新たまねぎとコーンの豚汁

耳で楽しむおいしいスープレシピ #13

2021.05.03

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スープ作家 有賀薫さんの声でお届けする“聴くレシピ”。今回は、有賀さんの新刊『有賀薫の豚汁レボリューション』にも掲載されている、春が旬の新たまねぎを使った「新たまねぎとコーンの豚汁」を作ります。甘い新たまねぎを使うと、やさしい味わいの豚汁になるんです。ぜひ聴きながら一緒に作ってみてくださいね!

 

新たまねぎとコーンの豚汁


材料(2~3人分)

  • 新たまねぎ…1個
  • 豚バラ薄切り肉…100g 
  • 缶詰または冷凍コーン…大さじ山盛り3
    ※冷凍の場合はあらかじめ解凍しておく
  • みそ…大さじ2と1/2
  • バター…10g

作り方

1. 新たまねぎをタテ半分、ヨコ半分に切ってから、タテ向きにざく切りする。バラバラに分けながら鍋に入れ、コーンを加える。

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  • 新たまねぎの皮は、どこまでむけばいいのか判断が難しいかもしれませんが、汚れているところが取れれば大丈夫です。
  • 切ったたまねぎをバラバラにしておくことで、後で火が通りやすくなります。
  • コーンの缶詰に入っている水分は切ってください。
2. 豚肉は5cm幅に切る。
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3. 鍋に入れたたまねぎとコーンの上に豚肉を広げる。そこに水100mLを加えて、ふたをしたら中火で10分、蒸し煮する。

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  • 蒸し煮をするので、きっちりとふたが閉まる鍋を用意してください。
  • 焦げないように、途中で鍋の様子を見てみましょう。もし水分がなくなっていたら、少し水を足してくださいね。
4. たまねぎが柔らかくなったら、水400mLを注ぎ、再び煮立つまで3〜4分煮込む。
  • このタイミングでお玉や味噌こしに味噌を入れ、鍋の中に入れておくと、味噌が温まって、後でサラサラッと溶けますよ。
5. 味噌を溶き入れて、少し沸かしたら火を止める。

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  • 新たまねぎは、とてもやさしい味わいなので、白みそを多めにブレンドしてみてもおいしいですよ。
6. 器に盛り付けて、バターを落としたら完成!
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おいしいポイント

  • 蒸し煮することで豚肉の旨みと新たまねぎの甘みが引き出されて、味噌とバターのコクがたまらないおいしさです。
  • たまねぎと豚の味噌汁だと簡単に考えつくと思いますが、ここにコーンを入れるところがポイント。じゃがいもとコーン、なすとコーンという組み合わせもおすすめです!コーンが入っていると、“嬉しさ感”がアップするように感じませんか?

簡単!おいしい!栄養満点!暮らしの完全食・豚汁を楽しもう!

皆さんがおうちで作っている豚汁は、何種類ありますか?私の場合は、野菜1品で作る(例えば、白菜と豚、大根と豚、ごぼうと豚)場合もありますし、2種類の具材を掛け合わせたり残り野菜で作ることもあれば、かたまり肉を使った“変わり豚汁”を作ることもあります。

豚汁は、忙しい日にも手軽に作れて、具だくさんで、汁とおかずを兼ね備えた“最強の汁物”なんです。食べるとホッと安心できますし、豚肉と野菜と発酵食品である味噌が入っているので、栄養面での安心感もありますよね。ごはんのおかずにもなれば、お酒のおつまみにも、次の日の朝ごはんにもなると思います。

そんな豚汁にフォーカスした新刊、『有賀薫の豚汁レボリューション』(家の光協会)が4月に発刊されました!今回の「新たまねぎとコーンの豚汁」も含め、一冊丸ごと豚汁レシピを掲載した、まさに“豚汁の革命本”となっています!

この本の大きな特長は、だしを使うレシピがほとんどないこと。野菜のおいしさを引き出し、そこに豚と味噌の旨みを加えることで、おいしい豚汁ができるようになっています。50のレシピを載せていて、例えばえのきとバターの「えのバタ豚汁」、トマトたっぷり「トマトン汁」など、パンに合うような豚汁も掲載しています。

“豚汁らしさ”として、器にも凝ってみました!豚汁はたっぷり食べたいと思うので、普通のお椀だけでなく、少し大きめのお椀を探しました。器の大きさは「cm」ではなく「寸」を使って表すのですが、豚汁に一番合うサイズは、5寸皿(直径約15cm)。どんぶりより少しだけ小さいイメージです。ぜひ器にも注目してご覧ください!

簡単、おいしい、安心、栄養もしっかり。そんな「暮らしの完全食」ともいえる豚汁を毎日の生活に取り入れると、食卓づくりがとても楽になります。「バラエティに富んだ豚汁を毎日作ってほしい」という気持ちでこの本を企画しました。ぜひ手に取っていただけたら嬉しいです!

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『有賀薫の豚汁レボリューション』(家の光協会)

有賀 薫

スープ作家。1964年生まれ、東京出身。ライター業のかたわら、家族の朝食に作り始めたスープを8年以上毎日続けている。スープの実験イベント“スープ・ラボ“はじめ、スープをテーマにしたイベントを多数開催。著書に『365日のめざましスープ』『帰り遅いけどこんなスープなら作れそう』『朝10分でできる スープ弁当』。

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撮影:木村琢也