渥美まゆ美さんに教わる、つくりおき二品「切り干し大根とにんじんのしりしり」「長芋ときゅうりの梅生姜浅漬け」

特集・豆皿で楽しむ #2

FOOD
2022.09.22

住まいや暮らしに関するテーマを取り扱うコミュニティ「UXD KURASHI LAB. 」の特別企画【365日を彩る豆皿の魔法】と連動して、全3回に渡ってお届けするつくりおきレシピ。テーマは「豆皿で楽しむ」です!余裕のある時に作っておいたつくりおきメニューを、その日の気分でお好きな豆皿に少しずつ盛り付ければ、いつものごはんがもっと楽しくなるかもしれません。

第2回のつくりおきレシピを教えてくれるのは、管理栄養士の渥美まゆ美さん。初心者におすすめの豆皿の選び方も紹介してくれました。豆皿に盛り付ける際のポイントも参考にしてみてください!

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教えてくれた人:渥美まゆ美さん

株式会社Smile meal代表取締役
管理栄養士・フードコーディネーター・フードプロデューサー
食を通して「おいしい」と「健康」を届ける。商品開発やメニュー開発、健康セミナー講師、出版、メディア出演等を中心に活動中。

切り干し大根とにんじんのしりしり

しゃきしゃきした歯ごたえがある切り干し大根は、煮るだけではなくサラダや炒め物にも便利。時間が経つと味がしみてくるので、つくりおきに向いています。水気が出にくいため、お弁当の色どりにも活用できます。ツナやサバ缶などを加えてアレンジしても。

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材料(3~4人分)

  • 切り干し大根…1袋(50g)
  • にんじん…1本
  • オリーブオイル…大さじ2
  • みりん…大さじ2
  • 塩…ふたつまみ

作り方

1. 切り干し大根は水で戻し、水気を切りざく切りにする。にんじんは千切りにする。
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2. フライパンに油を熱し、1を炒める。全体に油が回ったら、みりんを加えてさらに炒め、塩で味を調える。
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見た目がシンプルなので、形が特徴的な豆皿に盛り付けると、食卓に動きを作ることができるのでおすすめですよ!
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長芋ときゅうりの梅生姜浅漬け

包丁できれいに切るのではなく、たたいて不規則な形になった野菜は、豆皿にのせると見栄えするので、つくりおきの一品としておすすめです。彩りがシンプルになりすぎないように、アクセントで梅干しを入れて。連日食べても飽きない味わいなので、いつでもお好みの豆皿にのせて出すことができる便利な一品です。


材料(作りやすい量)

  • 長芋…200g
  • きゅうり…2本
  • 生姜…1/2片
  • 梅干し…1個
  • A白だし…小さじ2
  • A酢…大さじ2
  • Aしょうゆ…小さじ1

作り方

1. 長芋は皮をむいて袋に入れ、綿棒で一口大の大きさにたたく。きゅうりはヘタを落として袋に入れ、同様に綿棒で一口大の大きさにたたく。
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2. 生姜は千切りにする。梅干しは種を外して包丁でたたく。
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3. 2にAを混ぜ合わせ、1をあえる。
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涼しげな仕上がりに見せたいときは、ガラスの豆皿に盛り付けます。逆に、色のある豆皿に盛り付けると寒い季節でもしっくりくる雰囲気になるので、季節によって豆皿の質感を変えて使い分けても楽しいですよ!
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初心者はまずセットで揃えるのがおすすめ

基本的に豆皿に入れる一品は、冷蔵庫にあるつくりおきで、「あと一品」の栄養補給と彩りのプラスとして使うことが多いです。緑黄色野菜を使うと色がきれいですし、ビタミンやミネラルが多く含まれているので、少量で栄養素を補給できるところもメリットです。

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同じメーカーの豆皿だと、なんとなくトーンが揃って食卓のバランスがとれるので、初心者さんはセットで買うことをおすすめします。

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お気に入りの豆皿

主菜がどんなものでも合わせやすいように、よく使うお皿と似たような質感で、深すぎない豆皿を好んで使っています。質感を合わせるとテーブル全体がまとまった雰囲気になりますし、お皿の上にのせてもしっくりきます。また、家族で使う豆皿は形が揃っていない方が、食卓に出した時にテーブルが華やいだりもするので、あえて同じ形を揃えずに買うことが多いです。

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UXD KURASHI LAB. は、住まいや暮らしに関するテーマを取り扱うコミュニティです。「暮らしを楽しみ、自分らしい住まいを作っていく」をコンセプトに、暮らしに関する調査や、多種多様なジャンルのプロフェッショナルな方との座談会など様々なイベントを企画しています。参加者同士でアイデアを出し合ったり、アンケートに答えることを通じて、住まいや暮らしについて考えていきます。

アイスムと連動した企画も随時展開しています!

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