
ワタナベマキさんに教わる、夏のかんたんアレンジそうめんレシピ 3品
夏にうれしいさっぱり味のそうめんレシピを、ワタナベマキさんに教えてもらいました。梅やレモン、コチュジャンといった酸味や辛味のあるものを効果的に使った、暑い時期にぴったりな味わいはマキさんの真骨頂!ぜひお試しください。
※材料は2人分、完成写真はすべて1人前のものです。
梅だし大葉そうめん
材料(2人分)
作り方
- 1. 梅干しを手で崩して種ごとだし汁に加え、醬油を加えて混ぜ、冷蔵庫で冷やしておく。
- 2. 大葉は千切りにして、水にサッとさらし、水気をふいておく。
マキさんポイント
大葉はなるべく細く切ってください。そうめんにからみやすく、全体に香りが広がりやすくなります。
- 3. みょうが、しょうがは千切りにして、水に1分ほどさらし、水気をふいておく。
- 4. そうめんを袋の表示通りにゆで、ざるに上げたら氷水でしっかりともみ洗いし、水気を切っておく。
マキさんポイント
そうめんは氷水でもみ洗いしてぬめりを取り、ざるに押しあてるようにしてきっちり水気を切りましょう。つゆが薄まるとおいしさも半減!
- 5. そうめんに2を混ぜてうつわに盛り、1をかけて、3と削り節をのせる。
食べるときは梅干しのたねを取り除いてくださいね。やっぱり何かたんぱく質が入ったほうがおいしいので、削り節を加えています。普通のめんつゆもいいけれど、梅だしはさっぱりとして食欲のないときにもいいんです。豚しゃぶなどをつけて食べてもおいしいですよ。私は夏の間、よく冷蔵庫に作りおきしています。
蒸しなすとささみの香菜和え麺
材料(2人分)
作り方
- 1. なすはヘタとガクを取りのぞき、たて6等分に切って、水に1分ほどつけてアクを取る。水気を切って、耐熱皿にのせておく。
- 2. 鶏ささみはたてに切り目をいれて開き、すじがあれば取りのぞく。1にのせて全体に塩と酒をふる。
- 3. 2にラップをして、電子レンジ600wで4分加熱し、取り出してささみを裏返し、またラップをしてさらに1分加熱する。粗熱が取れるまでラップをしたままおく。
- 4. 汁気を軽く切り、ささみとなすを食べやすい大きさに手でさいて、Aと和え、ざく切りにした香菜を加え、全体を軽く混ぜる。
- 5. そうめんを袋の表示通りにゆで、ざるに上げたら氷水でしっかりともみ洗いし、水気を切ってうつわに盛り、4をのせる。
なすと鶏ささみのあっさりした味わいに、レモンの酸味とナンプラーのうまみがよく合って、夏らしい味わいになりますよ。そうめんでなく、細めのうどんや中華麺を使ってもおいしい。香菜が苦手なら、大葉や三つ葉など香りのある葉ものに代えてもOKです!
マキさんポイント
生のレモンを搾るときは、まな板で何度か転がしてから切り、フォークにはさむようにすると汁が出やすいですよ。
トマトコチュジャン麺
材料(2人分)
作り方
- 1. ボウルにAを入れて、しっかり混ぜる。
- 2. トマトは1.5cm角に切り、1に加えてよく混ぜ、冷蔵庫で冷やしておく。
マキさんポイント
トマトとたれを混ぜるとき、軽くトマトをつぶし気味に混ぜると、トマトのおいしさがたれに加わります。
- 3. 細ねぎは2cm長さのななめ切りにする。
- 4. そうめんを袋の表示通りにゆでる(このゆで汁で豚肉もゆでるので、捨てないで!)。そうめんをざるに上げたら氷水でしっかりともみ洗いし、水気を切っておく。
- 5. そうめんをゆでた鍋の火力を弱火にして、豚肉を入れ、ほぐしながら色が変わるまで火を通して、ざるにあげて少し冷ます。
マキさんポイント
ぐらぐら煮立っているところに豚肉を入れると、かたくなって食感が悪くなります。弱火にしてちょっと待つか、水少々を入れて温度を下げましょう。
- 6. 2をうつわに適量入れ、そうめんと豚肉をのせ、最後に残りの2をかける。小口切りにした細ねぎを散らす。
うちの夏の定番そうめんがこれなんです。豚しゃぶしゃぶ用肉はこの料理の場合だと脂の少ないものがおすすめ。トマトコチュジャンだれは焼いたお肉や白身魚などにかけてもおいしいんです。もちろん豆腐や焼いた厚揚げなどにも◎。