夏の名残のカレースープ

耳で楽しむおいしいスープレシピ #17

2021.08.31

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スープ作家 有賀薫さんの声でお届けする“聴くレシピ”。夏野菜がおいしく食べられる季節もあと少しとなりました。夏野菜は、出始めの頃は瑞々しく生で食べてもおいしいのですが、夏の終わりになると水分量が減って皮が硬くなってくるため、加熱料理がおすすめです。そこで今回ご紹介するのが、夏野菜がゴロッと入って彩り鮮やかな「夏の名残のカレースープ」。長時間煮込まないので忙しい日のお昼ごはんにもぴったりですし、カレーの風味が食欲をそそる逸品です。ぜひ聴きながら一緒に作ってみてくださいね!

 

夏の名残のカレースープ


材料(2人分)

  • ひき肉(合いびき)…100g
  • なす…2本
  • トマト(大)…1個
  • ししとう…6~8本
  • にんにく…1片
  • カレー粉…大さじ1
  • 塩…小さじ1
  • オリーブオイル…大さじ2

作り方

1. なすはヘタを取り、縦半分に切ってから、3cmほどの幅に切る。

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  • 新鮮ななすのヘタには、トゲがあるので気をつけましょう。
2. トマトはヘタを取って、ざく切りにする。にんにくは潰しておく。

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  • トマトは、まず半分に切ってから、切り口を下にしてざく切りすると、安定して切りやすいです。このあとの加熱で形がほぼなくなってしまうので、大きさはまちまちで構いません。
  • にんにくは、包丁の腹の部分で潰しておきましょう。
3. 深めのフライパンにオリーブオイルを熱し、ひき肉とにんにくを入れ、中火で焼き付ける。焦げ目が付いたらひっくり返す。

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  • オリーブオイルが多めに感じるかもしれませんが、カレースープなので少し多めの方がおいしいです。
  • ひき肉は、すぐに炒めず、なるべく大きく広げて、フライパンの底にたくさん付くようにして焼いてください。
4. なすを入れ、塩半量を加えて炒める。

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  • なすは、最初に皮を下にして炒めると、色がきれいに仕上がります。白い部分にも油をしっかり吸わせましょう。
  • 塩を入れると、野菜に味がしっかり付くだけでなく、野菜から水分が出て早く炒められます。
5. なすがしんなりしてきたら、ししとうとトマトを加え、残りの塩も加える。
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6. トマトの形が崩れてきたら、出てきたジュースを煮詰めるようにして3分ほど 炒める。
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7. カレー粉を加えて、よく混ぜる。

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  • カレー粉の量は、お好みで増やしてもOK!
8. 水350mLを加えて、煮立ったら、完成!

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  • 今回はトマトがかなり大きかったため、水を350mL加えていますが、野菜の大きさによって水の量を調整してください。

おいしいポイント

  • ひき肉を最初に焼き付けるところがポイント。つい混ぜたくなってしまうのですが、なるべく大きく広げて、焦げ目が付くまで触らないようにしましょう。こんがりした焼き目は、あとで旨みとして効いてきますよ。
  • トマトの酸味と旨みが溶け出していて、スパイスの香るとてもおいしいスープです。夏野菜の栄養と旨みがたっぷり詰まっていますので、夏バテ気味の方も、これを食べて元気になりましょう!
  • カレースープだけでもおいしいですが、ごはんやそうめんにも合いますので、ぜひ試してみてくださいね!

夏は「クイックカレースープ」がおすすめ!

夏はやっぱりカレーですよね!でも、コトコト長時間煮込むのは暑いので、なかなか気分が乗らないものです。でも今回ご紹介したような、野菜とお肉とカレー粉を入れるだけの「クイックカレースープ」でしたら、10〜15分くらいで完成します!もう少しスープを少なくしてスパイスカレーにしてもいいですし、野菜やお肉を変えて違うバリエーションを楽しむのも良いですね。夏の終わりに、ぜひチャレンジしてみてください!

ところで、今回使用したカレー粉と、カレールーの違いってご存知ですか?カレー粉は、カレーに合うスパイスをミックスしたもの。ターメリック、コリアンダー、クミン、チリパウダーなど、何十種類も配合していますが、塩と旨みの成分は入っていません。一方で、カレールーは、そのカレー粉に、ブイヨンやとろみになる小麦粉などを炒めたものを混ぜて固めたもので、これだけでカレーが完成します。今回のようにスープにカレー粉を使う場合には、塩を足し、肉や野菜を炒めて旨みを引き出すようにしましょう。逆にカレールーを使う場合は、塩を抜いてくださいね。

カレースープは、簡単に様々なアレンジを加えながら作ることができるので、ぜひいろいろ試してみてください!

有賀 薫

スープ作家。1964年生まれ、東京出身。ライター業のかたわら、家族の朝食に作り始めたスープを8年以上毎日続けている。スープの実験イベント“スープ・ラボ“はじめ、スープをテーマにしたイベントを多数開催。著書に『365日のめざましスープ』『帰り遅いけどこんなスープなら作れそう』『朝10分でできる スープ弁当』。

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撮影:木村琢也

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