とうもろこしを使って夏の旬を食卓に
上田淳子さんの旬レシピ
夏の旬をおいしく食卓に取り入れてみませんか。今回はとうもころしを使います。ゆでてそのままもいいけれど、炊き込みごはんにしても抜群においしい。なるべくシンプルで、手軽な作り方を上田淳子さんに教わります。
今回の食材:とうもろこし

「太くて、ひげが茶色のものが鮮度よく、おいしいとうもろこし。粒にハリのあるものを選んでください。ポイントは『食べる日に買う』こと!時間が経つと、どんどん水気が失われて味も食感も悪くなりやすいのです。」(上田さん)
とうもろこしごはん
材料(作りやすい分量)
下準備
米を洗って水気を切り、炊飯器の内釜に入れ、2合の線まで水を入れて30分ほど浸水させる。浸水のときはできれば冷蔵庫へ。冷水から炊くとお米がより甘く炊き上がる。
作り方
- 1. とうもろこしは皮をむき、ひげを取る。半分に切って、切り口を下に立て、包丁で実を削るようにして粒を取る。
上田さんポイント
うまく取れなくてもあわてないで!身が残ったら、刃でこそげ落とすようにすればOKです。

- 2. 炊飯器の中に塩を入れて混ぜる。
上田さんポイント
塩気があってこそ、とうもろこしの甘みが引き立ちます。塩を入れるのは必ず浸水後、と覚えてください。浸水前に塩を入れると、お米に水分が入っていかないんです。
- 3. 炊飯器にとうもろこしと芯を入れて、炊飯する。炊き上がったら全体をふんわり混ぜほぐす。
炊飯器を開けた瞬間、立ち上がる湯気の甘い香りにうれしくなります。おにぎりにして食べるのもおすすめ。次回は秋めいてきた頃、ごぼう豚汁を教わりますので、どうぞお楽しみに。
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