韓国風おにぎり「クレソン入りチュモクパプ」

ボルサリーノ関好江の笑食同源おしゃべりごはん #25

2022.04.28

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芸人ボルサリーノ関好江さんに料理を作ってもらいながら、おいしさのポイントなどを伺う本連載。今回のメニューは韓国風おにぎり「クレソン入りチュモクパプ」。ぷちぷち、カリカリ、さくさく。一口でいろんな食感が楽しめる愉快なおにぎりに、旬のクレソンをたっぷり混ぜ込んだ春の味わいです。

クレソン入りチュモクパプ


材料(2人分)

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  • 温かいごはん…180g〜200g(大盛1膳分くらい)
  • クレソン…6〜7本
  • とびこ…40g
  • たくあん…30g
  • 韓国のり…5g
  • マヨネーズ…小さじ2〜大さじ1
  • ごま油…小さじ1
  • 白ごま…大さじ1
  • 塩…少々
  • 大葉…4枚

作り方

1. クレソン、たくあんは粗みじんに切る。韓国のりは袋などに入れ、揉んでバラバラにする。
2. 温かいごはんとすべての材料をボウルに入れて混ぜる。
※塩は韓国のりを入れてから、味見をしてお好みで加える。
3. 2を8等分にしてラップで包み、小さいおにぎりにする。うち4つには大葉を巻く。
  • 油が多く、まとまりづらいので、ラップやビニール手袋を使って握ってください。

クレソンとごはんは相性抜群!

ピリッとした辛味とほのかな苦味、さわやかな香りが特徴的な春野菜、クレソン。その用途はお肉の付け合わせのみにあらず、お鍋やスープに入れたり、炒めたり、蒸したり、天ぷらにしたり、パスタにのせたり、ポテトサラダに和えたりと盛りだくさんです。

「昔は『ハンバーグに飾りで添えてある、ちょっと苦いやつ』っていう印象が強かったけど、割と自由度の高い野菜なんですよね」と関さん。

中でも関さんおすすめの調理法は「生のまま刻んで、ごはんと混ぜること」。

「クレソンとごはんってすごく合うんですよ。温かいごはんに刻んだクレソンと塩、オリーブオイルもしくはごま油を混ぜて、肉料理と合わせるとすごくおいしいんです。」

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「あ、そうそう!クレソンごはんには、わかめを足してもおいしいです。」

混ぜて、丸めるだけ

そんなクレソンとごはんの最強タッグを、韓国風おにぎり「チュモクパプ」とかけ合わせたのが今回のレシピです。ちなみに「チュモク」は「握りこぶし」、「パプ」は「ごはん」を意味する韓国語。つまりチュモクパプとは、丸くて小ぶりなおにぎりを指します。

作り方はとても簡単で、材料とごはんを混ぜて丸めるのみ。

混ぜ合わせる前に、クレソンとたくあんは粗みじん切りにします。

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「クレソンは粗めに切ると存在感が増します。クレソンが大好きという方は、もっと入れてもいいかもしれません。たくあんは黄色のものが合います。切り方は、そんなに細かくなくて大丈夫!」

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韓国のりは揉んでバラバラに。

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ビニール袋に入れてぎゅっと握ると……

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ものの数秒であっという間にほろほろになります。

家でごはんを振る舞う時には、おにぎりを用意する

さて。ボウルに温かいごはんを入れ、具材を全部入れたら、あとはもう混ぜるだけ。

「とびこがいつもよりたくさん入ってるから豪勢に見える!」と関さん。

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「とびこがない場合には、ツナとかを入れても良いと思います。ツナの方が手軽かもしれません。」

いわゆる日本のおにぎりとの大きな違いは、ごま油を入れること。さらにマヨネーズを加えることで、ついつい食べすぎてしまいそうな魅惑の味わいが生み出されます。

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塩以外の全部を入れ終えたら、まずは、具材が均等になるくらい、しゃもじなどでよく混ぜ合わせます。塩は、味を見ながら、お好みの量で調整します。

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おお。混ぜ合わせたごはんを見ると、この時点ですでに、料理の盛り付けにそろっていると美しいといわれる「青黄赤白黒」が全部入っている……!

