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ごはんのお供やおつまみに!「サーモンアボカドのクリチーラー油和え」

枡田絵理奈の「聴くコラム」 #46

FAMILY
2024.05.17

元TBSアナウンサーで、現在は広島在住のフリーアナウンサー枡田絵理奈さんによる「聴くコラム」。毎回「食」や「暮らし」にまつわる様々なお話をしながら、枡田さんおすすめの「おうちごはん」を一品紹介してもらいます。

今回のテーマは、「アップデート」について。ちょっとした変化や新たに始めたことなど、暮らしや心のアップデートについてお話します。

またコラムの最後では、おうちで簡単に作ることができる、「サーモンアボカドのクリチーラー油和え」の作り方も。簡単でおいしい!レシピとともに、コラムをお楽しみください。


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新生活も少し落ち着いてやっと一息つける頃かと思いますが、みなさん、いかがお過ごしですか?

わが家は、娘が小学生になり、新生活がスタートしています。この時期は緊張で張り詰めていた心が少しゆるんで、どっと疲れが出てしまいそうな時期でもありますよね。子どもの変化をいつも以上に観察しながら過ごすようにしています。

みなさんもここ1か月ほどは、緊張しながらもがんばり続けてきた時期だと思うので、ごほうびを自分にあげるような、ほっとする時間をちょっとでも作ってみてはいかがでしょうか。

初めての挑戦!自宅で作るスパイスカレー

みなさん最近「アップデート」したことはありますか?

私は、まずお料理面ではスパイスカレーを作れるようになりました!昔からスパイスを使ってカレーを作るのに憧れていたのですが、なんとなくクセがありそう、子どもが苦手そうだと思っていて、甘口のカレールーを使っていたんですね。

そうしたら先日、アイスムのVoicy収録で編集部のみなさんから印度カリー子さんのレシピがおすすめですよとお聞きして。アイスムに載っている「スパイス3つで作るチキンカレー」のレシピを見てみました。

スパイスカレーって5個も10個もスパイスを用意して、いろいろと調合しなきゃ作れないと思っていたんですが、このレシピでは、ターメリック、クミン、コリアンダーの3種類でおいしいスパイスカレーができるんです。スパイスの頭文字をとって「タクコ」と呼ぶそう。3種類だけならハードルも低いし、ちょっと試してみようかなと、私もタクコを揃えてスパイスカレーを作ってみました。

レシピ自体とても分かりやすくて、ポイントをおさえたうえで、適当でいい部分も教えてくれるので、二度目からはレシピを見なくても作れるようになりました。

一度目はひき肉でキーマカレーっぽく作って、二度目は鶏肉でチキンカレーにしたんですが、どちらのカレーも、子どもたちがすごくおいしい!と食べてくれました。あと、夫がものすごく喜んでくれました。ルーを使ったカレーだと、カロリーが高めになってしまったり、小麦粉やバターが使われていたりするので少し重めになるんですよね。でもスパイスから作るカレーは、あっさりしていて食が進むし、胃がもたれないと夫が本当に喜んでいました。

私としても、スパイスでカレーを作れるってちょっとかっこいいなと感じるので(笑)、これは一つアップデートかなと思っています。

健康のためによく噛んで食べる

二つ目のアップデートは、本当にシンプルなことなんですけど、よく噛んで食べるようになりました。実は、これは2024年の目標でもあります。以前、できるだけ玄米を食べるというダイエットをしたときに、指導者の方に「最初の一口目は、とりあえず100回くらいは噛んでください。二口目も30回は噛んでください」と言われたんです。

TBS時代の私は、空き時間にささっとお弁当を食べるような暮らしをしていたので、早食いが身に付いてしまっていて、むしろ飲んでいたのかな?というくらいだったんですよね。しっかりと噛んで食べることを意識するということは、今から食べ物が体の中に送り込まれるよという合図にもなるそうで、よく噛むことで唾液がたくさん分泌されたり、胃液が出て消化しやすくなったりするそうです。

それにしっかり噛むと、味の奥深さみたいなものも今まで以上に感じるようになりました。少しずつ体重も減ってきたり、少量でお腹がいっぱいになるように感じています。最近は子どもたちも「ママと一緒に30回噛む」と言って、みんなでもぐもぐもぐもぐ!と一緒にやったりしています。

難しいことをしなくても、特別な道具を買わなくても、自分の意識一つだけで変えられるアップデートっていうものもあるんだなと感じました。

パーソナルカラー診断で勧められた色は…

もう一つ、ファッションのアップデートでパーソナルカラー診断を試しました。自分の顔の下にいろいろなカラーの生地を当てて、自分の肌によく似合う色はどんなものがあるかを調べるんです。

私はもともとベビーピンクや、ちょっとくすんだ淡いカラーが大好きなんですけども、カラー診断ではそれらの色がどんどん脱落していきまして、最終的に、あれ?笑点?と思うような…笑点の師匠たちが着ている着物のような色がずらっと並んでしまいました(笑)。

こんなにパキッとした紫は楽太郎(円楽)さんしか着ているの見たことがないよとか、これって木久扇師匠の色じゃない?という色ばかりが残って、ちょっとだけ複雑な気持ちにもなったんですが(笑)、診断士の方がいろいろな雑誌を参考に提案してくれたコーディネートを合わせてみると、確かにすごく素敵なんですよね。

