平川大輔さんの声で作る「コロンビアのミルクスープ チャングア」
休日の朝にぴったりの“聴くレシピ”をお届けする「ボイレピ♪ 朝ごはん」。
第17回は、声優の平川大輔さんをナビゲーターに迎えて「コロンビアのミルクスープ チャングア」を作ります。長ねぎの青い部分を入れて煮込み、刻んだパクチーをたっぷり散らした爽やかなミルクスープ。世界各地の家庭の台所を訪れ、一緒に料理をしてきた岡根谷実里さんのレシピです。
料理の音は「しあわせの音」。世界の台所を探検する気分で、いつもとちょっと違う朝ごはんをお楽しみください。
材料(2人分)
作り方
- 1. 食パンをトースターにセットして、カリッとするくらいしっかりめに焼く。長ねぎは鍋に入る適当な大きさに切っておく。
- 2. 鍋に牛乳と水、ねぎを入れて火にかける。塩こしょうをしてかき混ぜ、強めの中火で沸騰するまで温める。
- 3. パクチーを細かく刻み、卵を一つずつ器に割っておく。
- 4. 沸騰したらねぎを取り出し、ぶくぶくしない程度に火を弱めたら、卵を一つずつ離れた場所にそっと入れる。刻んだパクチーを加え、卵に軽く火が通るまで3〜6分ほど弱火で加熱する。
- 5. トーストを一口大に切って器に入れる。その上にまずは卵、そしてスープを注ぎ、残しておいたパクチーを散らす。
おいしいポイント
岡根谷実里さんの現地エピソード
首都ボゴタの家庭で、「ボゴタの朝食だよ」と言いながら教えてくれました。コロンビアは小さい国ですが、多様な気候があり、食事の地域性がはっきりあるのです。ボゴタは富士山の6合目くらいの標高があり、冷涼な気候です。
パクチーは東南アジアのイメージが強いかもしれませんが、南米でもよく使います。東南アジアではトッピングとして使うことが多いですが、南米地域では煮始めに入れて出汁のように使うことも多く、パクチーの風味がないと「何か物足りない」と感じるのだそうです。あっさりしたスープですが、にんにくを入れるとガツンとした味わいになります。夏バテ気味や二日酔いの日には、ぜひにんにくを入れたチャングアも試してみてください。