パン入りのサーモンクリームスープ

耳で楽しむおいしいスープレシピ #8

2020.11.13

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スープ作家 有賀薫さんの声でお届けする“聴くレシピ”。今回は、秋から冬にかけて脂が乗っておいしい鮭を使った、「パン入りのサーモンクリームスープ」を作ります。とっても濃厚なスープで、体がポカポカ温まりますよ!クリームスープは作るのが大変そうというイメージがあるかもしれませんが、小麦粉を炒めて水や牛乳を加えるだけ。子どもにも大人気の味ですので、ぜひ聴きながら一緒にチャレンジしてみてください。

パン入りのサーモンクリームスープ


材料(2人分)

※4人分は倍の分量で同様に作れます。

  • 生鮭…2切れ
  • 長ねぎ…1/2本
  • ブロッコリー(冷凍)…6個 ※レンジなどで解凍しておきましょう
  • バター…大さじ2
  • 小麦粉…大さじ2
  • 塩…小さじ1/2
  • 牛乳…100mL
  • バゲット…2切れ

作り方

1. 生鮭2切れを、それぞれ4等分(食べやすい大きさ)に切る。軽く塩をふって下味をつけておく。

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  • 皮は取っても構いません。
  • トラウトサーモンの刺身を使うと、皮も骨もないので、小さなお子さまがいるご家庭におすすめです。
2. 長ねぎは縦半分に切り込みを入れてから、1cmくらいの幅に刻む。

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  • クリームスープと長ねぎは意外に合います。玉ねぎのように皮をむく必要もないので、長ねぎは重宝する食材なんです。
3. 20cmくらいの鍋を用意し、バターと長ねぎを入れて中火にかけて、焦げないように2分ほど炒める。

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  • 長ねぎが焦げて茶色くならないように気をつけましょう。
4. 長ねぎがしんなりしてきたら、小麦粉を入れ、2分ほど炒める(写真のようになるまで)。

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  • バターは焦げやすいので、火を弱めにしても。目を離さないようにしましょう。
  • 小麦粉を炒めると、クッキーを焼いたときのような、ふわっとした香りがしてきます。
5. 火を止め、水400mLを少しずつ加えながら混ぜていく。最初かたまりだったものが、だんだんなめらかに。

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  • 水は一度に加えるとダマになるので、少しずつ入れていくのがポイント。最初のうちは、大さじ1~2杯くらい少量ずつ入れては混ぜる、入れては混ぜるを繰り返しましょう。水を半量ほど入れたら、後は多めに加えても大丈夫です。
6. なめらかなスープになったら、再び火をつける。鮭を加えて、しっかり火が通るまで、沸騰してから約3分ほど煮る。

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  • 鮭はキッチンペーパーなどで余分な水分をふき取ってから入れましょう。
7. 煮ている間に、バゲットを一口サイズに切っておく。

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  • カンパーニュなど、硬いパンがおすすめです。食パンであれば、トーストしてから入れましょう。バゲットもトーストすると、さらにおいしいですよ。
  • パンはスープを吸って大きく膨らむので、スープに入れるのは少量にしましょう。
8. 鍋に塩小さじ1/2と牛乳100mLを加えて混ぜる。牛乳が温まってきたら、ブロッコリーを入れる。

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  • ブロッコリーは彩り野菜なので、煮込むというよりは、最後に入れて温めるイメージ。
  • じゃがいもやにんじんなどを入れて、具だくさんスープにしたい場合は、最初の段階で煮えにくいものを入れて、途中で鮭を入れるとうまくいきますよ。
9. 味見して、塩加減を調整して、パンを入れたら完成。

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  • 鮭の塩加減、鍋の大きさなどによって味が変わってくるので、必ず味見をしましょう。

おいしいポイント

  • クリームスープを上手に作るには、小麦粉の扱い方がポイント。小麦粉をよく炒めると、小麦粉の香ばしさが出て、とてもおいしいホワイトソースができます。炒めた時に少し茶色くなってしまっても、その後牛乳を加えると白くなるので大丈夫です。
  • パンは別に添えても良いですが、スープの中に入れるとボリュームが出て、満足感のあるスープになります。
  • このスープは濃厚なので、フレッシュなサラダなどを添えるのがおすすめ。また、酸味のあるドレッシングや酢の物も合いますよ。
  • 寒くなるとミルク系のスープがおいしいですよね!このクリームスープは、秋の根菜にもよく合うので、ぜひアレンジして作ってみてください。

有賀 薫

スープ作家。1964年生まれ、東京出身。ライター業のかたわら、家族の朝食に作り始めたスープを8年以上毎日続けている。スープの実験イベント“スープ・ラボ“はじめ、スープをテーマにしたイベントを多数開催。著書に『365日のめざましスープ』『帰り遅いけどこんなスープなら作れそう』『朝10分でできる スープ弁当』。

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撮影:木村琢也