鶏もも肉と長ねぎ、しめじの味噌スープ

耳で楽しむおいしいスープレシピ #9

2020.12.23

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スープ作家 有賀薫さんの声でお届けする“聴くレシピ”。今回は、お鍋がおいしい季節、長ねぎが旬の今、ぜひおすすめしたい!「鶏もも肉と長ねぎ、しめじの味噌スープ」を作ります。味噌汁なのかな?と思うかもしれませんが、今回のスープは“甘めの味噌煮込み”、あるいは“豚汁のルーツ”とも言える逸品です。しょうがが入っているので、体がポカポカ温まりますよ!さらに、お口直しとしてもう一品欲しいときに手軽に作れる副菜「浅漬け感覚のキャベツの塩もみ」もご紹介!ぜひ聴きながら一緒に作ってみてください。

 

鶏もも肉と長ねぎ、しめじの味噌スープ


材料(2~3人分)

  • 鶏もも肉ぶつ切り…300g(唐揚げ用)
  • 長ねぎ…1本(直径2㎝くらいの太いもの)
  • しめじ…1/2パック
  • しょうが(薄切り)…2枚
  • 味噌…大さじ3
  • 砂糖…小さじ1

作り方

1. 長ねぎは、1〜1.5cm幅で斜めに切る。

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  • 青い部分も一緒に入れて大丈夫です。(泥がついていることがあるので、洗ってください。)
2. しめじは、石づきを取って手で大きめにほぐす。

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  • しめじは、1本ずつバラバラというよりは、2~3本セットにしておくと、食べ応えがありますよ。
3. 鶏もも肉、長ねぎ、薄切りにしたしょうが、水700mL、最後に砂糖小さじ1を鍋に入れて、火にかける(中火)。

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  • 鶏もも肉は、大きいと感じたら、一口大サイズに切ってください。
  • 砂糖ではなく、みりんを入れても良いですよ。
4. 沸騰したらアクを取り、しめじと味噌の半量(大さじ1.5)を入れ、ふたをして5~6分煮込む。

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  • 鍋のふたを少しだけずらしておくと、鍋の中の温度が上がりすぎず、上手に煮込めます。
5. 鶏肉が煮えたら、残りの味噌(半量)を溶き入れて、完成!

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  • 味が足りなかったら、味噌を足してくださいね。

浅漬け感覚のキャベツの塩もみ

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材料(2人分)

  • キャベツ…3枚(150gくらい)
  • しょうが…1片(すりおろし)
  • 塩…小さじ1/3
  • ごま油…少々
  • ごま…少々

作り方

1. キャベツを食べやすい大きさにちぎり、ビニール袋に入れる。
2. 1にしょうが、塩、ごま油を入れ、軽く振り、キャベツがしんなりするまで手でもむ。
3. 冷蔵庫に20分入れる。
4. キャベツから出た水分を切り、器に盛って、ごまを振ったら完成!

おいしいポイント

  • 味噌を半量ずつ入れるのがポイント。最初に入れた味噌によって具材にしっかりと味が染み込み、最後に入れる味噌によって風味が出ます。
  • 今回は鶏肉以外に長ねぎとしめじを入れましたが、どんな野菜でも合いますよ。さつまいもを入れるとボリュームが出ます。
  • 塩もみは、きゅうりやにんじん、みょうがを入れてもおいしいですよ!

今年を振り返って

2020年はみなさんにとっていろいろな変化があった一年だったのではないでしょうか。

私自身を振り返りますと、春ごろからおうちにいる期間が始まり、外での料理イベントができなくなってしまって「さぁ、どうしよう」と思いました。そこで、自宅のキッチンから何かできないかということで、生配信を始めたんですよね。最初は何もわからなくて、知人に配信方法を聞いて、三脚を立てて、スマホを置いて、ひとりで夜中に配信をスタートしました。みなさんとつながることができて、すごく楽しかったですね。今までやりたくても忙しくてできなかったことが実現できて、これからも続けていきたいなと思えるきっかけになりました。

リモートワークが始まって、おうちで「三食」食べるようになった人が多かったのではないでしょうか。ごはんを「朝・晩」作るのと、「朝・昼・晩」作るのでは、全然違いますよね。朝から昼、昼から晩の間隔が短いので、「ずっとごはんのこと考えてるわ~」「大変!」なんて声もけっこう聞こえてきました。逆に「料理を楽しむ機会が増えた」という人や料理を始めた人も多かったと思いますが、ある男性から「昼ごはんを僕が担当しているんですけど、何作ったらいいですか?」という相談を受けました。「腕まくりして作るようなものではなくて、スープのように、簡単に作って食べて片づけられるようなものだと、毎日続けられて無理がないですよ」とアドバイスしました。

私が最近おすすめしているのは、一皿で、ごはんやパンにスープをかける食べ方です。抵抗のある人もいるかもしれませんが、パパッと作れて、サッと食べられて、それでいてすごく満足感があるので、リモートワークのお昼ごはんにぴったりですよ。ぜひやってみてください!私もごはんにかけるためのスープレシピをたくさん作っていますので、みなさんにどんどんご紹介していきたいと思っています。

有賀 薫

スープ作家。1964年生まれ、東京出身。ライター業のかたわら、家族の朝食に作り始めたスープを8年以上毎日続けている。スープの実験イベント“スープ・ラボ“はじめ、スープをテーマにしたイベントを多数開催。著書に『365日のめざましスープ』『帰り遅いけどこんなスープなら作れそう』『朝10分でできる スープ弁当』。

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撮影:木村琢也