自分に似合わない色だと顔の輪郭がぼけてしまって、なんとなくぼやっとしたり、目の下のクマが濃く見えたりもするんですけど、自分に似合う色の服を着ると、クマが消えて顔色が明るく見えたり、顎のラインがシャープに見えたりするんです。

ささやかですけども、選ぶ色によって全然違うんだなということを知って、これはすごいなと感じました。これをきっかけに、最近は洋服を選ぶときにも明るめの色に手が伸びるようになりました。

これまでクローゼットの中は、白、黒、紺、たまにグレー、薄いベビーピンクっていう感じだったんですけど、最近はもう、本当に笑点の衣装みたいな感じで、めちゃくちゃ明るいクローゼットになっています。

明るい色が並んだクローゼットを見ると、気分もすごく明るくなりますし、これから先はだんだん年齢を重ねても、明るい色をハッピーに着られるような人になっていきたいなとも思っています。

この年になって、今まで続けてきたことを変えてアップデートするというのはすごく楽しいし、ワクワクするし、またそこで自分が成長するような気持ちにもなるので、これからもちょっとずついろんなことにチャレンジして、アップデートしていきたいです。

みなさんのアップデートもぜひ教えてください。

心ゆくまで食べたい「サーモンアボカドのクリチーラー油和え」

聴くコラムで毎回ご紹介している、わが家のおうちごはん。今回ご紹介するのは「サーモンアボカドのクリチーラー油和え」です。火を使わずとっても簡単なレシピで、おいしいごはんのお供になります。


材料

  • スモークサーモン
  • アボカド
  • クリームチーズ
  • ちくわ
  • 食べるラー油

作り方

1. 材料をそれぞれ細かく刻む。(スモークサーモンは小さめ、クリームチーズはなるべく四角、アボカドはさいの目に。ちくわは包丁ではさみで穴からたてに切ってから細かく切ると小さく切りやすいです!)
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2. 1と、食べるラー油を多めに入れてよく和える。
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3. 器に盛ってできあがり!
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ねっとりとした食感が好きな人は、アボカドとクリームチーズをしっかりと混ぜるのもいいと思います。ねっとりとした食感と、食べるラー油のサクサクっとした食感、そしてちくわのプリッとした食感がそれぞれ楽しめます。わが家では、ほんのちょっとだけ固めのアボカドを使って、なるべくつぶさずに作っています。

春巻きの皮に包んで、オーブントースターで焼いてもおいしいです。春巻きの皮は生で食べることもできるので、揚げずにオーブントースターでパリッとするまで焼くだけでもOKです。包んで焼けば、スナック感覚で片手で食べることもできるので、ぜひみなさん試してみてくださいね。

さいごに

枡田絵理奈の聴くコラム、今回は「アップデート」についてお話ししました。みなさん、お楽しみいただけましたでしょうか?

そういえば最近、長女がアップデートしようとがんばっていることがあるんです。

寝る前に「ママ、右手を引っ張って。私、右手を長くしたいの」と言い出しまして…どうしたの?と聞いたら、「授業で手をあげてもなかなかさしてもらえないから、もっと手が長くなりたいの」とのことで、寝る前に娘の右手を引っ張っています(笑)。かわいいなと思いながら、「でも、右手ばかり伸びるとあれだから、左手もたまには引っ張ろうね」なんて話しているんですけど、愛しいな、この調子で小学校がんばってほしいな、と思っています。

ここでいただいたメッセージをご紹介します。

いつも楽しく聞いています。私も結婚して広島に住んで40年近くになります。枡田さんと同じ一男二女の母です。そして4人の孫がいます。枡田さんの広島生活の話を聞いて、私も結婚当初心細かったことや広島弁になれなかったことなど、自分の昔を思い出しました。

上の子が幼稚園の時に知り合ったお母さんたちとは、今でも仲良くしてもらっていて旅行に行ったり、悩みを聞いてもらったりと、なくてはならない存在になっています。広島は本当にいいところですよね。これからもずっと応援しています。広島のどこかで会えたらなあといつも思っています。

どうもありがとうございます!ゆめタウンに毎日行っていただければ、きっと会えると思います(笑)。こうやって広島生活の先輩からメッセージをいただけるのは本当にうれしいですね。

最近、子どもの役員活動を少しお手伝いしていたんですが、そうすると先輩ママたちから、「実は私も東京から広島にきて」というように声をかけていただいたりするんですよね。

そういうお話を聞けると、同じ境遇でがんばっている先輩たちがたくさんいるんだなと、私もすごく私も励みになりますし、そういう目線で私を見守ってくださっているんだなとうれしくもなります。みなさんからのメッセージ、本当にありがとうございます。

聴くコラムへの感想はアイスムのページにある感想リクエストを送るから送りいただけます。Voicyコメント欄でもOKです。みなさん、ぜひ気軽に送ってくださるとうれしいです。お待ちしています。

それでは、また次回お会いしましょう、枡田絵理奈でした!

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文・音声編集:佐々木沙枝
カバー写真:前康輔

長谷川あかりさんの無理なく楽しむ自炊レシピ