きゅうりとみょうが、卵のスープ/かぼちゃとレーズンのサラダ

耳で楽しむおいしいスープレシピ #16

FOOD
2021.07.23

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スープ作家 有賀薫さんの声でお届けする“聴くレシピ”。暑い夏には、さっぱりとしたスープはいかがでしょうか?今回は、きゅうりがパリッとおいしい「きゅうりとみょうが、卵のスープ」を作ります!コンロの前に立っているのもつらい夏ですが、このスープはパパッと短時間で作れますよ。また、こちらも簡単に作れる副菜として、「かぼちゃとレーズンのサラダ」のレシピもご紹介します。ぜひ聴きながら一緒に作ってみてくださいね!

 

きゅうりとみょうが、卵のスープ


材料(2~3人分)

  • 豚肩ロース肉(薄切り)…100g ※豚バラでもOK
  • きゅうり…1本
  • みょうが…2個
  • 卵…1個
  • 顆粒中華スープの素…小さじ1/4
  • 塩…小さじ1/3
  • こしょう…少々
  • 酢…少々(お好みで)

作り方

1. きゅうりはタテ半分に割って(=半割り)、斜め切りにする。

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  • きゅうりはそのまま切るとコロコロ転がりますが、半割りにして切り口を下にすると、安定して切りやすいです。
  • 曲がっているきゅうりは、まずヨコ半分に切ってから、タテ半分に切ると切りやすいですよ。
2. みょうがは半割りにする。
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3. 豚肉は食べやすい大きさに切る。

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  • こま切れ肉であれば切らなくてもいいかもしれませんが、もし大きければ3~4cmくらいの大きさに切りましょう。
4. 鍋に600mLの水を入れて沸かし、顆粒中華スープの素を入れ、豚肉を加えて煮る。

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  • きゅうりからは旨みが出ないので、顆粒中華スープの素を味の補助として少しだけ使います。入れすぎると中華スープそのままの味になってしまうので気を付けましょう。
  • 薄切り肉は広げるように入れます。ぐらぐら煮立てず、弱めの中火くらいでやさしく煮ると、やわらかく茹で上がります。
5. アクをすくったら、きゅうりとみょうがを入れ、2分ほど煮る。塩、こしょうで味をつける。
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6. 卵を溶いて、少しずつ加える。卵が浮かび上がってきたら、お好みで酢を入れて、完成!

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  • 溶き卵を入れる際、おはしやお玉で具をよけながら少しずつ入れると、卵がふわっと自然に広がり、かき玉が上手にできますよ。
  • きゅうりもみょうがも生で食べられるので、さっと煮るだけでOK!

かぼちゃとレーズンのサラダ

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材料

  • 冷凍のかぼちゃ…1袋の半分くらい
  • レーズン…適量(ドライフルーツやナッツ類でも)
  • マヨネーズ…適量
  • はちみつ…お好みで

作り方

1. 冷凍のかぼちゃをレンジで温めて、適当な大きさに切り、ボウルに入れる。
  • 皮は付いたままでも取り除いても、どちらでも構いません。少し緑が見える程度に皮を残しておくと見栄えがいいかもしれません。
2. マヨネーズであえ、レーズンを入れて混ぜる。
  • マヨネーズを入れる前に、少し冷ましましょう。熱いうちに入れると、マヨネーズが分離してしまいます。
3. お好みではちみつを加えたら、完成!

おいしいポイント

  • きゅうりは、年中いつでも手に入りますが、本来は夏が旬。水分をたっぷり含むので、夏のからだにもぴったりの野菜なんです。生で食べることが多いと思いますが、今回のように少し加熱すると「パリッと感」が増しておいしくなりますよ。
  • みょうがは薄切りにすることが多いと思いますが、今回は半割りにしました。ごろっとみょうがを食べるのが、このスープのおいしさの一つです!
  • きゅうりは加熱すると色が濃くなります。きゅうりの緑、みょうがの赤と卵の黄で、とても彩りがきれいなスープです。
  • 「かぼちゃとレーズンのサラダ」は、いろいろなアレンジが可能です。お好きなドライフルーツ、くるみやアーモンドを砕いて入れてもおいしいです。また、隠し味にヨーグルトをほんのひとさじ入れると、酸味が効いておいしいですよ。それぞれのご家庭で好きな味が違うと思うので、ぜひいろいろな味を試してみてくださいね。

暑い夏にこそ、温かいスープを

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暑い夏は、つい温かい食べ物や飲み物を避けて、アイスや冷たい麦茶ばかりとってしまいますよね。ただ、冷房が効いている場所も多いので、からだは皆さんが思うよりもずっと冷えています。だから食事の時だけでも、温かいスープを食べるのはすごくおすすめです。コトコトと長い時間煮込むのは厳しくても、ササッと作れる「クイックスープ」は、長い時間コンロの前に立たなくて済むので、夏向きの料理だと思います。ぜひ暑い夏にも、温かいスープを作ってみてください。

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撮影:木村琢也