ニラとひき肉のとろみスープ

耳で楽しむおいしいスープレシピ #12

2021.04.05

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スープ作家 有賀薫さんの声でお届けする“聴くレシピ”。なんとこのたび一周年を迎えました!これからも聴きながら一緒に作って、楽しんでいただけたら嬉しいです!
12回目となる今回は、「ニラとひき肉のとろみスープ」を作ります。ニラは一年を通して食べられる食材ですが、春のニラはやわらかく香りも良いので、シンプルなスープにぴったり。さわやかな中華の風味で、ごはんにかけてもおいしいですよ。また、簡単に作れる副菜として、「ザーサイともやしのナムル」のレシピもご紹介します!

 

ニラとひき肉のとろみスープ


材料(2~3人分)

  • ニラ…1束(100g)
  • 鶏ひき肉(もも肉)…150g
    ※むね肉でも構いません。
  • しょうが…1片
  • 輪切り唐辛子…少々
  • ナンプラー…大さじ1
    ※ない場合は、塩(小さじ1)で代用できます。
  • 片栗粉…大さじ1

作り方

1. しょうがを薄切りに、ニラを1cm幅に切る。

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  • しょうがは香り付けのためなので、2~3枚あれば大丈夫です。
  • ニラは幅と同じ長さで、真四角になるように切ります。スープになった時に、口の中にサラサラ入っていきますよ。
2. 鍋に鶏ひき肉、しょうが、唐辛子、水600mLを入れ、強火にかける。

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  • 輪切り唐辛子は、最初から入れると辛みが引き出されます。辛いのが苦手な方やお子さんが食べる場合には、入れなくても大丈夫です。最後に一味唐辛子などを振りかけても。
  • 水を入れながら箸でほぐしておくと、ひき肉がダマになりません。
3. 沸騰したらアクをすくう。弱火で1~2分煮て、ナンプラーを加える。

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  • 鶏のアクはにおいが強いので、しっかり取りましょう。長時間かけて少しずつ取るのではなく、強火にしてある程度アクが出たところで、一気にすくいます。
  • ナンプラーは炒め物やスープなどを作る際、少しだけ味の変化を付けるのに便利です。意外と塩辛いので入れすぎに注意。このレシピでは「少し薄味かな」と思うくらいでも大丈夫です。
4. 片栗粉を倍量の水で溶いて加える。最後にニラを加え、30秒くらい煮たら、火を止めて完成!

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  • 片栗粉を入れる時は、「少しずつ」「混ぜながら」というのが基本。いっぺんに入れるとダマになってしまいます。入れてから少し加熱することで、とろみがついてきます。
  • ニラは余熱でも火が通るので、味もとろみも付けてから、最後に入れます。
  • 味見をして、味が薄い時はナンプラー(または塩)で調整してくださいね。

ザーサイともやしのナムル

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材料

  • もやし…1袋
  • ザーサイ…適量
  • 白ごま…適量
  • 塩…2つまみ
  • ごま油…小さじ半分

作り方

1. もやしを耐熱ボウルに入れる。
2. ラップをふんわりとかけて電子レンジに入れ、600ワットで2分半〜3分加熱する。
3. ザルで水分をしっかり切ったら、塩とごま油であえる。
4. ザーサイと白ごまを加え、混ぜたら完成!

おいしいポイント

  • 春のニラの香りやみずみずしさを存分に味わえるメニューです。スープのとろみでお腹がポカポカ温まるので、とっても満足感があります。
  • 副菜は、もやし以外の野菜…きのこ、ほうれんそう、千切り大根など、何でも応用可能です。肉料理の付け合わせやチャーハンなどに添える一品として、また、ラーメンのトッピングにもおすすめ。ラー油と塩でピリ辛に作ると、ビールが進むおつまみになります。豆もやしで作ってもおいしいですよ。

献立に困った時の「逃げ道」を用意しておこう!

これまで多くの方から料理に関するご相談を受けてきましたが、皆さんのお悩みのナンバーワンは、「きょうの献立何にしよう?」なんですよね。分かります!私もメニュー尽きてしまいます!

困り果てた末、「何食べたい?」と、つい家族に聞いてしまいますが、すごく良いアイディアが返ってくることってないんですよね。不思議でならないんですけど(笑)。例えば「コロッケが食べたい」と夜6時に言われても、無理ですよね。冷蔵庫にほとんど何も入っていないから、その中で作れるものをぐるぐる考えているのですが、聞かれた方はそういう事情を知らないので、良いアイディアが出なくても仕方がないんです。

そういう時は「逃げ道」を予めいくつか考えておくと良いかもしれません。缶詰め、麺類、鉄板焼きなど、簡単で家族が必ず喜ぶメニューを。それがカップラーメンでも良いんですよね。あらかじめ用意しておいて、「きょうはダメだな」という時、そこにパッと逃げる。たとえ「逃げ道」であっても、一つの立派な献立だと私は思います。

ニラ もやし 鶏肉

有賀 薫

スープ作家。1964年生まれ、東京出身。ライター業のかたわら、家族の朝食に作り始めたスープを8年以上毎日続けている。スープの実験イベント“スープ・ラボ“はじめ、スープをテーマにしたイベントを多数開催。著書に『365日のめざましスープ』『帰り遅いけどこんなスープなら作れそう』『朝10分でできる スープ弁当』。

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撮影:木村琢也