お月見とろろ汁とさつまいものお焼き

耳で楽しむおいしいスープレシピ #26

2022.09.05

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スープ作家 有賀薫さんの声でお届けする“聴くレシピ”。今回は、月が美しい季節にぴったりの一品「お月見とろろ汁」をご紹介します。だしの効いたふわふわのとろろをごはんにかけて、卵の黄身をひとつ。中秋の名月を眺めながら、ほっとできる優しい一品をお楽しみください。さらに、余った卵白で作る「さつまいものお焼き」のレシピもご紹介します!ぜひ聴きながら一緒に作ってみてくださいね!

 

お月見とろろ汁


材料(2人分)

  • 長芋…250~300g
  • 白だし…大さじ2
  • 湯…100mL
  • ごはん…2膳分 ※できれば麦ごはん
  • 卵黄…2個
  • 刻み海苔(お好みで)

作り方

1. 100mLの湯に白だしを加えて混ぜる。

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  • 白だしは種類によって味の濃さが違うので、味見をして調整しましょう。そのまま飲むには濃いけれど、そばのつけつゆよりは薄いくらいがちょうどいいです。
2. 皮をむいた長芋をすりおろしてボウルに移す。

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  • 皮をむく時に手元の部分を4分の1くらい残しておくと、長芋をしっかりと握れます。4分の1のところまでおろしたら、最後は皮をむいて、気をつけながらすりましょう。
  • 手がかぶれやすい方は、キッチンペーパーで巻くといいですよ。
  • おろし金が安定しない場合は、下に濡れ布巾を敷いてください。
3. 2の長芋に1を少しずつ加えながら、箸を5〜6本束ねてよくかき立てる。

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  • 5〜6本束ねて使うと、箸の先が泡立て器のようになって混ぜやすいです。しっかり泡立てることで、空気を含み、ふわっとしたおいしいとろろ汁になります。
  • 水分が多い長芋もあるので、白だしは少しずつ様子を見ながらお好みのゆるさになるように入れましょう。
  • 食べる時に醤油を垂らすとおいしいので、とろろ汁の味は薄めにしましょう。
4. 3をごはんにかけて卵黄を落としたら完成!お好みで刻み海苔を散らす。

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  • ごはんの真ん中にくぼみをつけておくと、卵黄が収まりやすいです。
  • 余った卵白は冷凍が可能です。卵白を使う副菜も下記でご紹介します。

さつまいものお焼き

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材料

  • さつまいも…1/2本
  • 卵白…1個分
  • ビール(または炭酸水)…50mL
  • 小麦粉…大さじ3
  • 塩…ひとつまみ
  • 油…適量

作り方

1. さつまいもを3〜4mmの薄切りにして、レンジで2分ほど温めておく。
2. 卵白1個分を軽く泡立て、ビール(または炭酸水)50mLを混ぜる。
  • 小さめのボウルを使うと泡立てやすいです。卵白が切れてふわっとしてきたらOK。
3. 塩ひとつまみと小麦粉大さじ3をさっくり混ぜて衣を作る。
4. フライパンに多めの油を引き、衣をつけたさつまいもを弱めの中火で両面焼く。
  • さつまいもをレンジで温めるのは、焼き時間を短縮するためです。生から焼く場合は、弱火でじっくり焼くようにしてください。
  • フライパンに置く時、さつまいも同士がくっつかないよう、少し間を空けるといいですよ。
5. 熱いうちにパラッと塩を振ったら完成!

おいしいポイント

  • だしがほどよく効いたとろろ汁は、簡単に作れてふんわり優しい仕上がりです。
  • 秋堀りの長芋は、旨みと甘みが凝縮されて濃厚で、粘りが強いのが特徴。とろろ汁に向いています。
  • 副菜は、さつまいも以外に、れんこんやかぼちゃ、にんじん、ズッキーニなどでも作れます!ぜひ試してみてくださいね。

令和時代の「お月見」の楽しみ方

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今回はお月見メニューということで、満月に見立てた卵黄がど真ん中に輝くとろろ汁と、きれいな真ん丸が表現できるさつまいものお焼きを作りました。さつまいもを焼いてみたら、衣がクレーターのようになって、本物のお月様のようでした(笑)。

お月見は、子どもの頃はあまりやらなかったのですが、近頃は9月になると「月がきれいですね」なんて、SNSなどで見かけることも多くなりました。多くのイベントは同じ場所にいないと開催できませんが、お月見ってどこにいてもできるのがすごいですよね。今の時代はインターネットがありますから、遠く離れた人とコミュニケーションをとりながら同じ月が見られる、とっても素敵なイベントだと思うんです。

特別なごはんというよりは、里芋など季節の食材を取り入れたごはんをみんなで食べながら、お月見を楽しむのがいいのかなと思っています。

お知らせ

有賀薫さんの新刊『ライフ・スープ くらしが整う、わたしたちの新定番48品』(プレジデント社)が9月末に発売されます!

『ライフ・スープ くらしが整う、わたしたちの新定番48品』

有賀 薫

スープ作家。約10年間3500日以上、毎朝作り続けたスープを土台に、シンプルで作りやすいスープのレシピや暮らしの考え方を発信。雑誌・ウェブメディアなどの連載多数。著書に『スープ・レッスン1.2』(プレジデント社)、『朝10分でできる スープ弁当』(マガジンハウス/2020年レシピ本大賞入賞)など。2022年9月末に『ライフ・スープ くらしが整う、わたしたちの新定番48品』(プレジデント社)を刊行予定。

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撮影:木村琢也

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