なにもしたくない日を救済してくれる、ふらおさんのひらめきレシピ3品

特別企画

FOOD
2025.08.07

アイスムとnoteによる投稿コンテストの受賞者で、作りやすい手間なしレシピがSNSで大人気のふらおさんが、初のレシピ本『なにもしたくない日のひらめきレシピ』(扶桑社)を出版。疲れてヘトヘトでも作れる、「その手があったのか!」というアイディアレシピがたくさん掲載されています。今回はその中から、「忙しいときの救済レシピ」にぴったりの3品をご紹介します。

ツナチー焼きピーマン

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副菜としても主菜としても活躍するレシピ。そのままでも食べられるツナ缶を使うので、火の通りを心配する必要がなく、缶の中で混ぜてしまえば洗い物も少なくて済みます!
仕上げに粗挽き黒こしょうや七味唐辛子、刻みのりなどを散らしても。


材料(2〜3人分)

    • ピーマン(半分に切ってタネを取る)…3個(100g)
    • ツナ缶(油漬け)…小1缶(70g)
    • マヨネーズ…大さじ1
    • ピザ用チーズ…20〜30g

作り方

1. ツナは油を切り、マヨネーズを加える。
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2. 缶の中で混ぜ、6等分にする。
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3. 耐熱皿にピーマンをのせ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で1分加熱する。2を詰める。
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4. チーズをのせ、オーブントースター(1000W)で焼き色がつくまで焼く。

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  • ツナ缶は水煮でも可。ツナを詰めるときピーマンが不安定な場合は、くしゃくしゃにしたアルミホイルの上にのせ、固定すると詰めやすい。

爆速白あえ

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豆腐の水切りは不要!混ぜるだけの「爆速」で作れるのがうれしいレシピです。


材料(2〜3人分)

    • 豆腐(木綿)…1丁(300〜350g)
    • わかめ(乾燥)…大さじ2
    • めんつゆ(4倍濃縮)…大さじ1

作り方

1. ファスナー付きポリ袋に豆腐、わかめを入れて混ぜる。均一に混ざったら5分ほどおく。
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2. めんつゆを加えて混ぜる。器に盛り、好みでかつお節適量(分量外)をのせる。

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  • わかめが豆腐の水分を吸うため、豆腐の水切りも、乾燥わかめを水で戻す作業も不要!

切り干し大根のみそ汁

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忙しいときでもさっと作れて、うまみたっぷりのほっとする味わいのみそ汁です。

材料と作り方(2人分)

1. 鍋に水300mL、切り干し大根(乾燥)10gを入れて中火にかける。煮立ったら弱火で3分ほど煮る。
2. 火を止め、みそ大さじ1を加えて混ぜる。器に盛り、好みで小ねぎ(小口切り)適量を散らす。

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  • 切り干し大根からうまみが出るので、だしは不要!別に水戻しをする手間もありません。

ふらおさんにとっての「忙しいときの救済レシピ」とは?

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私が料理を始めたのは、妻が育休から仕事に復帰するタイミングで、必要に迫られたことがきっかけ。

自分で料理してみて、初めて気がつきました。日々なにげなく買っていたお惣菜も、作ってもらっていたおかずも、自分で作ると想像以上に手間と時間がかかる…。

そんな中で、少しでも工程や材料を省いて、だけどちゃんとおいしいメニューを用意したい。そんな思いで考案し始めたのが「引き算レシピ」でした。

今回ご紹介したレシピをはじめ、鶏肉を切らずに作れる「鶏めし」、じゃがいもを茹でない「塩昆布ポテサラ」など、引き算してもおいしい時短レシピには、私自身とても助けられています。

初の書籍には、そんなレシピをぎゅっと119詰め込みました。このレシピたちが、忙しいときの献立決めに少しでもお役立ていただければうれしいです。

書籍情報

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『なにもしたくない日のひらめきレシピ』(扶桑社)
2025年5月30日発売
定価:1,650円(本体1,500円)
詳細はこちら

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