
忙しい日のお助けレシピ、ジョーさん。に教わります!
手軽に作れて満足度の高い料理は、忙しい日の自分を救ってくれます。そんな料理が大得意のジョーさん。が、アイスム初登場です!自慢のレシピの中から選りすぐりの4点を教えてもらいました。忙しい日のお助け料理としてレパートリーにぜひ、加えてください。
これだけでごはんのおかずに!丼にしても◎
たまご煮
材料(2人分)
作り方
- 1. フライパンにごま油を引いて熱し、卵を割り入れたら、塩をふって中火で焼く。
- 2. 白身がかたまってきたら、Aを加える。
ポイント
ふちを軽くこんがりさせると、食べるとき香ばしくておいしい!
- 3. にんにく、しょうがを加えてひと混ぜし、粗びき黒こしょうをふる。
軽く焼いた卵を調味料で煮る、ポーチドエッグとも、卵焼きともまた違うレシピです。卵の焼き具合はお好みでOK。ごま油の香りがポイントになります。「まかないごはん」のようなもので、世に出すようなレシピとは思っていなかったのですが、アシスタントさんたちの「レシピ化してほしい!」というリクエストに押されました(笑)。
カルシウムもたんぱく質も一緒にとれる!
さば缶ボンゴレ風インスタントラーメン
※完成写真は1人前
材料(2人分)
作り方
- 1. フライパンにさば水煮缶を汁ごと入れて中火で熱し、くずさないように広げたら、水分が飛んで軽く焦げ目がつくまで加熱する。
ポイント
手間はここだけ!さば缶をそのまま加えるのではなく、軽くこんがりするぐらいまで熱することで香ばしくもなり、さばのクセも気にならなくなります。
フライパンはコート加工済みのものを使ってください。
- 2. 水を加えて沸騰させ、麺を加えてほぐれるまで2分ほど煮る。
- 3. 火を止めて、Aを加えて軽く混ぜたらうつわに盛る。オリーブオイルをかけ、小口ねぎを散らす。
魚介入りで、香りづけにオリーブオイルを使うところがボンゴレ風です(笑)。さば缶の塩気があるため、粉末スープは少し少なめに入れるとよいです。
「休みの日、お昼がインスタントになりがちで…」と罪悪感を抱く親御さんが多いと聞いて考えました。たんぱく質やカルシウムなどが摂れるさば缶はおすすめです!
即席昆布じめでおいしさ&満足度、倍増!
サーモンの塩昆布漬け丼
※完成写真は1人前
材料(2人分)
作り方
- 1. サーモンは厚めのななめ切りにする(お刺身になっているものでもOK!)。
- 2. 保存袋に1、みりん、塩昆布を入れて、全体を軽くもみ和える。空気を抜いて閉じ、冷蔵庫で20分おく。
- 3. ごはんをうつわに盛り、3をのせる。
お刺身を昆布ではさむ、昆布じめという技法がありますが、その簡単バージョンです。塩昆布の塩気で余計な水分が抜け、昆布のうまみも入り、ぐっとおいしくなります。お好みで卵黄をのせればさらにごちそう。白身の魚やまぐろでやってもおいしいです。ひと晩じっくり冷蔵庫でなじませるとおつまみにもいいですよ。
暑いシーズンのお手軽炊き込み決定版
枝豆とミニトマトの炊き込みごはん
※完成写真は1人前
材料(2~3人分)
作り方
- 1. 炊飯釜に米、Aを入れて、2合の目盛りまで水を加える。ミニトマト、むき枝豆も加えて、炊飯する。
- 2. 炊けたごはんにオリーブオイルを加えて、全体を混ぜる。うつわに盛ったら、粉チーズ、粗びき黒こしょうをふる。
夏っぽい食材の組み合わせ、枝豆の食感とトマトのうまみが楽しい一品です。仕上げにかけるオリーブオイルで香りがよくなり、全体もまとまります。洋風ではありますが、お味噌汁にも合いますよ!
ジョーさん。からのメッセージ
私の家は共働きで、母は働きながら私たちのごはんを作ってくれていました。
母は台所で立ちながら食事を済ませるような日々で、そんな母にも食卓についてもらって、一緒にごはんを食べたい!という思いから、台所の仕事を手伝うようになり、今では料理を仕事にしています。
幼少期から思いは変わらず、忙しい方を助けるレシピとはなんだろう?と今でも自問しながら仕事をしています。
一人でも多くの親御さんが、一秒でも長く食卓について、家族と過ごせる時間を増やせますように。
今回ご紹介したものが、少しでもその役に立てば嬉しいです。