田

「働きアリの法則」って知っていますか?アリの中には働きアリとそうじゃないアリがいるんですけど、働きアリだけを集めると、そのうちの一定数が働かなくなるそうなんです。まさに私と夫がそんな感じで。両親がいないときはすごくがんばるんですけど、両親が来てくれると急に甘えてしまって、動きがのんびりになります(笑)。

川島

ご両親がいらっしゃったとき、家事分担はあるんですか?

枡田

父は食器洗いとゴミ捨てとストックの整理で、母は洗濯で、私は料理です。あとは、私が子どもたちの宿題を見たりしています。

川島

素晴らしいバランスですね!

枡田

高齢の父が洗い物をしていると、ごめんねっていう気持ちになるんですけど、「自分のルールがあるから触らないで」って言われます。父には「これは自分の仕事だ」みたいな自覚があるらしくて、食洗機がいらないくらいきれいに予洗いしてから食洗機に入れてます。

川島

3人の子育てとお仕事をしていると、ちょっと忙しい日が続くこともあると思いますが、ふと力を抜けるタイミングってあるんでしょうか?

枡田

今年から一番下の子が小学生になって3人が同じところに通い始めたので、朝と夕方はバタバタして忙しいんですけど、仕事がない日の日中は自分の時間を作れるようになりました。すごくリフレッシュしやすくなりましたね。

川島

リフレッシュの方法ってありますか?

枡田

朝、子どもたちを送り出したあとに、紅茶とチョコレートでひと休みしてスイッチを入れています。

川島

至福の時間ですね。

枡田

最近始めたテクニックなんですけど、100均で小さなホワイトボードを買ってきて、それに「ママの頭の中」って書いて。で、そこに思いついたタスクをすべて書き出していくんです。「水泳カードにサイン書く」とか「銀行にお金を払いに行く」とか、小さなことも全部。それを見ながら紅茶を飲んで、「今日は何からやろうかな」って考えて…。達成して消していくのが気持ちいいんですよ。だからわざとタスクを細かく分けて書くんです。「夕飯を作る」じゃなくて、「食材を買いに行く」とか「メニューを考える」とか。

川島

それは、ご家族も見られるようなところに置いてあるんですか?

枡田

そうです。子どもたちが「ママ、これ忘れてるよ」とか教えてくれることも。「ママは暇そうに見えるかもしれないけど、実はこれだけの作業を抱えているんだよ」みたいな。ママの頭の中を家族が可視化できるようにしているんです。

川島

なるほど!枡田さんは日頃から穏やかそうですが、ご家族と過ごすときに心がけていることってありますか?

枡田

母親がご機嫌でいることが大事だと思うので、ちょっと手を抜いてでも、心に余白を作るようにしています。だから「泥棒が入ったのかな?」ってくらい散らかってる日もあるんですけど、でもそこでなるべくイライラしないように。まぁ、やっぱり夏休みの終わり頃はだんだんツノが生えてきそうになりましたけど(笑)。

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川島

ツノが生えそうなとき、何か対策をとったりは?

枡田

夫に話すようにしています。基本的に、「察してほしい」とは思わないようにしていて。
余裕がないときって、自分ばっかり忙しくて大変な気がしてしまうし、「私はこんなにがんばっているのに気づいてもらえない」って感じることもあると思うんですが、相手もエスパーではないし、それを言葉で伝えていないのに不機嫌になるのはちょっと違う気がするのです。
なので、「今私はこういうタスクを抱えていて、こういう状態なんだ」というのは丁寧に伝えるようにしています。
すると、夫も、手帳を持ってきて、ここは自分が担当できるよ!と一緒に解決しようとしてくれます。

川島

さっきのホワイトボードもそうですけど、頭の中を自分の中だけに留めておくのではなく、言葉にしてちゃんと伝えることをしているんですね。

枡田

はい。今年も、夏休みがあと数日しかないのに宿題がたくさん残っていたり、読書感想文がまるまる残っていたりして…。仕事から帰ってきた夫に「このままだと私、鬼になってしまいそう…」と言って、二人で分担したら、気持ちが軽くなりました。

川島

私だったら何も言わずにツノ生やしてました…。家族に言葉で伝えていくって大事ですよね。でも、家族でそれぞれのやり方があったりすると、ぶつかってしまうこともありませんか?

枡田

母が洗濯してくれるんですけど、「あ、私のおしゃれ着が乾燥機に入ってるぞ」みたいなことはありますね。でも、それは言いません。やっぱり感謝の気持ちを持って接するようにしていて。だからおしゃれ着は自分で洗うように分けています。家族がよかれと思ってやってくれることに文句を言うのは、ちょっと違うかな、と思うので。

川島

年齢の幅が広いご家族で暮らしていると、ごはんはどういったものを作るんですか?

枡田

今はもう子どもも大きいので、基本的にはみんな同じメニューです。

川島

でも、たくさん作らないといけないですよね。7人分ですもんね。

枡田

そうですね。だからパスタとかが大変。みんなの分を取り分けている間に麺が伸びちゃったりとか。

川島

料理をするとき、大切にしていることはありますか?

枡田

「自分が食べてテンションが上がるものを作る」ことを大切にしています。家族のためでもあるけれど、まずは自分がおいしいと思えるものを作る。そこは作っている人間の特権なので(笑)。

川島

ちなみに、今食べたいものは?

枡田

ちょっと辛くした韓国料理を作って食べたいです。子どもたちの分を取り分けたあとに辛くして。

川島

忙しい日々の中でも、自分へのごほうびを大切にされていることが伝わってきました!

熱々オイルがおいしい 薬味豆腐サラダ

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文:吉田サキ
撮影:猪原悠
レシピ:高山かづえ