

休日の朝にぴったりの“聴くレシピ”をお届けする「ボイレピ♪ 朝ごはん」。
第九回は、声優の木村良平さんをナビゲーターに迎えて「ポットパイ風あったかシチュー」を作ります。ポットパイというと手間がかかりそうですが、冷凍パイシートを伸ばして具材にのせるだけの簡単「ポットパイ風」なら失敗することなく、サクサク食感を楽しめます。さらに、余ったパイシートで作れる「シナモンスティックパイ」のレシピもご紹介!管理栄養士さん監修による、朝に必要な栄養素がきちんと詰まった朝ごはんレシピです。
料理の音は「しあわせの音」。栄養たっぷりの朝ごはんで楽しく一日をスタートしてください。
材料(2人分)
※4人分は倍の分量で同様に作れます。
- ポットパイ風あったかシチュー
- 鶏こま切れ肉…100g
- 玉ねぎ…1/4個
- しめじ…1/4パック
- 冷凍ほうれん草…40g
- にんにく(すりおろし)…小さじ1
- バター…10g
- 塩、こしょう…少々
- 薄力粉…大さじ1
- 牛乳…100mL
- 冷凍パイシート…2/3枚
- オリーブオイル…適量
- パルメザンチーズ…大さじ2
- スティックパイ
- 冷凍パイシート…1/3枚
- グラニュー糖…適量
- シナモンパウダー…適量
「ポットパイ風あったかシチュー」の作り方
- 1. 玉ねぎ1/4個を繊維に沿ってスライスする。
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- 2. しめじは石づきを切り落とし、手でほぐす。
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- しめじは食物繊維が豊富で、カサ増しもできるので、積極的に取り入れたい万能な食材です。
- 3. 温めたフライパンにバターを広げ、鶏のこま切れ肉とにんにくのすりおろしを加えて強めの中火〜強火で炒める。玉ねぎ、しめじを加え、玉ねぎがしんなりするまで炒めたら、塩こしょうを振り入れる。
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- にんにくは市販のチューブタイプでもOK!直接フライパンに落とすと油がはねるので、鶏肉の上にのせて、絡めるようにして焼いていきます。
- 玉ねぎは少し透き通ってしんなりするまで炒めます。余裕があるときはあめ色になるまで弱火でじっくり炒めれば、大人の味に。
- 4. 3に冷凍ほうれん草を加えて軽く炒める。
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- 色の濃い野菜は、ビタミンやミネラルが豊富。冷凍野菜もうまく活用しましょう。
- 5. 火を弱め、4に小麦粉を振りかけたら、じっくり炒めながら具材と馴染ませる。小麦粉が馴染んだら、牛乳100mLを6〜7回に分けて、少しずつ注いで混ぜる。牛乳を全部加えたら火を止めて、パルメザンチーズの半分(大さじ1)を振り入れて混ぜ、耐熱皿に半分ずつよそう。
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- ダマにならないよう、牛乳を少しだけ注ぎ入れたら素早く木べらでのばすように混ぜ、ふつふつと煮立ってきたらまた少し注ぎ入れ…と繰り返します。
- 耐熱皿はトースターのサイズに合うものを使いましょう。
- 6. 冷凍パイシートを麺棒で1.5倍くらいの大きさにのばす。1/3枚はスティックパイのために取っておき、2/3枚は2つに切り分けて、それぞれ耐熱皿の大きさに手で広げて5の上にのせる。パイシートの表面にオリーブオイルを塗り、パルメザンチーズの残り半分を振りかけて、トースター(1200W)で10分焼く。
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- 冷凍パイシートは早くから室温に戻すと生地がやわらかくなりすぎてしまうので、使う直前に冷凍庫から取り出せば大丈夫です。
- 本来ポットパイは皿のふちまでパイで包みますが、今回は「ポットパイ風」なので具材が見えるようにのせるだけでOK!
- ツヤ出しは卵液の代わりにオリーブオイルを使います。
「シナモンスティックパイ」の作り方
- 1. まな板や台の上にラップを敷き、グラニュー糖を広げたら、パイシートをのせてその上にもグラニュー糖をまぶす。麺棒でパイシートにグラニュー糖を押し付けるように馴染ませる。
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- 2. 包丁で幅2cmくらいのスティック状に8等分し、ねじってアルミホイルの上に並べる。シナモンパウダーを振って、トースター(1200W)で7〜10分焼く。
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- パイシートは切ってもすぐにくっついてしまうので、切るたびに少し離しておくようにします。
- 切った形のままで焼いてもOKですが、2〜3回ねじって両端をつぶすようにすると、かわいい形に焼きあがります。
- 甘いのが苦手な方は、グラニュー糖のかわりに黒こしょうやパルメザンチーズもおすすめです。
おいしいポイント
- もっと具だくさんにしたい場合は、しめじの他にえのきやエリンギなどお好きなキノコを加えてください。
- 濃厚なホワイトソースにしたい場合は、ピザ用チーズを入れるのもおすすめです。
木村良平さんからのメッセージ

木村良平
1984年7月30日生まれ。3歳から子役として活動し、2009年に『東のエデン』滝沢朗役でテレビアニメ初主演を務める。主な出演作に、『黒子のバスケ』黄瀬涼太役、『坂道のアポロン』西見薫役、『銀の匙 Silver Spoon』八軒勇吾役など。
好きな朝ごはんは、ホイップクリームを摂取できるもの。
脚本・演出:飯村聖美
レシピ監修:渥美まゆ美(Smile meal)
イラスト:東麻マユカ