おにぎりを丸める際には、ラップや手袋を使うと簡単にできます。大きさはお好みで。一口サイズくらいが良い場合には、ボウルの中のごはんを8等分にするとちょうど良い感じです。

量を見ながらごはんをラップの上にのせて……

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きゅっ!

丸めます。

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慣れた手つきでおにぎりを丸めていく関さん。普段からよくおにぎりを作るのだそう。

「家に人を呼んでごはんを食べる時は、いろんな大きさのおにぎりを作って、テーブルに置いておくようにしているんです。少しだけ食べたい人用に小さいやつと、しっかり食べたい人用に大きいやつと。そうすると結構みんな、つまんで食べてくれるんですよね。

今回のレシピのようなおにぎりを作る時もあれば、赤飯やおこわを丸めておくこともあります。そうそう、赤飯に赤かぶのお漬物を混ぜると、お酒のおつまみにもいいんですよ。」

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「おにぎりを置いておくのは、みんなに食べてもらうためでもありますが、自分自身のためでもあります。私、作って並べて、食べ始めた後はもう、席をあんまり立ちたくなくて。飲み食いしている途中で、ごはんをよそいにいきたくないの(笑)。」

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できました!

ありとあらゆる食感が詰まっている

そして大葉で彩りを添えたのがこちらの姿です。

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「今回はクレソンを主役にするために大葉は外に巻いたけど、刻んでごはんの中に入れてもおいしいんですよ」と関さん。

勢いよくほおばってみたところ……

おお、クレソンがかなり馴染んでいる!生のクレソンが持つピリリとした辛味が、ごはんやマヨネーズのふんわりとした甘さと混ざり合うことで、ちょっと角のとれた、心地よい刺激に進化しています。

クレソンとごはん、すごく合う!

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加えて、たくあんのカリッとした歯ごたえ、とびこのぷちぷち、白ごまのつぶつぶ感。あらゆる食感が一口の中にぎゅっと詰まっていて、まるで食体験の遊園地ではないか。楽しい!

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入れる具材をアレンジする際には、「『ぷちぷち』や『カリカリ』など、食感がおもしろいものを入れると楽しいと思います」と関さん。

「クレソンの代わりに、茹でた菜の花やせりを入れてもおいしいです。生の春菊もいけるかも!あとね。おにぎりにするだけじゃなくて、海苔巻きにしてみるのも良いと思います。この前、節分の時にハムを一緒に巻いてキムパ(韓国海苔巻き)にしてみたら、おいしかったんですよ。」

さまざまなアレンジが可能なレシピではありますが、クレソンとごはんの相性の良さにはぜひ一度触れてみてほしいです。地域によっては、クレソンが手に入りにくい場合もあるかもしれませんが、手に入れた際にはぜひ、試してみてほしいです。

<撮影こぼれ話>
この日は関さんのお誕生日が近かったので、撮影後にいちごのスイーツでささやかにお祝いしました。スイーツを写真におさめようとする関さんや編集部スタッフでしたが、なかなかおしゃれに撮れず…。苦戦していると、カメラマンさんが「主」と「従」を意識するといい、と撮り方のアドバイスをしてくれました。

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ボルサリーノ関好江

1971年2月15日、愛知県生まれ。吉本興業所属。山田真佐美とのお笑いコンビ「ボルサリーノ」で活躍中。芸人仲間に振る舞う料理に注目が集まり、食べると運気が上がると評判に。著書に『食べると人生が変わる!開運飯』『使いきり!レシピ』(マガジンハウス刊)など。

ネッシーあやこ

1981年群馬県生まれ。ライター兼イラストレーター。主な執筆領域は、体験、 食レポ、食・働き方に関するインタビューなど。

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取材・文:ネッシーあやこ
撮影:美坂広宣(SHAKTI)
フードスタイリング:松井あゆこ(Smile meal)

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